百年の森を育てる - ニュース - 西粟倉紹介

西粟倉紹介2011年6月10日 12:00

雑誌やテレビなどで、「トビムシ」や「森の学校」の取組が紹介

こんにちは。
ミュージックセキュリティーズの神谷です。

 

西粟倉村を中心に、林業の復活を通じて、地域の経済の活性化を目指すトビムシ/森の学校。

 

「西粟倉村共有の森ファンド2009」および「西粟倉村共有の森ファンド2010」を通じて、
皆さまから出資していただいた資金を元に購入した林業機械を活用し、
日々、間伐が進んでおります。

 

間伐材などを利用し、西粟倉と都会の消費者をつなぐ商品作りに心血を注いでいる
ニシアワー(森の学校)の活動の様子を、どうぞご覧ください。

 

2011年6月4日発売 「ソトコト」(7月号)
http://www.sotokoto.net/jp/latest/?ym=201107

 

2011年6月12日 NHK「サキドリ↑」
http://www.nhk.or.jp/sakidori/

 

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西粟倉紹介2011年2月24日 14:00

2月27日(日)、テレビ2番組がトビムシ&ワリカンを紹介!

みなさん、こんにちは。
ミュージックセキュリティーズの神谷です。

20日(日)に、放送されたNHK BS1「ミッション 地球ドキュメント」はご覧になられましたでしょうか。

株式会社トビムシの竹本代表取締役の考えや日常、
ワリバシを生産・販売するためのチャレンジをご覧いただけたのではないでしょうか。

見逃してしまった方!
27日(日)13:00より再放送がありますので、ご覧ください。

「ワリバシで日本の森を生かす」
http://www.nhk.or.jp/mission-blog/missions/72654.html


また、同27日(日)21:00からは、BS11「ふるさと紀行 地域再生2011」で、
トビムシが活動する岡山県西粟倉村の様子が紹介されます。
こちらも合わせて、ご覧いただければ幸いです。

西粟倉村(岡山県) "小さな村のグリーンニューディール"
http://www.bs11.jp/education/1314/

また、トビムシやワリバシカンパニーの活動を応援する
「共有の森ファンド」や「ワリバシファンド」の詳細を紹介するミニ説明会を3月1日に開催します。
「応援してみたいけど、ファンドって難しそう」という方などなど、お茶とお菓子を片手に
ご説明させていただく場ですので、お気軽にご参加いただければ幸いです。

詳細・お申込はこちら:
https://www.securite.jp/news/securite?a=186

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放送予定
日時  :2011年2月27日(日)13:00-
放送局 :NHK BS1
番組名 :ミッション 地球ドキュメント
タイトル:ワリバシで日本の森を生かす
詳細  :http://www.nhk.or.jp/mission-blog/missions/72654.html

日時  :2011年2月27日(日)21:00-
放送局 :BS11
番組名 :ふるさと紀行 地域再生2011
タイトル:小さな村のグリーンニューディール
詳細  :http://www.bs11.jp/education/1314/
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西粟倉紹介2010年12月21日 00:00

ファンドで購入した林業機械が働く現場 西粟倉訪問記3

続いて訪れたのは、森の手入れを担われている美作森林組合 西粟倉事業所。
(この写真からは分かりづらいですが、当然ながら木を基本につくられています。)


[美作森林組合 西粟倉事業所の正面入り口]

森林組合の「100年の森林事業」を担当されている方から、進捗状況をうかがいました。
森には木材価格の下落や不在地主の問題などがあり、森林組合への間伐作業の委託が減少しているため、リスクを取ることができないという課題があります。こうした課題を乗り越えるために、西粟倉では、行政と森林組合、トビムシの三者が連携し、長期の賃貸契約を結ぶことで、山主から委託される土地の集約化を図っています。下記の「団地」というのが、こうして集約された土地のことです。


[出資者たちに事業の進捗状況を説明する森林組合のご担当者]


