えこふぁーむニュース
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えこふぁんど20102012年9月21日 18:35
えこふぁんど2010:スタッフブログその9~野菜の成長報告
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野菜の成長報告(本城)
夏野菜は肥料を多く必要とする作物が多く、無施肥、無農薬の自然農法1年目の畑では次々と肥料切れして、枯れていきます。トマトも多くの品種が枯れてしまいました。そこでワッキーが有機栽培の農家の方から教わってきた自作の「ぼかし」をナスの畝に撒いています。さなぎ食堂で使っている無農薬米のぬかと、畑の土にいる土着菌を使った「ぼかし」。
「ぼかし」の効果で、ナスも次々と実ってほしいものです。茄子の花と親の意見は千に一つも仇はないという諺どおり仇花になりませんように。
8月の畑は草との戦い、台風、梅雨のような長雨、刺すような日差し、と大隅半島で野菜を育てるハードルの高さを実感しました。周囲の農家がサツマイモと早期米しか育てないことが納得です。それでも、青々と育つ野草のように作物も出来るはず、と考えて、刈った青草を畝に撒いては自然農法用の土壌を育てています。
*今月号のブログから、時間をかけずに読んでいただけるように短い原稿にしています。ご報告したいことは山ほどあるのですが、ご了承ください。
スタッフ:まーくん -
スタッフ日記2012年9月21日 18:30
野菜の花:畑チーム責任者まーくん日記
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オクラの花
昼にはしぼんでしまうオクラの花です。「オクラの花って綺麗ですよね。初めて見ました」とワッキー。
「アオイ科の植物だから、芙蓉の花と似てるよね」と言うと、「アオイって徳川の葵ですか?」と歴史マニアのワッキーと話が弾みます。
土壌の窒素分が少ないためか成長もゆっくりでしたが、ようやく収穫できるようになってきました。熱帯の植物なので暑さにも強く、病虫害も無いので、来年はたくさん植えようねと話しています。
スタッフ:まーくん -
スタッフ日記2012年9月21日 18:14
あなたには何頭見えます?:豚チーム責任者ガンちゃん日記
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なんか最近どこかの動物園でパンダの赤ちゃんが生れたとかいうニュースを聞きましたが、えこふぁーむでも生れましたよ。待望の2頭目、黒豚のお父さんと白豚のお母さんのハーフの子のパンダ柄の赤ちゃん。
すくすくと育って、丸こっくなってホントにパンダみたいです。しかもこの子の体の部分をよーく見ていると何頭かの本物のパンダの顔が浮かび上がって見えてきませんか?僕は4頭のパンダが見えます。多分あと1時間ぐらい見てたら、もう2、3頭は見えてくるはず!あなたは何頭見えますか?
今月はまだ白黒ハーフの母豚の出産が続きそうなので、3頭目、4頭目も期待できそうです。
また以前のブログで紹介したパンダ1号も、2、3ヵ月後に出荷の時期を控え、いよいよ初のパンダの肉質評価です。パンダ豚とのお別れは悲しいですよぉ・・・・。
豚さんだけなく何かを食べるということは、その命を頂くという行為。だからこその「いただきます」な訳です(日本の文化はすばらしい!)。
と言うことで、皆さんは食事の前にきちんと言っていますか?
僕は必ず言ってますよ、「とりあえず生!」って・・・
・・・ではなく「いただきます」って。
えーっと、すべった訳ではなく、この頃朝晩は少し涼しくなってきて秋の訪れを感じる、そんな9月という季節感をこのブログで表現したくて敢えてこう構成しました。そう、すべらせた、みたいな?
