【斉吉商店】 青森と北海道の産地訪問(1)
いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
7月11日から15日まで、急ぎ足でしたが、青森の陸奥湾から大間、北海道函館→道東→オホーツクまで魚を見に、また産地の現場を見に行きました。
今週は、青森の報告を・・・・
まず出発の朝、安波山からの気仙沼湾です。痛々しい姿ですが、山と海の美しさは変わりません。
行ってきます!(この景色、現実に自分の目で見ている時より、気仙沼の外に出ていて思いだす時のほうが可哀そうに思うのです。だから、外にいる人へ余計に心配をかけているんではないかと・・・そんなことを考えました。)
陸奥湾です。天気も良く、素晴らしい。
特にホタテを見ました。
宮城県は帆立養殖の南限といわれています。後で行くオホーツクは地まきですが、ここは気仙沼と同じ垂下式。そして規模が大きい!でも帆立の顔を見ると、海の様子が違うことが分かる。貝に付着している海藻が違うし、食べた時の食感も違う。
泊めていただいた菅沼商店さんで、ごちそうになったアワビと帆立。抜群に美味しかった。
これまでの気仙沼は様々な魚介類が揃いました。そして水揚げしたばかりの産物を原料にすることができました。本当に恵まれていたのです。
これからしばらくは他の産地とも連携をしなければならないと考えています。でも、それが逆に、すべてがあった時よりも、外からも気仙沼を見る機会になり、いろいろな 工夫が生まれるもとになるのではないかと考えています。他の産地では、震災前の気仙沼にあった悩みと同じ事が、つぶやかれれる事もありましたし、学びたい素晴らしい事も山ほどありました。
自分たちの再生の姿を鮮明にしていくための本当に良い時間となった5日間でした。
陸奥横浜の菅沼商店さんに深く感謝!お世話になりました。
ご覧いただき、ありがとうございます。
次回、大間→函館をご報告します。
斉吉商店 斉藤和枝