[集約化と施業の状況]

今年から来年にかけて、地図上にあるような団地の間伐を行っていくそうです。こうした取組により、現在は、西粟倉村から供給できる木材量は、トビムシが関係する以前の2,000立方メートルから12,000立方メートルへと6倍に拡大しています。

続いて訪れたのは、事業所の向かいにある製材所です。訪れた日が土曜日だったため、工場内はとても静かでしたが、家具などをつくるための製材や製材を作成するための機具がならんでいました。ちなみに、ワリバシ工場は、この製材工場のすぐ横にできる予定です。


[西粟倉村の森で生み出された木材を加工する製材工場のなかの様子]

続いて訪れたのは、そもそもの木材を生み出す“現場”です。

現場では、森林組合の方はもちろん、「西粟倉村共有の森ファンド」で購入した高性能林業機械です。






[木を伐り、枝をそぎ落とし裸になった木を等間隔に伐るハーヴェスタ]

機械には、出資者の方からも熱いコメントをいただいております。





このように間伐した木材のうち、すべてが活用されるわけではありません。一部は、「切捨て間伐」として山に放置されてしまいます。これは、木材価格の定価に伴い、搬出のコストよりも木材価格の方が安くなってしまっているために起こってしまう減少です。

そこで、和RE箸大作戦では、これまで価値がなく切り捨てられていた小径木の間伐材をワリバシにするために、適正な価格で購入することを通じ、林業の活性化を目指します。また、ワリバシを生産するためには工場が必要となりますので、新しい雇用が生まれます。木材が売れ、雇用が生まれると村には、活力が生まれ、若い人も入ってくるようになることが期待できます。さらに、森への投資が進み、適切な管理が行われていれば、間伐が進まず成長が止まってしまっていた森に文字通り陽が差すようになり、二酸化炭素の吸収や土壌の改善など、多面的な機能の強化が進みます。

このように、ワリバシプロジェクトは、とっても素晴らしいプロジェクトなのです!

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西粟倉紹介2010年12月3日 00:00

よい人工林と悪い人工林の見分け方 西粟倉訪問記2

原生林の後は、人工林の見学です。

皆さんは、車の中や電車の中で時折見かける山を、じっくり見られますか。
お恥ずかしい話、ぼくは「あぁ、緑だなぁ、いいなぁ」とボケーッと見るだけで、その山が自然林なのか、人工林なのか、きちんと人の手が入っているのか、放置されているのか、そんなことは、まったく気にかけていませんでした。

でも、知識とは本当に面白いものですね。ぼくは本当にちょっとかじっただけ(というより、現物を目の前にして「こっちが手入れをされているところ」「あっちが手入れをされていないところ」と教えてもらっただけ)ですが、上記のことくらいはすぐに見分けることができるようになったと思いますし、もっともっと、いろいろなことを知りたいと思うようになりました。

では、ぼくが学んだ人工林の見分け方を、ご紹介します!
まずは、写真をご覧ください。

a.



b.



皆さんは、aとbのどちらが、きちんと手入れのされている人工林かお分かりになりますか?そうです、木と木の間隔が適度に空いて、光が差し込むよう整備をされているのaが、きちんと手入れをされている人工林です。逆にbは、木と気の間隔は狭く、光が入らないの様子がお分かりになられるかと思います。

aを管理されている方は、今は西粟倉村には住んでいらっしゃらないそうですが、今でもきちんと手入れをされ、100年以上の人工林を作られてきたそうです。

このように手入れをされた人工林では、土壌が豊かになり、洪水などを予防する働きをするほか、木の成長が進むため、二酸化炭素を吸収し酸素を吐き出すという光合成も盛んに行われるようになるため、環境問題の解決にも貢献します。

