えこふぁーむニュース
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えこファンド20132012年5月27日 09:59
大改造!!!豚的ビフォ→アフター:豚チーム責任者ガンちゃん日記
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た・た・か・い・か・ら・のっ!そつぎょお~♪
そう、青春のカリスマ尾崎豊の名曲「卒業」です・・・いや、あの別に最近の連日の猛暑続きでトリップしちゃってるわけじゃないですよ。
1月と2月のブログを見て頂ければお分かり頂けるんですが、今月は今年の1月に開始した、豚の放牧による耕作放棄地再生活動についてご報告したいんです。
今年の1月、えこふぁーむは耕作放棄された約30アールの畑を借り、6頭の豚の放牧をスタートしました。その豚たちは人間で言うと丁度思春期真っ只中ぐらいの子達で、しかも山育ちの相当なヤンチャ者集団だったので、脱走したりせず、この畑をきれいにしてここをちゃんと卒業してくれるかな~?って心配していたんです。でも、先月末、まあ人間の高校生より1ヵ月ダブってしまった形にはなりましたが、無事6頭そろって卒業することができました。脱走防止用の電気柵のメンテナンスは毎日それはもう入念にやりましたし、ヒヤヒヤの4ヵ月だったので、生徒を校舎から送り出した(豚を畑からトラックに乗せた)時は、気付いたら餌箱掃除用のホウキを握り締めて心からシャウトしてましたよ、「た・た・か・い・か・ら・のっ!そつぎょお~♪」って・・・
えっと、そう言う訳で、今のその畑はこんな感じです。
ちなみに、豚たちが入学する前の畑はこんな感じでした。
何か凄いですよね?!豚は糞をする場所をある程度決めるので、糞の窒素分が集中しないように、トラクターで耕運もしましたが、正に「劇的ビフォ→アフター」みたいな感じになってますよね!
最近ではヤギによる耕作放棄地の再生も注目されています。えこふぁーむが経営するレストランホテル「森小休」内の敷地でもヤギを飼っていて、畑の畦の草刈や雑草駆除に奮闘してくれているのですが、豚の開墾パワーはやっぱり桁違いです。圧倒的な違いはやはり「掘る」という習性。豚は鼻で地面を掘って、正に根こそぎ開墾していきます。豚の開墾後は根っこごと食べているので草は生えてきませんが、ヤギの場合は地表の葉っぱしか食べないので、今の時期なら1週間もするとまた新芽が生えてきます。豚もヤギもそれぞれの良さがあるので、個人的にはいつか一緒に放牧してみたいなーなんて考えてます。
ちょっと話はそれましたが、この豚たちが開墾した畑には飼料用のとうもろこしの種を蒔きました。そして、ご覧の通り、きれいに芽が生えてきました。
今、えこふぁーむでは豚の頭数を現在の170頭から400頭まで増やし、餌も全て自分たちで種から作るということにチャレンジしています。豚のお世話にしても、作物の栽培にしても、なんせ素人集団なもので、毎日壁にぶつかっているのですが、先月の子豚の誕生や今月の芽生えなんかを目の前にして、スタッフ皆、何かこう、「やってやるぜー」みたいな感じでテンション上がってます。ゴールデンウィークも終わって、五月病なんかが流行り始める季節ですが、もしそんな心の風邪をひいてしまいそうな方がいれば、是非えこふぁーむに遊びに来てください。動物も植物もひっくるめて、いきものの新しい命の誕生を見ているだけで、すっごいパワーが伝わってきますよ。今えこふぁーむの農場は大隅半島のパワースポットって感じです☆
スタッフ:ガンちゃん
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