耕作放棄地という現代農業の負の遺産
2017年9月25日
マイファーム つくる通信ファンド
2005年の耕作放棄地の面積は38万ha、おそらく2010年にはもっと多くなっていることでしょう。この耕作放棄地と呼ばれる場所は、過去の先人が耕していた農地で現在はもう耕せなくなってしまった農地のことを指します。
この耕作放棄地は、実は日本の農業問題の行き着く終着点を可視化できる遺産であり、ここに日本の農業問題が集約されています。日本の農業問題として必ず鍵となってくるのは、「生計が立てられる職業ではない」という点にあり、ここから派生をして「子供に伝えなくない産業-後継者問題」「新しく農業を始めたい人が出てこない-担い手問題」となり、継続する人もでない、新しく始めたい人もいないという人材不足につながっています。そしてそれらの人々が利用するはずの農地が耕されなくなり耕作放棄地になっているのです。この耕作放棄地を再利用する人々が増えることにより、次第に農業全体が再生されていくことは目に見えていますが、その前に「生計を立てられる産業」へと変えなければ根本的には解決しません。その解決策は政府も民間も八方塞がりで、有効な打開策は未だ見出されていません。
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この耕作放棄地は、実は日本の農業問題の行き着く終着点を可視化できる遺産であり、ここに日本の農業問題が集約されています。日本の農業問題として必ず鍵となってくるのは、「生計が立てられる職業ではない」という点にあり、ここから派生をして「子供に伝えなくない産業-後継者問題」「新しく農業を始めたい人が出てこない-担い手問題」となり、継続する人もでない、新しく始めたい人もいないという人材不足につながっています。そしてそれらの人々が利用するはずの農地が耕されなくなり耕作放棄地になっているのです。この耕作放棄地を再利用する人々が増えることにより、次第に農業全体が再生されていくことは目に見えていますが、その前に「生計を立てられる産業」へと変えなければ根本的には解決しません。その解決策は政府も民間も八方塞がりで、有効な打開策は未だ見出されていません。
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