えこふぁーむニュース

えこファンド20132012年5月27日 09:41

えこふぁんど2010:スタッフブログその6~野菜の成長報告ほか

・ 野菜の成長報告(本城)

 

虫による食害

 

虫による食害

 


順調に収穫が続いた春野菜から一転して、夏野菜は大苦戦しています。すくすく育っていたジャガイモが5月に入り無残な姿に…。

 

 

テントウムシ

 

 犯人はニジュウホシテントウ(テントウムシダマシ)。ナナホシテントウは野菜の天敵であるアブラムシを食べてくれますが、写真のテントウムシは野菜の葉っぱを食べつくしてしまいます。

 

 

ズッキーニ

 

高畝、草マルチ農法で栽培しているズッキーニ。こちらも5月に入って葉っぱがレースのように…。

 

 

ウリハムシ

 

犯人はウリハムシ。ウリ科の苗は次々に喰われています。キュウリやかぼちゃの苗もレース状に。ワッキーは見つけるたびに捕まえてつぶしています。私も見つけたらつぶしますが、ワッキーほど夢中になれません。完全に駆逐することは不可能だからです。

 

鹿児島大隅半島の気候は驚きの連続です。2月にマイナス5℃まで下がる日があったと思ったら、5月に入ったとたん28℃の夏日が続き、日差しも厳しく、虫がわくのも早い。私は5月の畑で人生初めて「コオロギの成虫」と「イナゴの成虫」を見ました。農薬や化学肥料を一切使わない自然農法。1年目は失敗覚悟でじっくり畑を観察しようと思います。

 

 

 

自然の関係の中で育つこと

 

 

ズッキーニ2

 


こちらは草マルチの後、自然に生えてきた草をある程度残した畝のズッキーニ。ウリハムシによる食害が少なく、葉も大きく育っています。もちろん、作物以外の草が育ちすぎても光が遮られてしまいますが、草の中で作物が健やかに育つことが理想だと思っています。作物だけを育てているところで農薬を使わずに虫に神経質になるよりも、他の草との自然の関係の中で作物を育てることが目標です。

 

 

 コンパニオンプランツ

 

トマトの苗

 


定植がすすむトマトの苗です。トマトの植え方には私なりの工夫があります。苗の定植の仕方については来月号で。今月号ではコンパニオンプランツの紹介です。中央の支柱にはトマト。左側の支柱の間にはマリーゴールド。右側の支柱の間にはコリアンダー(シャンツァイ)を植えています。マリーゴールドは土の中の線虫よけに。コリアンダーは独特の香りで虫除けに。しかもコリアンダーそのものも商品になります。農薬を使わないための一工夫です。

 


野菜の注文もどんどん増え、ファンド出資者様への野菜セットも当初予定の300個を大幅に超え、350個以上の注文をいただきました。ありがとうございます。予定数を超えた野菜セットについては、6月半ばまでお時間をいただいております。申し訳ありません。私もワッキーも経験を積んで、より多くの元気な野菜を育てられるように試行錯誤していきます。

 


スタッフ:まーくん

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