『大人のお子様ランチ』は、何故誕生したのか?
2017年11月11日
東京ライス「大人のお子様ランチ」ファンド
セキュリテさんに取材いただいた「プロジェクト概要」には載っていない「大人のお子様ランチ」誕生秘話を皆様にお届けいたします。
―――板原さんは東京ライスの開店前はウエディング事業に従事していたのですよね。何がきっかけで『大人のお子様ランチ』専門店に?

(板原さん)「はい、前職ではウエディングの施設を全国展開する企業にいて、結婚式のお仕事にどっぷり漬かっていました。しかし実績を積み上げていた最中、左遷とも言える九州の売上低迷店への異動が決まり、その時は今が人生を転換させるポイントなのかと、進退について考えていました。よく考えた末、異動を受け入れ、沈んだ気持ちで福岡空港を歩いていました。しかし気分が沈んでいてもお腹は空きます。そのとき入ったレストランに『トルコライス』という、長崎発祥の今でいうB級グルメがあったんです。」
―――このとき出会ったトルコライスは後の『東京ライス』の着想を得るきっかけになったということでしょうか。
「はい、きっかけになりました。トルコライスは一皿に色々なメニューがのっています。ピラフ、トンカツ、ナポリタン。僕は見た瞬間に「何これ!お子様ランチみたい...!」と感動しました。どこか懐かしいような既知感と共にトルコライスにすっかり魅了されました。沈んでいた気分はすくい上げられて、この時点ではぼんやりとですが、将来はトルコライスの専門店を日本全国展開すると面白そう...と考えるようになりました。その後、独立をして3年ほどウエディングコンサルタントの仕事を行っていましたが、東日本大震災の発生によって売上の半分を占めていた東北地方での仕事を一気に失い、様々な想いはありましたが、このタイミングで『やりたいことをやる』決意を固めたんです。」
いざトルコライスの専門店!でしたが・・・
「飲食店のテーマは決めていました。トルコライスの専門店です。東京でトルコライスの専門店を開店しようと、以前勤めていた会社の元料理長に声をかけました。彼も是非と言ってくれて、すぐにメニュー作の参考にするために、本場長崎でトルコライスを食べ歩きました。2日間で6食!盛り付け、味、乗っている食材、価格、客層など全てを観察しました。そうしたら東京で提供することを想定すると改善点がたくさん見つかって。」
―――そこまでトルコライスの研究を行っていたにも関わらず『大人のお子様ランチ』になったのはどういった経緯なのでしょうか?
「本場のトルコライスを食べ尽くし、たくさんの改善点がみつかり、東京に戻って何度も試作しました。改善をしていると、もうトルコライスではなく、別の食べ物になっていまして(笑)。元々、トルコライスには大人のお子様ランチという印象があり、私たちがやりたいのは、トルコライス専門店ではなく、大人のお子様ランチ専門店だとハッと気づきました。気分が沈んでいた時に元気をくれたトルコライス。しかし、トルコライスに惹かれた根底には、お子様ランチという家族皆の幸せな記憶が働きかけていたのだと思います。一皿にたくさんの種類の料理がのっているワクワク感やおおよその料理のチョイス、お子様ランチに通ずるものを無意識に感じ取っていたのだと。それからは大人が楽しめる『大人のお子様ランチ』専門店へと趣向を変更しました。」

―――なるほど。大人のお子様ランチを提供する店名を『東京ライス』と命名したのはトルコライスから、ということでしょうか。
「ええ、着想を得たのはトルコライスです。長崎発祥のトルコライスではなく、東京発信の大人向けのお子様ランチ『東京ライス』!大人のお子様ランチ店を開業するにあたりお子様ランチの歴史などを調べたら、お子様ランチは日本独特の食文化、お弁当文化の一つだったのです。僕は『この楽しい日本の食文化を日本だけではなく世界にも広げたい!』と思いました。しかし、お子様ランチ、というネーミングだけでは世界に伝わりづらい。『大人のお子様ランチと言えばあそこだよね』と言ってもらえるような、日本の首都である東京から発信する新しいお子様ランチの概念を構築するため『東京ライス』と名付けました。」
いかがでしたでしょうか。人生の挫折を味わったタイミングで偶然出会ったトルコライスから、大人が楽しめる『大人のお子様ランチ』専門店が誕生しました。
お子様ランチへの思いはこちらもぜひご覧ください。(ファンド概要へリンク)
ファンドへのご協力、どうぞ宜しくお願い致します。
―――板原さんは東京ライスの開店前はウエディング事業に従事していたのですよね。何がきっかけで『大人のお子様ランチ』専門店に?

