えこふぁーむニュース 2012年08月
-
ニュース2012年8月23日 09:47
超軟水のアルカリ天然水を本土最南端の原生の森から
-
いつもえこふぁーむを応援頂き、誠にありあとうございます。
本日は、えこふぁーむが新たに始める「鹿児島県・大隅半島の天然水」の事業のご紹介と
販売開始のお知らせをさせていただきます。
ぜひ、ファンドご出資者の皆様およびコミュニティメンバーの皆様にまずはお試し頂ければと思います。
今回、1パックからご購入いただけるようにいたしました。
ご関心をお持ち頂けましたら、以下よりお買い求め頂ければと存じます。
■原生の森 だいちの水 10L:2,500円(税込・送料込) 保存方法:直射日光を避け、常温で保存可能
https://www.musicsecurities.com/ec/buy.php?fid=323
■原生の森 だいちの水 20L:2,700円(税込・送料込) 保存方法:直射日光を避け、常温で保存可能
https://www.musicsecurities.com/ec/buy.php?fid=324
(左20L、右10L)
(到着してそのままご利用頂けます)
ご注文、心よりお待ちしております。
【ご挨拶】
これまでも地域の耕作放棄地の再生を豚をパートナーに行ってまいりましたが、
昨年からは、もう少し川上部分へと目を移し、山林の「管理放棄地」の再生を
豚の放牧を通じて行う取り組みも、「えふぁこーむ放牧豚ファンド2011」では
行ってまいりました。
昨年からは、肝付町にある日本唯一最大級の亜熱帯原生の森の登山を社員と
行うようになり、原生の照葉樹林一帯は国によってなんとか守られていますが、
その森を取り囲む個人所有の山林は荒れ果てていることを目にしました。
そして、今後、このままでは、国の予算が削減されていき、周辺の森も荒廃が
進み侵食されていくと、原生林が失われ、飲み水、農業用水、漁業までが
脅かされるという未来が見えました。
当社では、これまでも、豚をパートナーに、大切な資源を未来から
奪うのではなく、無駄にすることなく、未来へ残せる、生産者と消費者でつくる
循環型農業を目指して行って参りました。
この地域の問題に対しては、今回、原生林の水を少し分けてもらい、
天然水の事業とすることで生まれる収益をもとに、
周辺の管理放棄地を購入し、これまでの豚の放牧で再生を行う、
という循環のサイクルを新たに作り上げるために始めることにしました。
昨年から天然水事業の準備を開始し、新たな雇用も行い、
無事に県からも製造・販売の許可をいただき、この度、販売を
開始できる運びとなりました。
皆様にご満足いただけるよう、商品の改善は行ってまいりたい
と思いますので、これまでの事業と引き続き、ぜひ、
よろしくお願いいたします。【商品のご紹介】
鹿児島県・大隅半島の天然水です。
鹿児島県大隅半島には、人の手がほとんど入ったことのない照葉樹の原生林がそのまま残っています。
なかでも稲尾岳の照葉樹林は、天然記念物に指定されています。
その稲尾岳から国見山へと連なる山系に属し、国定公園に隣接する取水地からくみ上げた水が「原生の森 だいちの水」です。
照葉樹林が育んだ、自然の滋養をたっぷり含んでいます。
大隅半島は、桜島の噴火によって火山灰が堆積してできた土地。この大地で濾過された源泉の水の硬度は、3.0の超軟水。
赤ちゃんからお年寄りまで、だれでもおいしくいただくことができます。
「原生の森 だいちの水」は、そのまま飲料水としてはもちろん、料理の水として使っても、
おいしくいただくことができます。本土最南端の安心安全なミネラルウォーターです。
内なる自然が目を覚ます、それが「原生の森 だいちの水」です。
【ご購入にあたり】
今後、より多くの方に飲んで頂けるよう、パッケージなど改善をして参ります。
そこで、お買い求め頂きました皆様に、ぜひご意見を頂ければ幸いです。
購入頂いた皆様には、別途後日アンケートのお願いをさせて頂く場合がございますので、
何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。
応援頂いております皆様と一緒に、いい商品にしていきたいと思いますので、
ご協力のほど、宜しくお願い致します。
今後とも、応援宜しくお願い致します。
-
えこふぁんど20112012年8月4日 18:06
えこふぁんど2011:スタッフブログその8~飼料作物の栽培ほか
-
耕作放棄地の再生
耕作放棄地の葛の根を夢中で掘り出していた豚さんたち。すっかり食べつくして、畑も耕されています。また次の耕作放棄地へ移動して、畑の再生に働いてもらいます。
豚チームで豚の世話や飼料作物の栽培を担当しているムキアさん。私と同じ昨年10月の入社組です。ネパールから国際結婚で来日し、将来、自分の放牧場を持つという夢を持ってがんばっています。