・・・いや、本当ごめんなさい。文才無いだけです。もうやめます。
それでは皆さん季節の変わり目で風邪をひきやすい季節ですので、体調管理にはお気をつけて
何故かあまり風邪はひかない生産者より
スタッフ:ガンちゃん -
ニュース2012年8月23日 09:47
超軟水のアルカリ天然水を本土最南端の原生の森から
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いつもえこふぁーむを応援頂き、誠にありあとうございます。
本日は、えこふぁーむが新たに始める「鹿児島県・大隅半島の天然水」の事業のご紹介と
販売開始のお知らせをさせていただきます。
ぜひ、ファンドご出資者の皆様およびコミュニティメンバーの皆様にまずはお試し頂ければと思います。
今回、1パックからご購入いただけるようにいたしました。
ご関心をお持ち頂けましたら、以下よりお買い求め頂ければと存じます。
■原生の森 だいちの水 10L:2,500円(税込・送料込) 保存方法:直射日光を避け、常温で保存可能
https://www.musicsecurities.com/ec/buy.php?fid=323
■原生の森 だいちの水 20L:2,700円(税込・送料込) 保存方法:直射日光を避け、常温で保存可能
https://www.musicsecurities.com/ec/buy.php?fid=324
(左20L、右10L)
(到着してそのままご利用頂けます)
ご注文、心よりお待ちしております。
【ご挨拶】
これまでも地域の耕作放棄地の再生を豚をパートナーに行ってまいりましたが、
昨年からは、もう少し川上部分へと目を移し、山林の「管理放棄地」の再生を
豚の放牧を通じて行う取り組みも、「えふぁこーむ放牧豚ファンド2011」では
行ってまいりました。
昨年からは、肝付町にある日本唯一最大級の亜熱帯原生の森の登山を社員と
行うようになり、原生の照葉樹林一帯は国によってなんとか守られていますが、
その森を取り囲む個人所有の山林は荒れ果てていることを目にしました。
そして、今後、このままでは、国の予算が削減されていき、周辺の森も荒廃が
進み侵食されていくと、原生林が失われ、飲み水、農業用水、漁業までが
脅かされるという未来が見えました。
当社では、これまでも、豚をパートナーに、大切な資源を未来から
奪うのではなく、無駄にすることなく、未来へ残せる、生産者と消費者でつくる
循環型農業を目指して行って参りました。
この地域の問題に対しては、今回、原生林の水を少し分けてもらい、
天然水の事業とすることで生まれる収益をもとに、
周辺の管理放棄地を購入し、これまでの豚の放牧で再生を行う、
という循環のサイクルを新たに作り上げるために始めることにしました。
昨年から天然水事業の準備を開始し、新たな雇用も行い、
無事に県からも製造・販売の許可をいただき、この度、販売を
開始できる運びとなりました。
皆様にご満足いただけるよう、商品の改善は行ってまいりたい
と思いますので、これまでの事業と引き続き、ぜひ、
よろしくお願いいたします。【商品のご紹介】
鹿児島県・大隅半島の天然水です。
鹿児島県大隅半島には、人の手がほとんど入ったことのない照葉樹の原生林がそのまま残っています。
なかでも稲尾岳の照葉樹林は、天然記念物に指定されています。
その稲尾岳から国見山へと連なる山系に属し、国定公園に隣接する取水地からくみ上げた水が「原生の森 だいちの水」です。
照葉樹林が育んだ、自然の滋養をたっぷり含んでいます。
大隅半島は、桜島の噴火によって火山灰が堆積してできた土地。この大地で濾過された源泉の水の硬度は、3.0の超軟水。
赤ちゃんからお年寄りまで、だれでもおいしくいただくことができます。
「原生の森 だいちの水」は、そのまま飲料水としてはもちろん、料理の水として使っても、
おいしくいただくことができます。本土最南端の安心安全なミネラルウォーターです。
内なる自然が目を覚ます、それが「原生の森 だいちの水」です。
【ご購入にあたり】
今後、より多くの方に飲んで頂けるよう、パッケージなど改善をして参ります。
そこで、お買い求め頂きました皆様に、ぜひご意見を頂ければ幸いです。
購入頂いた皆様には、別途後日アンケートのお願いをさせて頂く場合がございますので、
何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。
応援頂いております皆様と一緒に、いい商品にしていきたいと思いますので、
ご協力のほど、宜しくお願い致します。
今後とも、応援宜しくお願い致します。
