えこふぁーむニュース
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スタッフ日記2009年11月19日 20:00
キューバ視察報告 Chapter5
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日本では車検が通りそうも無い車や古い車、新しい車が混在しています。 共通点が一つあって、バンパーやボディにほとんど傷が付いていないのです。 よっぽど運転が上手なのか、すぐに修理してしまうのか・・・。
面白かったのが、ナンバープレートの色分けによる分類で、ナンバープレートの色である程度その車の所属が分かるようになっている点です。 例えば、青⇒政府関係者 茶⇒社長・副社長 白⇒大臣・副大臣 緑⇒防衛省・内務省 赤⇒レンタカー 黒⇒大使館員 等々。
所ジョージが喜びそうな、1940~1950年代のアメ車が現役で走っています。
中には、日本製のエンジンに乗せ換えている車もあるそうです。
海に囲まれた島国なのに、よくもマァ錆びないで長持ちさせているものです。
小林旭がキューバに行ったら涙を流して喜ぶかも・・・。
⇒ http://www.youtube.com/watch?v=nkyRbp2YXag
日本でも見かけなくなったワーゲンとガソリンスタンドの風景。 旧ソ連製の車には、リアウインドに何故か「愛」というステッカーが貼ってありました。
ほんとうに不思議の国です・・・。 車を見ているだけでも楽しいです。 当初はアメリカのフロリダ半島からは百数十kmしか離れていない隣国同士で仲の良かった蜜月時代もあったのですが、ある時キューバ政府が米国資本の石油会社を一方的に国営化したことが発端で、米国は報復で経済封鎖をして食料や肥料やエネルギーの供給をストップしてしまいました。
その後、キューバは同じ共産国のソ連の庇護を受けて生き延びましたが(軍事面でも)、東西冷戦の終結によってロシアはキューバへ物資を援助するほど国力がなくなりました。
日本と同じ島国のキューバは当時、食料自給率も今の日本と同じ30~40%位しか無く、泣く泣く自立自興の道を歩むしかなかったのです。 東西の壁が崩壊後、わずか20年ほどで食料自給率も改善し、医療費・教育費無料の音楽と笑顔溢れる今のキューバに至る訳です。
日本にとっても非常に参考になる島国ということです。今の日本を眺めると、どのような国作りを目指しているのか方向性が見えません。物質的には豊かかもしれませんが、今のままで良いとは決して思いません。
例えばこんな国・・・
新生日本の国家ビジョン
『グレイト・コラボレーション=偉大なる共生』社会の建設
―違いが強さになる国創り―
「オクシデンタル・ミラマール」ホテルのエレベーターホールから見える風景と、ベッドメーキングの妙技(ハートと白鳥)です。
枕元にチップ(1兌換ペソ≒100円)を置いておいたらメードさんが披露してくれました。カミさんはチップを置くのを忘れたところ、このようなサービスは無かったそうです。ホスピタリティ(もてなし)の高さを感じました。
ホテルで働いているの人懐っこい笑顔が今でも目に浮かびます。
バレーボールや野球の指導で交流があるせいか、たしかに親日家が多いように感じました。但し、米国に隷属している日本の姿勢は尊敬されないかも・・・。
ヘミングウェイ行きつけのレストラン「フロリディータ」の外看板と銘板です。 カウンターではいつでもヘミングウェイが出迎えてくれます。
ヘミングウェイは自由奔放に生きた人というイメージがあります。 従軍記者時代もあったようです。膝が悪くて、立ったまま原稿を書いたという話も耳にしました。
ヘミングウェイの像が座るカウンターを通り越した奥には、シックな部屋があります。
↑上の写真が、めっちゃ美味しいラム酒ベースの「フローズンダイキリ」です。 帰国後は地元のお店でこれにハマッています・・・。
ヘミングウェイが注文するものは「パパダイキリ」とよばれ特大サイズだそうです。
鹿児島の名物「白熊」もビックリです!!
白熊⇒ http://www.mujyaki.co.jp/
メインディッシュはシーフードと野菜の盛り合わせでした。
「フロリディータ」でもやっぱり生演奏のサービスがありました。
キューバ滞在中、昼食と夕食時にはほとんど生演奏&お酒を楽しむことが出来た贅沢な旅でした。幸せ者です♪
物価は思っていたよりも高くて、日本とほとんど変わりません。 多分、外貨獲得のために現地の人と外国人とでは料金体系が違うのでは??と思います。 ビールやカクテルは3~6兌換ペソなので、約300円~600円です。 トイレでも入るときにはチップが必要です(1兌換ペソ)。
このお店には、写真のように葉巻専従のスタッフが居て常にベストコンディションになるように、つきっきりで葉巻のお世話をしていました。
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