東京都国立市「第52回天下市」に「４億年の大地」新米を出展

「関東の人には馴染みのない宮崎県五ヶ瀬町の米を広めるなら、一緒に出展してはいかがですか」

　東京都国立市のオーガニックストア「マザーズ国立」さん(現在は休業中)の申し出もあり、実際にどういう人々がどんな思いでお米を買い求めているのか、直接に肌で知る大きな目的のもと、歴史ある青空マーケット「国立天下市」に、先月11月3日〜5日と出展して参りました。

　例年だと同じ国立市にある一橋大学の学園祭と連動するところでしたが、今年は試験日と重なり、天下市が単独で開催されました。
　JR国立駅から南に一直線に伸びる大通り。かつては滑走路だったそうですが、一橋大学のキャンパスを挟むその大通りの両側歩道に、ずらりと出展ブースが並びました。
　話によると、毎年３日間で延べ50万人以上もの来場者があるという一大イベントです。



「四億年の大地」米、できたばかりのヒノヒカリ新米を、お買い求めしやすいよう５合ワンコイン(500円)にて陳列し、さらに、地元五ヶ瀬町の田んぼの水源から平成の名水百選にも選出されている「妙見神水」で炊いた試食米も用意しました。
　マザーズ国立のスタッフの方が見事なポップ看板を作っていただきました。まさしく、ここに書かれた通りのお米を紹介したのです。



　興味を示して頂いた人の多くは、やはり食の安全に意識の高い方々で、こちらも知らないような知識をたくさん教えていただきました。
　また、九州や宮崎を離れ、今は国立をはじめ関東各地にお住いの方々が、「九州」「宮崎」「五ヶ瀬」という表示に反応いただき、忘れていた方言で言葉をかわすという場面も、一度や二度ではありませんでした。




　初日にはなかなか客筋が読めず、用意した試食米がすぐに足りなくなるなどのトラブルもありましたが、３日間熱心に通い、並々ならない興味を示して頂いた方がいらっしゃるなど、売り上げはもちろんのこと、今後の展開を見据えたマーケティングリサーチの面からも、大きな実績を上げることができたと手応えを感じました。

　今回は事後報告となってしまいましたが、今後、このような催しを行う場合は、前もってお報せすると思います。その時はどうぞ、よろしくお願いいたします。