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えこふぁんど20112012年8月4日 18:06
えこふぁんど2011:スタッフブログその8~飼料作物の栽培ほか
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耕作放棄地の再生
耕作放棄地の葛の根を夢中で掘り出していた豚さんたち。すっかり食べつくして、畑も耕されています。また次の耕作放棄地へ移動して、畑の再生に働いてもらいます。
豚チームで豚の世話や飼料作物の栽培を担当しているムキアさん。私と同じ昨年10月の入社組です。ネパールから国際結婚で来日し、将来、自分の放牧場を持つという夢を持ってがんばっています。
そんなムキアさんに毎日世話をしてもらっている豚さんたち。人懐っこく、カメラを向けると顔をあげて興味津々。暑くなってきたので、水浴び代わりの泥遊びをしながら青草を食べてくれます。
こちらは再生した畑で豚チームが栽培している飼料用のトウモロコシ。台風の強風に倒されることもなく、立派に育ちました。先月号のブログでご紹介した麦に続き、トウモロコシも豚さんを元気に育てる自社飼料として活用していきます。
飼料用の作物も無農薬で化学肥料を使わずに育てています。その証拠にトウモロコシの葉っぱにはカエルがいました。えこふぁーむの圃場は生き物の宝庫です。
化学物質を使わず育てた野菜や飼料。そんな安全な餌で元気に育ったえこふぁーむの豚肉。肉を食べられない体質の方でも、えこふぁーむの豚肉は不思議と食べられる。そんなオーダーも頂きます。多くの人に支えられるえこふぁーむを目指してがんばります。スタッフ:まーくん
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えこふぁんど20102012年8月4日 17:54
えこふぁんど2010:スタッフブログその8~野菜の成長報告ほか
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・ 野菜の成長報告(本城)
強く育つ「ささげ」
2ヶ月近く続いた梅雨が明け、日差しの痛い大隅半島。多くの災害をもたらした長雨の影響で、畑やハウスも根腐れする作物が出てしまいました。一方で、無事に収穫を開始した作物もあります。写真に写っているのはささげという豆です。私の手よりもはるかに大きく成長しています。さやごと塩茹でして食べると美味。
こちらはささげの花です。朝咲いて、昼にはしぼみます。熊蜂がやってきてはさかんに受粉してくれていて、つぎつぎささげが実っていきます。来年は10a(アール)ほど作付けする予定です。
力強く育つささげとワッキーの笑顔。春野菜の出荷が終わり、夏野菜までの端境期、畑から何も収穫物がない日が続きました。夏本番になり、朝から30℃を越える畑での収穫は汗だくになりますが、「何かが採れるってことはすばらしい事ですね」とワッキー。
長雨で枯れてしまったトマトの品種もありますが、写真のミディアムトマトはたわわに実っています。これから色づいていきます。無施肥、無農薬で育ったトマトです。
この1年の試行錯誤によって大隅半島での自然農法に適した作物を見極め、将来はレストランの野菜をすべて自社生産にすること。そして、自然農法で育った野菜を必要としてくれる方にお届けできるように計画的に作付面積を広げていこうと考えています。畑から見上げる国見の山々と夏空。熱中症になりそうな陽気ですが、夏草に負けないように土手や畝の草を刈り込むことでこの風景が保てています。
放牧養豚による耕作放棄地の再生、飼料作物の生産、自然農法(循環農法)の確立。えこふぁーむ誕生10年目の創成期を経て、これからの5年、10年で充実期をむかえられるようにがんばります。スタッフ:まーくん
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スタッフ日記2012年8月4日 17:43
夏の収穫物:畑チーム責任者まーくん日記
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厳しい環境のなかで収穫できる野菜たち
7月19日の自社レストランへの野菜出荷風景です。上のざるにはささげ、ミニキャロット、イタリアンパセリなどが。下のざるにはさまざまなトマト、ピーマン、ししとう、ゴーヤ、キュウリなど。
同じく7月20日の自社レストランへの野菜出荷風景。モロヘイヤや加茂ナス、バナナピーマンなども育てています。写真の作物のほかにも、ツルムラサキや大葉、落花生、サトイモ、唐辛子、カボチャ類も順調に生育中です。
夏の風景
