自然のなかに競争はない
2017年9月19日
マイファーム つくる通信ファンド
今回は株式会社マイファームの事業について、代表西辻一真氏の記事を抜粋してみなさまに紹介いたします。
西辻一真の書き物コーナー
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西辻一真の書き物コーナー
~前略~
これまではその距離が離れると「自然の速度に寄り添う生き方」「自然には勝てない」など大きな自然に対する無力さを忘れ、自分で時間をコントロールしようとし、自分で空間を作り出そうとしていくと考えていて、今もその認識は変わっていません。自然と離れるから、タイムリミットを設定して自然リスクというものから離れていく。経済社会の動きと同じで現代の農業も全く同じ形で進んでいます。しかし、最近新たなことに気づきました。
それは、「自然と人間の距離が離れていくと、やがて人間を二項対立軸と捉えて競争を始めてしまう」ということでした。人間の競争がこの世界のひずみを生み出していて、宗教対立も政治対立も普段の私たちの生活にいたるまで、その影響を受けています。スポーツの世界でさえも、本来は「自分との戦い」であるはずなのにいつの間にか相手との戦いになっていることも見受けられます。相手を倒す、相手に勝つ、相手より優れていることを示す。これが相手は「自然」だとすると勝ち目はないので自分がどう変わるか、自分の動きの先にどういう目的を置くのか、という話になってきます。
私は自分がどう変わるのか、自分の生き方に目的を置く社会が訪れることを切に願っています。だから自産自消がある社会を目指しています。
これまではその距離が離れると「自然の速度に寄り添う生き方」「自然には勝てない」など大きな自然に対する無力さを忘れ、自分で時間をコントロールしようとし、自分で空間を作り出そうとしていくと考えていて、今もその認識は変わっていません。自然と離れるから、タイムリミットを設定して自然リスクというものから離れていく。経済社会の動きと同じで現代の農業も全く同じ形で進んでいます。しかし、最近新たなことに気づきました。
それは、「自然と人間の距離が離れていくと、やがて人間を二項対立軸と捉えて競争を始めてしまう」ということでした。人間の競争がこの世界のひずみを生み出していて、宗教対立も政治対立も普段の私たちの生活にいたるまで、その影響を受けています。スポーツの世界でさえも、本来は「自分との戦い」であるはずなのにいつの間にか相手との戦いになっていることも見受けられます。相手を倒す、相手に勝つ、相手より優れていることを示す。これが相手は「自然」だとすると勝ち目はないので自分がどう変わるか、自分の動きの先にどういう目的を置くのか、という話になってきます。
私は自分がどう変わるのか、自分の生き方に目的を置く社会が訪れることを切に願っています。だから自産自消がある社会を目指しています。
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