「自産自消」のある社会とは
2017年9月20日
マイファーム つくる通信ファンド
私たちの会社「マイファーム」には創業以来、理念として掲げ、提唱してきたことがあります。それは「自産自消」のある社会作りを目指す、ということです。この「自産自消」とは、自分で野菜を作り、収穫し、自分で食べるところまでのことを意味しています。この「作る」「収穫する」「食べる」という一連の作業を通じ、自然と対峙したり、自分の世界観を深めたり、他人との共生を考えることができると信じています。そしてそこから、より豊かな生活が得られるのではないかと考えているのです。これはまさに、私が幼い頃に経験したことと同じなのです。ぜひ、一人でも多くの人に「自産自消」とその先にあるものを体感してもらいたいと思っています。
事業を始めるにあたり、「土に触れる」というきっかけ作りや、体験そのものをいかに提供するかがポイントだと思いました。そこを突き詰めて考えるうちに、「自産自消」という理念自体の世界観が深化したのです。それは「作る」「収穫する」「食べる」だけで完結するのではなく、その続きがあるということを発見した瞬間でした。自産自消を体験した人たちがその後、それを継続していくか否か、また、継続するにしても、趣味のレベルでいいのか、その先にある業のレベルを追求するのかを考えた時、道は先へと確実に広がるのです。 実際、収穫したものを食べた後、「あぁ楽しかった、あぁ美味しかった」というレベルに留まるだけの人はほとんどいませんでした。収穫のあとには必ずといっていいほど、自分だけでなく他の人にも食べてもらいたい、という思いが芽生えるのです。その先が趣味の領域であれば、お互いの野菜を褒め称えあう世界が広がりコミュニケーションが生まれます。業の領域であれば、作った作物に値段がつき、それはお金に還元されるでしょう。
その気づきをきっかけにし、当社は「自産自消」という理念は、「自産自消」の先も含め、「自産自消のある社会」だと定義の幅を広げました。そしてそれを、「自産自消の循環がある社会」と呼ぶことにしたのです。
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事業を始めるにあたり、「土に触れる」というきっかけ作りや、体験そのものをいかに提供するかがポイントだと思いました。そこを突き詰めて考えるうちに、「自産自消」という理念自体の世界観が深化したのです。それは「作る」「収穫する」「食べる」だけで完結するのではなく、その続きがあるということを発見した瞬間でした。自産自消を体験した人たちがその後、それを継続していくか否か、また、継続するにしても、趣味のレベルでいいのか、その先にある業のレベルを追求するのかを考えた時、道は先へと確実に広がるのです。 実際、収穫したものを食べた後、「あぁ楽しかった、あぁ美味しかった」というレベルに留まるだけの人はほとんどいませんでした。収穫のあとには必ずといっていいほど、自分だけでなく他の人にも食べてもらいたい、という思いが芽生えるのです。その先が趣味の領域であれば、お互いの野菜を褒め称えあう世界が広がりコミュニケーションが生まれます。業の領域であれば、作った作物に値段がつき、それはお金に還元されるでしょう。
その気づきをきっかけにし、当社は「自産自消」という理念は、「自産自消」の先も含め、「自産自消のある社会」だと定義の幅を広げました。そしてそれを、「自産自消の循環がある社会」と呼ぶことにしたのです。
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