魚醤製造過程の残渣を有効活用
2024年12月29日
片口屋 富山湾ホタルイカ魚醬ファンド
片口屋のブリの魚醤製造過程で排出される残渣(ざんさ、油と固形物)を肥料として有効活用しています。この残渣を富山県黒部市の農家に提供し、宇奈月ビール館から排出される大麦と混ぜ、雑穀いなきび(当地固有種です)を栽培しています。2023年1月農林水産省の「ディスカバー農山漁村の宝」で北陸農政局賞を受賞しました。また、提供した富山県立小矢部園芸高校ではこの残渣を使い、スイカや小松菜を栽培しました。2021年に富山県の「食品ロス・食品廃棄物削減推進県民会議表彰」を受けました。射水市の農家では巨大な大根、サツマイモを栽培しています。このように実績をつくり、各方面から共感をいただいています。
▽廃棄されるブリの内臓から魚醤を造り▽過程で排出される残渣を使い土壌を改良し作物を作り▽この土壌から川に水が流れ海へと集まりブリの餌となる魚を育てる栄養素を蓄えます。こうした循環が自然を守ることにつながります。
▽廃棄されるブリの内臓から魚醤を造り▽過程で排出される残渣を使い土壌を改良し作物を作り▽この土壌から川に水が流れ海へと集まりブリの餌となる魚を育てる栄養素を蓄えます。こうした循環が自然を守ることにつながります。