畑の土手に咲くオニユリです。茶碗蒸しに入れるユリネが採れるよ、というとワッキーも感心を持ってくれます。ただ、栽培されているユリネはほとんどコオニユリなのですが。花が終わって、地上部が枯れる秋口に掘り起こして、天然オニユリのユリネを食べてみようと思っています。
私が森小休の敷地内に植えたユスラウメの葉に蝉の抜け殻が。昨年は11月までツクツクボウシが鳴いていました。6月末からニイニイゼミ、7月からアブラゼミやヒグラシも鳴いています。蝉の命が長い大隅半島です。
スタッフ:まーくん
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スタッフ日記2012年8月4日 17:16
暑中お見舞い申し上げます♪:豚チーム責任者ガンちゃん日記
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いやー、やーっと梅雨明けましたね。子供の時みたいな夏休みはないけど、何かもうそれだけでテンション上がりますよね!ただ、今年の夏はちょっと気掛かりなこともあるんですよ。なんせ僕達が豚のお世話をするようになってから、冬は30年に一度の大寒波で豚の飲み水用の水道管は毎日の様に破裂するし、梅雨は30年に一度の連日の大雨で放牧場の電気柵の電圧が下がって、これまた毎日の様に豚たちが脱柵して追いかけ回る日々・・・夏は30年に一度の何?って感じで、ちょっと構えてる訳です。まあでも、考えていても仕方ないし、そんな不安を吹っ飛ばす様な「2012夏inえこふぁーむ」をお届けしていきます。
先ずは、今年1月から豚たちを放牧し、耕作放棄地を再生した畑の様子です。飼料用のとうもろこしを作ってみたのですが、今はこんな感じになってます。まだ成熟してないんですが、畑の隣の豚たちに試食してもらったところ、とっても好評で、器用に前足で皮を剥きながら食べていました。
続いて、先月のブログでご報告した、豚ではなく人による耕作放棄地の再生の様子です。
左が今の様子で、右はビフォアーで、僕たちも豚に負けじと頑張ってます。この畑をお借りする前に、会社の事務所の隣にある耕作放棄地で野菜作りの練習をしてきたんですけど、そこの野菜たちもそろそろ本格的に収穫を迎えられそうです。
さてさて、次は田んぼです。こんな感じに穂が出始めました。この田んぼで収穫されたお米は、えこふぁーむが経営する定食屋さん「さなぎ食堂」で使われます。なので、田んぼには右の看板が立っていて、この看板に恋人同士二人が手を繋いで触れると、その二人は必ず永遠に結ばれると云われる隠れ家的恋愛パワースポットとなっています。
さて、最後は、環境修復についてのご報告です。次に再生する山の様子ですが、真ん中位に電気柵が張ってあり、左の豚を放牧していたエリアは草1本ないのがわかります。ここは少数の豚を残しつつ、畑を作ったり、果樹を植えたりして、えこふぁーむの取り組みを楽しみながら見ることができるフラッグシップ的な場所にしていこうと考えています。この山をいつか関東のTDL、関西のUSJに並ぶ、九州のOER(大隅エコリゾート)にすべく奮闘の日々です。勿論そう簡単な話ではなく、言ってるそばからご覧の通り、一見タスマニアタイガーのようですが、まあ普通にうちのやんちゃ坊主が脱柵してます
この子を柵に戻すのに小一時間、気付けば一日が終わってる…みたいな感じなので、前に進んで行くのは凄く大変なことだけど、こんな顔されたら、「一緒に行こうぜ~」みたいな感じになっちゃいますよね。
・・・で、さっき最後って言ったんですけど、夏と言えばフェスなんで、おまけに先日静岡のつま恋で開催されたap bankフェスに参加してきたことを最後にご報告します。
このフェスは、ミスチルを筆頭に豪華アーティストが参加しているバンクフェスで、えこふぁーむはapバンクの第1期の融資を頂いていているので、毎年「食」のブースで参加させて頂いています。今年もソーセージなどを販売しました。僕なんかガッツリミスチル世代なんで、桜井さんの生「恋なんて~いわばエゴとエゴのシーソーゲーム♪」なんて聞こえてきたら、「AH~AH~AH~♪」とかノリノリで店頭に立っていたんですが、毎年このイベントでえこふぁーむのソーセージを食べるのを楽しみにしてくれている常連の方や同じ鹿児島から来られた方を始め多くの方々と交流でき、生産者としてたくさんの励ましを頂きました。このフェスは8月にも淡路と宮城でも開催され、両方とも僕達も参加します。そしてまた、ブログだけでは伝えきれないメッセージをえこふぁーむの加工品や直の交流を通してお伝え出来ればと意気込んでいます。皆さんも是非フェスに遊びに来て、今年の夏を一緒に盛り上げていきましょ~!
