えこふぁーむニュース
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えこファンド20132012年5月27日 09:47
えこふぁんど2011:スタッフブログその6~子豚の育成ほか
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子豚の様子
広大な放牧場でのびのびと走り回る子豚たちです。生後2ヶ月で好奇心旺盛。黒豚も白豚もパンダ柄もヒョウ柄もすくすく成長しています。前回のブログでご紹介したときはお母さん豚のおっぱいにべったりでしたが…。
写真撮影のために放牧場に入った私に次々押し寄せてきます。あっという間に30頭近い子豚たちに囲まれます。
落ち着いて子豚たちを見てみると、一頭一頭、顔が違います。群れでの放牧では豚たちの個体管理が重要です。どの豚が調子が悪いか、みんなちゃんと餌を食べることができているか、豚同士の相性はどうかなど。単に餌をやるだけでなく、毎日の観察力が元気な豚を育てるための大切な資質なのです。水を飲む豚さんたち
放牧場で与えている飼料は穀物粉末などの「乾いた餌」です。なので、ご飯の後は水を飲みます。5月に入って夏日が続き、豚さんもさかんに水をほしがります。えこふぁーむの放牧場では子豚の間に「ピッカー」と呼ばれる水飲み専用の仕組みを覚えさせて、水を飲んでもらっています。たまり水を飲んだりして病気にならないよう注意しています。ピッカー
これがピッカーです。豚さんが咥えてパイプの中の棒の部分が押されると水が出る仕組みになっています。ピッカーを覚えられる豚さんの知能はかなり高いと思います。放牧場によっては水道管を敷設しているのですが、耕作放棄地や昨年新設した広大な2ヘクタール以上の放棄森林の放牧場ではスタッフが手作りで貯水タンクや給水のための仮設水道を設置しました。豚チームのガンちゃんは貯水タンクの給水のために巨大なバキュームカーをぶっとばして放牧場を回っています。放棄森林の豚たち
昨年11月末に放牧を開始した広大な放棄森林の豚さんたちです。まさに野山を自由に駆け回って元気に育っています。
出荷サイズ迫る
昨年、放牧場への移動を行ったときは30キログラム程度の子豚でした。後ろ足をつかんで抱きかかえると、子豚にウンコをされました。最初は「ウンがついた!」などと軽口をたたいていましたが、10匹以上運んでいると、軽口をたたく気力もなくなってしまったのを思い出します。そんな子豚たちが、半年で100キログラムを超える立派な豚に成長しています。
2ヘクタール以上の広大な放牧場で育った豚。いままでのえこふぁーむの豚とどう肉質が変わるのか。楽しみです。
スタッフ:まーくん
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