(板原さん)「はい、前職ではウエディングの施設を全国展開する企業にいて、結婚式のお仕事にどっぷり漬かっていました。しかし実績を積み上げていた最中、左遷とも言える九州の売上低迷店への異動が決まり、その時は今が人生を転換させるポイントなのかと、進退について考えていました。よく考えた末、異動を受け入れ、沈んだ気持ちで福岡空港を歩いていました。しかし気分が沈んでいてもお腹は空きます。そのとき入ったレストランに『トルコライス』という、長崎発祥の今でいうB級グルメがあったんです。」
―――このとき出会ったトルコライスは後の『東京ライス』の着想を得るきっかけになったということでしょうか。
「はい、きっかけになりました。トルコライスは一皿に色々なメニューがのっています。ピラフ、トンカツ、ナポリタン。僕は見た瞬間に「何これ!お子様ランチみたい...!」と感動しました。どこか懐かしいような既知感と共にトルコライスにすっかり魅了されました。沈んでいた気分はすくい上げられて、この時点ではぼんやりとですが、将来はトルコライスの専門店を日本全国展開すると面白そう...と考えるようになりました。その後、独立をして3年ほどウエディングコンサルタントの仕事を行っていましたが、東日本大震災の発生によって売上の半分を占めていた東北地方での仕事を一気に失い、様々な想いはありましたが、このタイミングで『やりたいことをやる』決意を固めたんです。」
いざトルコライスの専門店!でしたが・・・
「飲食店のテーマは決めていました。トルコライスの専門店です。東京でトルコライスの専門店を開店しようと、以前勤めていた会社の元料理長に声をかけました。彼も是非と言ってくれて、すぐにメニュー作の参考にするために、本場長崎でトルコライスを食べ歩きました。2日間で6食!盛り付け、味、乗っている食材、価格、客層など全てを観察しました。そうしたら東京で提供することを想定すると改善点がたくさん見つかって。」
―――そこまでトルコライスの研究を行っていたにも関わらず『大人のお子様ランチ』になったのはどういった経緯なのでしょうか?
「本場のトルコライスを食べ尽くし、たくさんの改善点がみつかり、東京に戻って何度も試作しました。改善をしていると、もうトルコライスではなく、別の食べ物になっていまして(笑)。元々、トルコライスには大人のお子様ランチという印象があり、私たちがやりたいのは、トルコライス専門店ではなく、大人のお子様ランチ専門店だとハッと気づきました。気分が沈んでいた時に元気をくれたトルコライス。しかし、トルコライスに惹かれた根底には、お子様ランチという家族皆の幸せな記憶が働きかけていたのだと思います。一皿にたくさんの種類の料理がのっているワクワク感やおおよその料理のチョイス、お子様ランチに通ずるものを無意識に感じ取っていたのだと。それからは大人が楽しめる『大人のお子様ランチ』専門店へと趣向を変更しました。」

―――なるほど。大人のお子様ランチを提供する店名を『東京ライス』と命名したのはトルコライスから、ということでしょうか。
「ええ、着想を得たのはトルコライスです。長崎発祥のトルコライスではなく、東京発信の大人向けのお子様ランチ『東京ライス』!大人のお子様ランチ店を開業するにあたりお子様ランチの歴史などを調べたら、お子様ランチは日本独特の食文化、お弁当文化の一つだったのです。僕は『この楽しい日本の食文化を日本だけではなく世界にも広げたい!』と思いました。しかし、お子様ランチ、というネーミングだけでは世界に伝わりづらい。『大人のお子様ランチと言えばあそこだよね』と言ってもらえるような、日本の首都である東京から発信する新しいお子様ランチの概念を構築するため『東京ライス』と名付けました。」
いかがでしたでしょうか。人生の挫折を味わったタイミングで偶然出会ったトルコライスから、大人が楽しめる『大人のお子様ランチ』専門店が誕生しました。
お子様ランチへの思いはこちらもぜひご覧ください。(ファンド概要へリンク)
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