えこふぁーむニュース
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スタッフ日記2012年1月24日 19:08
えこふぁんど2010:スタッフブログその2~野菜の成長報告ほか
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2010年度 報告
・ 野菜の成長報告(本城)平成24年1月、収穫直前、ウサギにかなり齧られてしまいました。
農薬を使わず、化学肥料も使わずにゆっくり育ててきた野菜は、野生の動物たちもおいしいと感じるのでしょう。今年の大隅半島は寒さも厳しく、毎朝霜柱が立っています。山の中の草が減って、ウサギやイノシシが畑に下りてきています。でも、ファンドの出資者のみなさまのためにも、多くの野菜を出荷できるように工夫しています。
畑と森との境界線にワイヤーをはって、犬が動き回れるようにしています。畑の防衛隊として犬に働いてもらうことで、ウサギの食害が減りました。この犬は畑のスタッフが毎日散歩をして躾けた犬です。写真の犬は1歳の男の子カールです。畑スタッフのワッキーになついています。えこふぁーむでは、犬にも仕事をしてもらって、自然と動物と植物と人間が共生できるように知恵を絞っています。
ウサギに齧られたチンゲン菜ですが、寒締め効果もあり塩茹でしただけでとても旨みがあって好評です。レストランホテル森小休のメインディッシュの豚ロースのソテーに添えたり、イタリアンレストランセラーノのピザやハンバーグにトッピングされたりと活用されています。犬にも守られながら、畑ではさまざまな野菜が育っています。スタッフも毎日畑に通い、併設のレストランホテル森小休やイタリアンレストランセラーノや東京のレストランへの出荷を行い、間引きや新たな種まき、育苗した苗の定植など、人力での管理作業を行っています。
早朝の畑は長靴を履いていても霜焼けができるほどの寒さですが、朝日が畑に差す光景を見ると、良い仕事をさせてもらっているなあと感謝する毎日です。
畑だけではなく、レストランホテル森小休の敷地内にあるビニールハウスで育苗やベビーリーフ、ハーブの育成も行っています。改良普及員の資格を持つ専門スタッフが完全無農薬でおいしいベビーリーフを育てています。
イタリアンレストランセラーノのランチはサラダのお代わりができるのですが、多くのお客様がおいしいとおっしゃってお代わりしていただけます。生産者冥利に尽きる瞬間です。
・ 出荷1ヶ月前の豚の様子
黒豚だけでなく白豚も放牧しています。茶色の豚も品種としては「白豚」です。黒豚と違って耳がたれています。えこふぁーむの放牧白豚は「肝付豚(きもつきとん)」というブランド名で出荷しています。脂身まで甘く、上品な味わいです。豚の放牧、無農薬・無化学肥料での西洋野菜栽培、レストラン事業の展開など、えこふぁーむは畜産・農業の新たな六次産業を実現してきました。全国から志を持った異業種中途入社スタッフを集め、さらなる発展を目指して日々楽しみながら頑張っています。
自然や生き物が相手の仕事ですので思い通りにいかないことのほうが多いのですが、生産者として一つひとつの作物の個性を見極め、新たなことに挑戦し続けていきます。
スタッフ:まーくん
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