これまで、人口減少や少子高齢化といった地域課題への対応は、行政が主導してきました。しかし、近年のデジタル技術の進化やSDGsへの意識の高まりにより、これらの課題にもビジネスチャンスが見出されるようになってきています。
このプロジェクトでは、高梁川流域圏の事業者が取り組む、地域課題解決に向けた新しいビジネスへの挑戦を支援します。
皆様の思いが、ビジネスを通じて地域の人々や企業とのつながりを生み、より良い社会を生み出す原動力となります。
高梁川は、岡山県と鳥取県の境、新見市花見山に源を発し瀬戸内海の水島灘に注ぐ河川です。
その流域となる岡山県西部は、多彩な特産品を生み出す農水産業と共に、機械、化学、繊維などの多様な産業が集積しています。
中国山地から瀬戸内海まで広がるこの地域は、古くから「備中の国」と呼ばれ、昭和29年には、高梁川を「運命的共有物」あるいは地域を結び付ける「紐帯」として捉えていた大原總一郎氏(大原美術館の設立者である大原孫三郎氏の長男)の呼びかけにより、高梁川流域連盟を創設されるなど、歴史的にも強いつながりを持ち続けてきました。
こうした地域の特性を生かし、高梁川流域の7市3町※は、平成27年に倉敷市を中核都市として、連携中枢都市圏形成に係る協定を締結しました。これにより、人口減少や少子高齢化社会に対応しながら将来のまちづくりに関する課題解決に共同で取り組むため、医療、福祉、産業、観光、インフラなど、様々な分野で広域的に連携し、圏域全体の活性化を目指しています。
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