イベント参加
2018年10月23日
加古川 うらいの志方和牛ファンド
皆様こんにちは!いつも応援ありがとうござます。有限会社うらいのファンド担当、川村です。
有限会社うらいは昨年度よりクラウドファンディングを初めに様々な新しい取り組みにチャレンジさせて頂いております。これもひとえにあなた様とお会いできたこのMSがあってこそだと痛感しております。
その新しいチャレンジの中でも特に従業員の中で人気が高い取り組みがイベント、催事への出店であります。従前は店頭販売のみに取り組んでいた当社ですが、待ちの商いのみではなく、自らが赴く攻めの商いを行い始めています。
今回は兵庫県明石市の明石城公園で兵庫県政150周年記念イベント「兵庫県民農林漁業祭」に参加してきました。兵庫県下より大小さまざまな企業が自信のある商品を持ち寄りお披露目、販売するイベントです。有限会社うらいは神戸ビーフで造ったコロッケ、ミンチカツ、そして地元のソウルフードであるカツメシ弁当をもって参戦。
販売価格はコロッケ200円、ミンチカツ300円、カツメシ弁当700円です。(全て税込)結果は2日間で40万ほどの売り上げを上げることが出来ました。
実は社内でもこの販売価格が高すぎるという反対意見が多数で今回のイベント参加は失敗に終わるだろうという意見が大多数でした。私の今回の目標は通常のイベント出展料を上回る出展料の支払いを行う事でした。少し回りくどい言い回しですが、今回参加させて頂いたブースの通常の料金は5万円で、今回参加させて頂いた出店時の条件が売り上げ金額の15%を納付、という契約になっていたのでそこのラインを目指していた、という事です。つまり33万4千円がボーダーであった、という状況で何とかそれを上回ることが出来たのです。
同じ条件で出店されていた企業でこのボーダーをクリアできた企業さんはいなかったそうなのでこれは成功と考えても良いのかな、と思っています。
話は変りましてイベント参加が従業員に人気なのですが、これは何故なんだろう、と考えた時に一番は達成感を感じることが出来るからなのではと思っています。普段は店舗である意味守られながらそれぞれの業務をこなしていますが、イベントに出店するとなると勿論の事当社の事を知らないお客様が大多数で自らがお客様一人一人と向きあい、課題を解決していく事が普段の業務では感じにくい価値なのかな、という印象です。お互いを信じ、認め合う事が出来なければ知らない土地で商いを行う事は出来ないのだなと思いました。勿論一番楽しんでいるのはほかならぬ私自身なのですが。
今回参加させて頂いたイベントにご来場くださり、当社の商品をお買い上げ下さったお客様一人一人と向き合い感じたことはBtoCのビジネスというよりCtoCのビジネスに近い気がしています。
私は有限会社うらいという会社に属する企業人ですが、当社のもつ性格というか顔と私自身やイベントに参加した当社の従業員が複雑に絡まりあい、醸し出したものがお客様と対峙し、その時に得られた評価だったと思っています。
今回得られた成果は当社の全体的な規模にすれば微々たるものですし、はたして本当に成功と呼んでいい物かという疑念は尽きませんがまずは小さなことからコツコツと、毎日の目標を達成できない者に大きな目標の達成は出来ないのではないかとひとまず自己評価。但しイベント終了までは一分一秒欠かさず自己否定し続け、もだえ苦しんでおりました。たかだかコロッケやミンチカツですが私には生涯をかけていることなので。
最後になりますがイベント出店時の様子をアップさせて頂きます。一枚目出しゃばっているの醜い男が私です。体はでかいのですがこの男がコロッケとミンチカツに悩んでいた男です。2枚目はお客様の子供さんに用意していた牛の被り物をかぶって頂いている所、3枚目はイベントブースの様子です。
最後まで読んでくださり有難うございました!