1種類だけじゃない
2014年9月12日
京はばねろ 篠ソースファンド
弊社は世界の唐辛子を約30種類ほど栽培しております。

海外から輸入される唐辛子は乾燥したものばかりのため、それが国産で栽培されてフレッシュな生そのもので食べられるということで、評判が評判を呼んでお客様に喜んで頂いています。
例えば、インド、ネパール、ペルー、韓国、中国、イタリア、アメリカ合衆国などなど世界を旅したり暮らしていた方が、現地の本場の味を求めて生を欲しがっていらっしゃるのです。

今や日本では、世界中の料理が食べられます。それもレベルがどれもが高く、自国より美味しいと評判なのが日本の飲食店の特徴です。
こんな国ってそうそうないでしょう。
そんなニーズのある唐辛子を沢山生産している弊社イチオシなのが、ハバネロ。
唐辛子好きのアメリカ人が自宅の庭で育てているという話も最近よく聞きます。
しかし、ハバネロと一口に言っても実はいろいろと種類があることを皆さんはご存知ですか?
弊社はオレンジライプ、レッドサビナ、カリビアンレッドの3種類を栽培しています。
「京はばねろ 篠ソース」は、その中でもレッドサビナという品種のみを使用しています。
このレッドサビナはハバネロの中でもギネス登録した一番辛いもので、アメリカの保護品種(PVC)に登録され、厳守保存されている貴重な品種なのです。
(栽培をすることは問題ありません)
ただし、唐辛子類(青果)すべて中南米からの輸入は禁止されている上に、仮に輸入できたとしても流通時間が長く品質が低下してしまう、また今のところ需要も限られている、という点よりビジネスにはなりません。
そういうわけで、ハバネロ使用と言われる商品でも、どのハバネロを使用しているのか?はかなりのマニアな話になりますね。
そのような中、レッドサビナを求めて探している人達も世の中には沢山います。
ハバネロ以上に辛い唐辛子が見つかっているのにもかかわらずハバネロに取りつかれる魅力は一体何なのでしょうか?
インカ帝国の時代前から大事に守られてきた特別な唐辛子、ハバネロ。
ハバネロの名はキューバの首都・ハバナに由来するらしいのですが、ずっと昔は地元でどのような名前で呼ばれていたのでしょうか。
ハバネロロマンが広がると思いませんか?