そーゆー訳で、2012年の夏が皆さんにとって、最高の夏でありますように・・・くれぐれも熱中症にはご注意を!
今年既に3回熱中症でダウンした生産者より暑中お見舞いでした。スタッフ:ガンちゃん
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スタッフ日記2012年6月25日 11:25
冷やし中華始めました~:豚チーム責任者ガンちゃん日記
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突然ですが、この度僕たちえこふぁーむ養豚部隊は、豚による耕作放棄地の再生に加え、人間による耕作放棄地の再生も開始しました。
いきなり過ぎるので簡単に説明すると、耕作放棄地を一年後にきれいな畑にして地主さんにお返しする、その代わりその一年間は、自社経営のレストランで使用する野菜やファンドの方にお届けする野菜を生産、収穫させて頂く。地主さんから維持管理費は一切頂かない代わりに、賃貸料を無料にして頂くといった社会貢献活動のような感じでスタートしました。
ただ、豚さんのお世話もそうですが、野菜作りもメンバー全員素人。一先ず、最近まで豚を放牧していた土地を使って野菜作りの練習をしてみたんですけど、結構いい感じに手前の方なんかもう芽が出始めてます。
まあ何でもやれば出来るって言うか、やるっきゃねーって感じですね。でも大隅半島は高温多湿で虫や病気のパラダイスみたいな所なので、気を抜かずに皆で毎日メンテナンスしてます。もちろん農薬や化学肥料は使ってません。
そして肝心の今回僕達が再生するお借りした畑はこちら。
地主さんに案内して頂き、後を着いていったのですが、もう完全にジブリワールドで、あ・る・こぉ~、あ・る・こぉ~、わたしは~げんき~♪って聞こえてきそうな小道を抜けていくと・・・
じゃーんって感じで、野球したくなるぐらいの広さ、40アールです。
美味しい野菜を皆さんに届けられるように、そして地主さんに喜んでもらえるよう、バチットきれいな畑にしたいと思います。次回はこの草むらがどうなったかをお伝えしますね。ところで、何で今回、豚さんではなく、畑のネタでいったかと言うと、豚達のお世話に、飼料用作物の栽培や田んぼの管理、そして耕作放棄地の再生に野菜栽培とめっちゃ忙しい訳で、早い話が養豚チームただ今メンバー募集中ってことなんです。ちなみに現在のメンバーはこんな感じ(僕は写ってませんが)。
念の為ですが、スキンヘッドである必要はありませんし、スキンヘッドにもしません。老若男女、国籍問いません。ただ、ただ、出来ればお料理が上手な2、30代の女性だったら嬉しいなあってことを僕ではなくメンバーが言ってました。
・・・まあ、そういう事で、今月は冷やし中華始めました的なノリで野菜作り始めましたってことと、パート募集じゃないけどメンバー募集中ってことで、ラーメン屋の壁かよみたいな内容でお届けしました・・・すみません来月はちゃんと豚さんやります。
スタッフ:ガンちゃん -
えこふぁんど20102012年6月25日 11:08
アカデミックな時間:畑チーム責任者まーくん日記
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研修生源本さんのプレゼンテーション
6月18日、えこふぁーむの社員がさなぎ食堂に集まり、二人の研修生のプレゼンを聴きました。源本さんは豚チーム、畑チームでそれぞれ2週間ずつ研修を行った経験を通して、豚の出荷サイズについて疑問を投げかけました。
豚さんの出荷サイズが大きすぎるのではないかということ、そして、サイズの違いで肉の味はどう変化するのかということ。