さらに言えば、このように森に手入れが入るということは、手入れをする人が必要となりますので、雇用が生まれることになります。実際、西粟倉では、100年の森構想が実行されるようになって、3年間のうちに、約60人の雇用が生まれています。60人と聞くと小さいなと思われるかもしれませんが、人口1,600人の村ですので、村の経済に及ぼす影響の大きさが感じていただけるかもしれません。

というわけで、人工林の見分け方はお分かりいただけましたでしょうか。
見分け方という特別な方法があるというよりも、少しだけ注意をもって見るかどうか、
というのがポイントですね。

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西粟倉紹介2010年11月26日 00:00

西粟倉村・源流の森へ 西粟倉訪問記1

みなさん、こんにちは。
「西粟倉村共有の森ファンド」、「ワリバシファンド」担当の神谷です。

11月20-21日の<共有の森ファンドメンバー限定>西粟倉村・源流の森ツアーに参加してきました!今回は、ぼくのほかに、日本各地から4名の方が参加されていました。ご多用のところ、本当にありがとうございました。


[共有の森ファンド出資者から寄せられたメッセージ]

ちなみに、本ツアーを担当している「森の学校」の坂田さんによると、これまでに6回を開催し、累計44名もの方にご参加いただいているようです。もちろん、今後も開催してまいります。

ちなみにちなみに、坂田さんは、何と「共有の森ファンド」をきっかけに、西粟倉との縁が生まれ、2009年の12月に「森の学校」へ転職されたという経歴の持ち主です。お金だけではなく、人生まで投資してしまった坂田さんです。

というわけで、これから数回にわたって、ツアーの内容をご紹介いたします。

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1日目

11時ごろに智頭急行智頭線大原駅に集合のため、朝5時に起床し、6時に最寄り駅へ向かい、いざ出発!それにしても、寒くて眠い…
思い返してみれば、岡山県は高校時代の修学旅行以来と約15年ぶりなので、とても楽しみ!

集合場所大原駅につくと、青空。とっても、とってもいいお天気。
正直、5時間半は遠いいなぁと感じたのですが、あの突き抜けた青空ときれいな空気で、疲れは、ササッと吹き飛んでいってしまいました。
そして、駅には担当の坂田さんがお出迎え。早速、坂田さんが運転する車で、森の学校まで。駅からは車で約15分ほど。

車内から見る西粟倉村は、道路もしっかりしているし、それなりに開けているなぁ、という印象。もっともっと山里めいているのかなぁと思っていました。
開けている感じがあるとはいえ、コンビニエンスストアがあるわけではないですし、山に近くなると、山里っぽくなってきます。

そんなことを思っていると、森の学校へ到着。

森の学校は、旧影石小学校に入っています。止まってしまった時間を、また動き出させるために。


[正門のそばに建てられている石碑]


[最後の卒業生を送り出したときの職員室の黒板に書かれた在校生数]

職員室で昼食をとり、早速、若杉原生林へ出発!若杉原生林は、特別保護林ということで、現在は、人の手がまったく入っていない森です。杉やヒノキといった針葉樹ではなく、ブナなど広葉樹が多く生えています。


[牧さんを先頭に、原生林を歩く出資者たち]

製鉄のためのタタラ用の木材として利用するために、数百年前に、人間の手が入った形跡はあるようですが、それ以後は、自然のままにまかされているそうです。

それにしても、シンと張り詰めた空気のなか、落葉を踏みしめながら歩ける喜びを久しぶりに感じることができて、嬉しかったです。吉野川の源流となる小川の水も、空気も、とてもきれいでした。


[牧さんから、この原生林の成り立ちの紹介を受けている出資者たち]

ちなみに、昨年は、たくさん実ったドングリ。鹿や猪、熊の食糧となるようですが、今年は、ほとんどありませんでした。ドングリは、約7年周期で豊作と凶作を繰り返す
そうですので、しばらくは、野生の動物たちには厳しい時代が続くのかもしれません。

原生林を見た後は、人工林へ!(以下、次回に続く)

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