セキュリテ熊本被災地応援ファンド

事業者さんのこだわり・思い2017年9月13日 10:00

セキュリテ熊本地震被災地応援ファンドセミナー&さんさん 開催レポート

9月5日、都内にある3×3Lab Futereにて『セキュリテ熊本地震被災地応援ファンドセミナー&さんさん』を開催いたしました。お越しくださったみなさま、誠にありがとうございました。

今回はセミナー時に行われた熊本の事業者さまとお客様の交流会の様子を中心に紹介致します。

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おかげさまで多くのお客様にご来場いただきました。

まず、はじめに熊本県企画振興部の沼川様より、現在の熊本・阿蘇の様子についてお話いただきました。
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地震発生時から現在に至るまでの熊本の様子を参加者のみなさんにお話されました。阿蘇地域では、復旧作業が進みつつあります。しかし、未だに熊本地震による被害があった地域の再建は続いています。熊本地震被災地応援ファンドの中には、現在も復旧作業の最中である事業者もいらっしゃいます。県内での大工不足などから歴史的建造物に対し、作業が進んでいない地域があることも事実です。

次に、当社の取締役杉山から「セキュリテ熊本地震被災地応援ファンド」の立ち上げの経緯や、ファンドの特徴、仕組みについて紹介させていただきました。

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それでは、出演された各事業者様を交流会時の様子とともにご紹介します。

・阿蘇プラザホテル様
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今回のファンドセミナーでは、世界的デザイナーである佐藤オオキ氏とのリノベーション事業に対し、「これに賭けるしかない!」という稲吉氏の強い思いを語られていました。佐藤オオキ氏は、今回のようにホテルの部屋のデザインするのは初だそうで、非常に貴重な一室だと言えます。阿蘇の自然の中で、住みたくなるような滞在型の客室が作られる予定です。

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交流会時には、リノベーションするお部屋の模型図に多くの参加者のみなさんが注目されていました。また、阿蘇の三ツ星を獲得した牛乳の試飲も行われ、女将さんも参加者のみなさんに阿蘇の自然や畜産業についてお話されていました。

五岳満喫nendoファンドー佐藤オオキ氏が復興支援。阿蘇の自然をまとう絶景のホテル




・菓舗梅園様
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若き和菓子職人・片岡翔之介氏は、川尻地区での和菓子業界の後継者不足について、また、大工職人不足による店舗の復旧作業の状況などを話されました。今回のファンドでは、インバウンドも視野に入れた家屋の再建及び和菓子のパッケージのリニューアルを目的とされています。

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交流会時には、和菓子づくりの実演をされました。1分ほどで続々とできるクオリティーの高い和菓子に参加者のみなさんからは感嘆の声があがりました。個別にリクエストにも応え、臨機応変に繊細な和菓子をつくりあげる様子は、まさに職人そのものでした。




熊本川尻和菓子職人 菓舗梅園ファンドー創業明治40年。社屋の再建で復興を地域の子供たちに誓う


・高田精肉店様
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熊本で一番ニラの生産量の多い町「甲佐町」に店舗を構える高田精肉店様は、震災時の状況について語られました。熊本地震発生当時、ご自身も被災されたにも関わらず、キッチンカーで避難所へ出向き、揚げたてのにらメンコ。を配布して回ったそうです。その時、にらメンコ。を受け取った被災者の方のなかには、現在リピーターとなってにらメンコ。を購入しにお店にこられる方も多いとのことでした。

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交流会では、にらメンコ。が参加者のみなさんにも配られました。ぎっしりと詰まったニラの風味が香るボリュームのあるメンチカツです。震災時に、人の心も身体も温めた「にらメンコ。」高田氏の優しさがぎゅっと詰まった一品でもあります。

熊本にらの町 黒毛和牛にらメンコファンドー人気にこたえて増産・販売強化。甲佐町の農業を支援。

・千代の園酒造様
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昨年9月に120周年を迎えられた千代の園酒造様は、全国に先駆け戦後初の純米酒造りにも着手された「純米酒づくりに対するこだわり」についてお話されました。今回のファンドでは、熊本の酵母・水を使ったメイド・イン熊本のお酒を製造されます。

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交流会では、お酒の試飲も行われました。戦後初となる純米酒「熊本神力」や、料理と一緒に美味しく飲める「朱盃」などをお持ちいただきました。高田精肉店様のにらメンコ。と一緒にお酒を楽しむ方もいらっしゃいました。

千代の園酒造 熊本米「華錦」ファンドーワイングラスでおいしい日本酒アワードで最高金賞

・通潤酒造様
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「復旧だけでは前に進めない」と語る山下氏。今回のファンドでは、地域の復興シンボルとなるような酒蔵のリノベーション事業を実施されます。

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日本の酒蔵ツーリズムの先駆けとも言えるような通潤酒造様のリノベーションでは、熊本に新たな観光資源が生まれようとしています。歴史やゲームなどをお酒のストーリーに盛り込む通潤酒造様の取り組みには目が離せません!

通潤酒造 新しい物語ファンドー目指すのは「創造的な復興」。築200年の蔵を観光酒蔵にリノベーション


・Lonowa様
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日本でも珍しい有機栽培をされている「Lonowa」さん。実際に液状化などの被害を受けた水田の写真には参加者のみなさんの注目が集まっていました。


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有機栽培に力をいれるLonowa様は、ファンドを通し、地震からの復旧・復興に加え、食に対して関心が高く、安心・安全を求める、Lonowa様を求める顧客と出会うこともひとつの目的だとおっしゃっていました。

「日本の食を守りたい」ろのわファンドー国内でもここでしかできない一貫した有機栽培での商品づくり

以上、6つの事業者様に今回のファンドセミナーにご出演いただきました。来場いただいたお客様からは、熊本の復興や事業に対するお気持ちを事業者さまから直接感じることができたとの嬉しいお声もいただくことができました。改めてご参加いただき、誠にありがとうございました。

これからの事業者様の活動に乞うご期待ください。

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