未来を見据えた取り組み

2014年6月6日
京はばねろ 篠ソースファンド

「過疎地域」とは
 人口の著しい減少に伴って地域社会における活力が低下し、生産機能及び生活環境の整備等が他の地域に比較して低位にある地域の事を言います。
背景として若者の都市部への流出や雇用の場の不足等があり、その結果高齢化が進んでいる平成22年の過疎地域面積は国土の57.3%にあたる216,000平方km、過疎地域人口は8.8%の1120万人になっていると言われています。

 
「限界集落」とは
 過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になっている集落を指します。
限界集落を超えた集落は「超限界集落」から「消滅集落」と言う最終段階で人口0人となる無住の地となります。
2008年の最終報告では高齢者(65歳以上)が半数を占める集落が、7878集落(12.7%)あるとなっています。

 
弊社は、いずれも日本の食を守る、日本の土地を守るというスタンスでこれらの問題に取り組んでいる会社です。
農業という仕事が当たり前に職業としての選択肢の一つとなり、社会で生活をしていける職業として成り立つことが大事だと考えています。
 
高齢化の進んだ地域はいずれも荒廃していき、景観一つをとっても崩れていっているのが現状です。
都会ではお金を出せば必ず食べられ、均一の美味しい物が口にでき、スーパーでは価格競争で食べ物が並べられています。
 
しかし、それは都会に住む人たちの胃袋を満足させるための流通です。
農家の人、里山、地域を保っていることに繋がっていることを意識しているかどうかが大事であり、それらをおざなりにしていると、当たり前に食卓に並べられていた物が突然無くなるという危険性はいつでもあるのです。
 
「作る人間がいなくなれば、単に輸入すればいい」という対処ではもう取り返しがつかなってしまいます。
 
生きているモノを収穫するまでに時間がかかるのはもちろんですが、作物を作る土壌さえも年月をかけて育てていかなければなりません。
 
一歩一歩の歩みが長く終わりの無い世界ですが、続けていくことの意味が大きいのです。
信頼関係を作り上げるのも一日一日のお付き合いからです。
 
未来を見据えた食の問題、農地の問題、生き方の問題、それらをトータルに歯車一つずつを合わせていくような仕事を創造していくのが弊社の仕事なのです。
 
その一つとしてハバネロを生産していく、その商品を買っていただく。
それが京はばねろ篠ソース、100万本プロジェクトなのです。

 
次回では会社の方向性に何故ハバネロ生産なのかをお話しできればと思います。

 


地域の方と積極的にコミュニケーションと取っている高田社長。





生産者の方々と作戦会議です。

ファンド情報

京はばねろ 篠ソースファンド
有限会社篠ファーム
集まっている金額
5,160,000 円 / 21,000,000 円
一口
31,710
会計期間
- 年
参加人数
121
残り日数
途中終了

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