リキッドバイオプシー研究会2023

昨日から東京・新宿の京王プラザでLiquid Biopsy研究会が開催されていました。
QD・岩手医大関係者からは合計5演題の発表がありましたが、国内の同分野のエキスパートが集まるこの研究会で5演題も発表できたこと誇りに思います。Liquid Biodpsyは日本語では「液体生検」といったところですが、そもそも「生検」は患者さんの体の一部を採取し顕微鏡で詳しく調べるこという意味です。したがって液体では生検はできないのですが、液体生検と言った場合は液状になっているヒトの体の一部、すなわち血液や尿から顕微鏡で見るのと同様の多彩な情報を得られることを意味します。私たちのがん再発モニタリングには、この液体生検の技術のうちデジタルPCRという技術を使用して行います。QD社はデジタルPCR試薬に関する特許を有しているため、特殊かつおそらくもっとも効果的な検査を行うことができることが示されています。今回の研究会ではいろいろな会社や大学の方々からOTS-アッセイや再発モニタリングに関するお声がけをいただきました。これからもよろしくお願いいたします。