ニューヨークでの最高の経験「THINK COFFEE」を日本に (2):ニューヨークにあり日本にない空間感
こんにちは。THINK COFFEE Japan代表の田瀬和夫です。
アメリカないしニューヨークにご在住の方々、お住まいになったことのある方々には共感いただけるかもしれませんが、ニューヨークの建物の中のあの独特の空間感って、日本になかなかないと思われませんか?
光や色はさまざまなものの共通しているのは、
(1)天井が高くて空間そのものが大きく、圧倒的空圧を感じられる
(2)壁がレンガの場合が多くて、それが空気感に重みを与えている
(3)壁や床や天井を構成する素材がいい意味で「ざっくり雑」で、その印象や手触り感が圧倒的、
といったことではないでしょうか。
日本建築は日本建築として世界に誇るものです。
ただ、日本にある多くの中途半端なビルを中途半端に使うと、とても中途半端な空間になってしまう気がしています。
毎回一時帰国で日本に帰ってきているときに、"なんで日本のビルの中ってこんなに安っぽくなるんだろう?" と感じてしまっていました。
天井が低いことに始まり、壁紙はぺらぺら、床や天井は清潔ですが厚みや迫力を感じない。すべて「こぎれい」の中に収まってしまっていて、「圧倒的空気感」がある場所はほとんどありません。
写真はブリーカー通りのTHINK COFFEEの店舗ですが、たったこれだけの空間が日本にはめったにないのです。
今回、THINK COFFEEを日本に持ってくるにあたってまず私が実現したいことは、この空気感の再現です。
今回、神田錦町にある築50年のビルの「二階の床を半分抜く」という機会に巡り合っており、ビルそのものは私が好きだったニューヨークを持ってくるのに十分な素質を有しています。
ここに最高のチームであの空気感を再現しようと思います。
カフェの存在意義やESG・サステナビリティの初年度からの統合などいろいろお伝えしたいことはあるものの、おいおいご紹介をしていければと思います。
みなさん引き続きどうかよろしくお願いいたします。
田瀬和夫
THINK COFFEE Japan株式会社
代表取締役社長
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