地域食材を使った商品のご紹介vol.4「雁月(がんづき)」
2023年5月13日
木村屋2号店「夢の樹マルシェ」ファンド
「雁月(がんづき)」は郷土菓子として陸前高田でも古くから親しまれておりました。
現在も各家庭で作られているところもあり、作る人の数だけ様々な種類・味があります。
「蒸しパンを少しずっしりさせたような食感」という説明をすることが多いのですが、地域や家庭によってもっちり、ねっとり、ぱさぱさと様々です。「道の駅高田松原」でも各事業者や個人の方の作った雁月をお求めいただけます(当店は納品しておりません)。
当店の雁月は創業当時から「気仙ゆべし」とともに作り続けています。
現在は醤油味・塩味の2種類があり、紫波を中心とした岩手県産の小麦粉「南部小麦」を、醤油味には地元の「ヤマニ醤油」様の醤油を使用しております。
また、地域食材ではありませんが、以前使用していたくるみに代わって「ピーカンナッツ」も使用しています。
「ピーカンナッツ」は現在、陸前高田市で産地化を目指し栽培している最中です。現在はアリゾナから輸入したものを使用しています。
このGW期間中は学生さんくらいの若いお客様方にも好評だった印象です。
郷土菓子という固定観念にとらわれず、色んな売り方の可能性を秘めている商品だなと感じています。
賞味期限が短いためセキュリテストアや通販では販売しておりませんが、機会があればぜひ店頭でお求めください!