えこふぁーむニュース
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スタッフ日記2012年2月25日 16:18
マタンサファミリア:畑チーム責任者まーくん日記
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畑チームの日記ですが、今回は野菜のお話ではなく、お肉が主役のマタンサファミリアについてご紹介します。
マタンサファミリアとは、スペインの農家でおこなわれているお祭りで、家畜を解体してみんなでいただくイベントです。えこふぁーむでは"いのち"をつなぐ仕組みを学ぶ場として、そして、生産者と消費者を繋ぐプロシューマー・プロジェクトの一環として、毎年2月にマタンサファミリアを開催しています。
写真右端がレストランホテル森小休でフレンチを提供している横井シェフ。横井シェフは豚の生産者のリーダーとして指揮を取りつつ、肉の解体や料理も行っています。マタンサファミリアでは豚の現場スタッフやレストラン、畑スタッフや一般の参加者の皆様に豚の解体についてレクチャーしました。
写真左側の赤いえこふぁーむトレーナーを着ているのが、豚チーム責任者のガンちゃんです。この日のイベントのために出荷した豚の姿を思い出しながら、肉に触れているのが印象的でした。さまざまな苦労も思い出しつつ、「これがあいつの肉か」と感慨深げです。横井シェフの指導を受けながら、豚の皮を剥ぐ現場スタッフ。畑チームのスタッフはお昼やディナーにレストランでの調理補助やホールも兼務していますが、豚チームのスタッフは衛生面を考えて基本的にレストラン勤務ができません。マタンサファミリアでは、毎日自分たちがお世話している豚さんがどのように調理されてお客様のもとへ届けられるかを実感できる貴重な機会なのです。
解体したお肉でミンチを作り、味付けをしてソーセージを作ります。手作業で一本一本つめていく作業は簡単ではありませんが、自分だけの手製のソーセージを作ることにみんな没頭していました。
ていねいに腸詰めされた手製のウインナーたち。それぞれのレシピに応じて、調理されました。
燻製されるウインナーの様子です。カセットコンロの火で乾燥させた後、サクラのチップで燻製しました。
マタンサファミリアには、えこふぁーむの生ハムのプロデュースをしている尾島さんやレストランホテル森小休の料理をプロデュースしている笹川シェフ、ファンド出資者様も参加されていました。横井シェフがソーセージつくりをレクチャーしている間に、尾島さんが指揮を取られて30人前の豪華なパエリアを作ってくれました。
14時に始まり、料理が完成してみんなで囲んだのが19時半でした。食べ物のありがたさ、食の楽しさを生産者と消費者が共有できるマタンサファミリア。日々、豚さんや野菜と向き合っているからこそ、食べるということがいのちをいただくことだということを実感します。
「食べる」という字は「人を良くする」と書きます。すべての生けるものに感謝する一日でした。
スタッフ:まーくん
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