現在えこふぁーむでは200kg前後の大きな豚さんが出荷を待っている状態です。源本さんは大きな豚を自社加工し、ハンバーグにして地域の保育園や小、中学校の給食として利用してもらって食育に活かしてはどうかと提案。
さらに、えこふぁーむの圃場や再生林も活用して、保育園では芋ほり、小学校では原生林を守るための記念植樹、中学校では林間学校での山登りや、畑での自然農法野菜づくりを行い、食育と地域活性化を目指すべきだと発表されました。
そうやって地域と連携すれば、えこふぁーむのハンバーグを食べて野菜作りをした子供たちの中から、将来えこふぁーむで働いてくれる人物も育つのでは?との問いかけに、専務も「そうなんです!それこそやりたかったことなんです!」と賛同していました。
研修生ジョシアさんのプレゼンテーション
つづいてアメリカから約1ヶ月の研修(研究・調査)のために豚チームに来ていたジョシアさんのプレゼン。ジョシアさんは大学で放牧豚を活用した環境修復の研究をしていて、えこふぁーむでの放牧を経験するために来日しました。世界的に有名な自然農法の先達、福岡正信氏の著書「自然農法・わら一本の革命」に感銘していて、畑チームにも高畝つくりに来てくれました。畑ではコンパニオンプランツのことや生物多様性の考え方について話が盛り上がりました。そんなジョシアさんの提案は放牧における輪転の必要性でした。豚さんを同じ場所で放牧していると、どうしてもその土地は荒れてしまう。いくつかの柵で区切って、季節ごとに豚を移動させ、放牧したあとには地表をマルチしてくれるようなクローバーなどの種子を蒔き、植生を回復させるべきだと。そして、回復させてから再び放牧しないと継続可能な放牧は出来ないと。えこふぁーむでも同じ問題に直面していて、昨年から順次放牧場を広くしているのですが、特定の場所が荒れてしまうことは解決できていません。季節ごとに豚さんを柵移動するためにはより広い土地を手に入れて柵を増やしていくか、全体の飼育頭数を少なくするか。
「私たちは単なる豚飼いではなく、環境を修復・維持するためのプロデューサーであらねばならない」とジョシアさん。他にも豚さんの習性や視界を考えた出荷台の作成方法や森林で放牧する際に残していきたい樹木をフェンスで守ることなど、細やかな提案も多く、えこふぁーむ社員一同、刺激を受けました。ジョシアさんのプレゼンは英語で行われましたが、豚チームのネパール人ムキヤさんが通訳してくれました。パワーポイントを用いた発表は学会のようで、久しぶりにアカデミックな時間を過ごすことが出来ました。
コウゾの実
先月の野いちごジャムの日記が好評だったので、6月の季節を感じられる写真をいくつかご紹介します。1枚目はコウゾの実です。畑周辺の藪に生えているコウゾの樹。樹皮が紙の原料に用いられたりしますが、実は木苺のようなオレンジ色。独特の甘みがあります。
初めて見たというワッキーに差し出すと、「あ、甘い。イチジクみたいですね」と。種子の食感がイチジクに似ています。ねっとりとした甘さです。ナワシロイチゴの実
こちらは野いちごのナワシロイチゴ。ナワシロは苗代で、田植えのころに熟すことからこの名前があります。クサイチゴのときのように期待して食べたワッキー。「すっぱいですね」との感想(笑。
趣味の果実酒つくり
コウゾの実もナワシロイチゴの実も小さくて、ジャムにするくらい集めるのは大変です。なので、今回は鹿児島の芋焼酎に漬けて果実酒にしました。飲み頃は半年後。えこふぁーむで働いていると、たぶん、あっという間に時間が過ぎていきそうです。
スタッフ:まーくん
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