津田鮮魚店ファンド ファンドニュース 2011年06月
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被災地からのレポート2011年6月30日 19:41
【津田鮮魚店】二代目からのメッセージ
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出資頂いた皆様本当にありがとうございます。
皆様の応援のおかげで少しずつ再開に向けて進みだしています。石巻の漁業は魚市場のインフラ整備の遅れや沿岸にまだがれきが
残っていることもあり、再開まではまだ相当時間がかかると思います。当店がある石巻市大街道地区は区画整理が入る可能性もあり、
修理も出来ない状況ですので大街道での店舗の再開はメドが立っていません。しかしながら当店の仙台のアンテナショップ『三陸おさかな倶楽部』が
無事だったことや、田代島からの鮮魚の入荷が開始したことで、
少しずつですが石巻の鮮魚の発売、全国への発送も再開しています。今回の震災を受けて多くの石巻の個人の魚屋はお店を閉じることにしたと聞きました。
私は個人の町の魚屋さんは単に魚を売るという役目だけではなく、
漁業の町で魚食文化を伝える、伝道師的な役目も果たしていると思っています。石巻は古来より漁業の町です。
その石巻の魚食文化の火を消さないため、そして次の石巻の漁業を
担う子供たちに石巻の魚食文化のすばらしさを伝えていくためにも
必ず石巻の地で石巻水揚げの魚を扱う津田鮮魚店を再開したいと思います。出資を考えているみなさん、是非と一緒に石巻の漁業の復活の
伴走して頂けませんでしょうか。出資頂いた皆さんには必ず、
日本一の石巻のお魚と石巻の素晴らしい魚食文化をお届けします。石巻の漁業の復活のため当店はノンストップで走り続けます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
津田鮮魚店 二代目 津田祐樹
(左:二代目 右:初代)
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被災地からのレポート2011年6月16日 13:13
【津田鮮魚店】石巻の魚市場 復興会議
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石巻の魚市場の復興に向けて毎週水産復興会議が開催されています。 水産加工会社はじめ魚屋、卸屋、製氷屋、冷蔵・冷凍庫屋など毎回100人近くが 集まって石巻の水産業の復興に向けての話し合いを進めています。 復興会議は各事業所や冷凍・冷蔵庫に残っていた腐敗した魚の処理をする『倉内処理部会』、 早期水揚げの再開のためのインフラ整備を進める『水揚げ部会』、 水産加工団地の嵩上げ等の計画を進める『水産加工団地部会』 に分かれて作業をしていますが、当店は小売業なので直接的関係あるのは水揚げ部会です。 石巻魚市場は津波で市場の建屋が吹き飛び、1m近くの地盤沈下し、市場背後地も壊滅的に破壊されていますが、 幸いにも底引き船団など残っている船が多く、石巻魚市場本港の西側にある西港のダメージも少ないので、 現在西港で行っている倉内処理が終わり電気や水道が通れば水揚げが再開できそうです。 かつお漁も全国的に始まっていますし、金華山沖で獲れた石巻のブランドかつお『金華かつお』の 水揚げも何とか間に合うかもしれません。 市場再開に向けて、関係者一丸となっていますので秋前には皆さんに明るいニュースと 新鮮なお魚をお届けできると思います。その日が待ち遠しいです。 出資を頂いた皆さんには一早く水揚げされたお魚をお届けできるよう万全の準備をしますので もうしばらくお待ちくださいね。
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被災地からのレポート2011年6月11日 19:51
【津田鮮魚店】石巻の離島、田代島から鮮魚が入荷!
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やっと当店にも石巻の離島田代島から鮮魚が入るようになりました。 田代島は石巻から船で1時間ちょっとのところにある島で、 最近では猫の島としても有名です。 田代島 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%BB%A3%E5%B3%B6 田代島にももちろん津波は来て、養殖施設等はかなりの被害を受けたんですが 幸いにも漁師さんや動かせる船も数隻残り、6月頭から操業を再開しました。 クロダイ、ヒラメ、アイナメ、メバル、セッパ、タナゴなどまだ魚種は限られて いますが、今後徐々に獲れる魚も増えて来ると思います。 その田代島の鮮魚はまだ石巻の津田鮮魚店の店頭では販売できていませんが、 飲食店への卸と当店の仙台店『三陸おさかな倶楽部』、石巻ふれあい朝市で販売しています。 石巻ふれあい朝市(毎月第1、3日曜日8:00~11:00開催) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110606-OYT1T00099.htm 三陸おさかな倶楽部 http://osakana-club.jp/ また地方発送もやっとできるようになりましたのでお気軽にお問い合わせください。 *お支払は代金引き換えのみです。 info@osakana-club.jp
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