仕込蔵は築150年の土蔵！

12/4、今朝の気温はマイナス6℃。
日中も日差しがあるものの風も冷たく、
木曽の冬は足早にやってきました。

さて、当社では明治初期に建てられた土蔵を
仕込蔵として利用しています。



工事を2期に分けて、床面から壁の漆喰、タンク周りの足場までを改修して、
この先の100年を木祖村の地で酒造りし続けられるよう、
大切に大切に使用している土蔵です。

土蔵は非常に優秀な建物ですね。
外気がマイナス二桁台まで下がる日でも、室温は0℃以下にはなりません。
むしろ、醪の発酵熱もありますから、5℃程度を維持してくれます。

当然ながら、室温を管理するための暖房等は一切設置しておらず、
ここでも木祖村の環境をできるだけ補正しない酒造りに繋がっています。

皆さまにお届けするお酒は、この仕込蔵で醸されています！

あっという間に師走に差し掛かり、
湯川酒造店の事業年度もあっという間に半期が過ぎようとしています。
今期は7月に発表となったIWC2023 Champion Sake 獲得により、
大変多くのお客様に当社お酒、そして当社のことを知っていただく機会を頂きました。

お陰様で、月次が確定している7-10月の売上は前年同期比で180.3％、
7‐11月速報値で168.9％となりました。

心持も穏やかに、素晴らしい2023年の締めくくりができそうです。
どうぞ、お忙しい師走の最中ではございますが、
皆さまくれぐれもご自愛頂きまして、残りわずかではありますが、
素晴らしい2023年をお過ごしください。

株式会社湯川酒造店
​代表取締役　湯川尚子