そんなムキアさんに毎日世話をしてもらっている豚さんたち。人懐っこく、カメラを向けると顔をあげて興味津々。暑くなってきたので、水浴び代わりの泥遊びをしながら青草を食べてくれます。
こちらは再生した畑で豚チームが栽培している飼料用のトウモロコシ。台風の強風に倒されることもなく、立派に育ちました。先月号のブログでご紹介した麦に続き、トウモロコシも豚さんを元気に育てる自社飼料として活用していきます。
飼料用の作物も無農薬で化学肥料を使わずに育てています。その証拠にトウモロコシの葉っぱにはカエルがいました。えこふぁーむの圃場は生き物の宝庫です。
化学物質を使わず育てた野菜や飼料。そんな安全な餌で元気に育ったえこふぁーむの豚肉。肉を食べられない体質の方でも、えこふぁーむの豚肉は不思議と食べられる。そんなオーダーも頂きます。多くの人に支えられるえこふぁーむを目指してがんばります。スタッフ:まーくん
-
えこふぁんど20102012年8月4日 17:54
えこふぁんど2010:スタッフブログその8~野菜の成長報告ほか
-
・ 野菜の成長報告(本城)
強く育つ「ささげ」
2ヶ月近く続いた梅雨が明け、日差しの痛い大隅半島。多くの災害をもたらした長雨の影響で、畑やハウスも根腐れする作物が出てしまいました。一方で、無事に収穫を開始した作物もあります。写真に写っているのはささげという豆です。私の手よりもはるかに大きく成長しています。さやごと塩茹でして食べると美味。
こちらはささげの花です。朝咲いて、昼にはしぼみます。熊蜂がやってきてはさかんに受粉してくれていて、つぎつぎささげが実っていきます。来年は10a(アール)ほど作付けする予定です。
力強く育つささげとワッキーの笑顔。春野菜の出荷が終わり、夏野菜までの端境期、畑から何も収穫物がない日が続きました。夏本番になり、朝から30℃を越える畑での収穫は汗だくになりますが、「何かが採れるってことはすばらしい事ですね」とワッキー。
長雨で枯れてしまったトマトの品種もありますが、写真のミディアムトマトはたわわに実っています。これから色づいていきます。無施肥、無農薬で育ったトマトです。
この1年の試行錯誤によって大隅半島での自然農法に適した作物を見極め、将来はレストランの野菜をすべて自社生産にすること。そして、自然農法で育った野菜を必要としてくれる方にお届けできるように計画的に作付面積を広げていこうと考えています。畑から見上げる国見の山々と夏空。熱中症になりそうな陽気ですが、夏草に負けないように土手や畝の草を刈り込むことでこの風景が保てています。
放牧養豚による耕作放棄地の再生、飼料作物の生産、自然農法(循環農法)の確立。えこふぁーむ誕生10年目の創成期を経て、これからの5年、10年で充実期をむかえられるようにがんばります。スタッフ:まーくん
-
スタッフ日記2012年8月4日 17:43
夏の収穫物:畑チーム責任者まーくん日記
-
厳しい環境のなかで収穫できる野菜たち
7月19日の自社レストランへの野菜出荷風景です。上のざるにはささげ、ミニキャロット、イタリアンパセリなどが。下のざるにはさまざまなトマト、ピーマン、ししとう、ゴーヤ、キュウリなど。
同じく7月20日の自社レストランへの野菜出荷風景。モロヘイヤや加茂ナス、バナナピーマンなども育てています。写真の作物のほかにも、ツルムラサキや大葉、落花生、サトイモ、唐辛子、カボチャ類も順調に生育中です。
夏の風景
畑の土手に咲くオニユリです。茶碗蒸しに入れるユリネが採れるよ、というとワッキーも感心を持ってくれます。ただ、栽培されているユリネはほとんどコオニユリなのですが。花が終わって、地上部が枯れる秋口に掘り起こして、天然オニユリのユリネを食べてみようと思っています。
私が森小休の敷地内に植えたユスラウメの葉に蝉の抜け殻が。昨年は11月までツクツクボウシが鳴いていました。6月末からニイニイゼミ、7月からアブラゼミやヒグラシも鳴いています。蝉の命が長い大隅半島です。
スタッフ:まーくん
-
スタッフ日記2012年8月4日 17:16
暑中お見舞い申し上げます♪:豚チーム責任者ガンちゃん日記
-
いやー、やーっと梅雨明けましたね。子供の時みたいな夏休みはないけど、何かもうそれだけでテンション上がりますよね!ただ、今年の夏はちょっと気掛かりなこともあるんですよ。なんせ僕達が豚のお世話をするようになってから、冬は30年に一度の大寒波で豚の飲み水用の水道管は毎日の様に破裂するし、梅雨は30年に一度の連日の大雨で放牧場の電気柵の電圧が下がって、これまた毎日の様に豚たちが脱柵して追いかけ回る日々・・・夏は30年に一度の何?って感じで、ちょっと構えてる訳です。まあでも、考えていても仕方ないし、そんな不安を吹っ飛ばす様な「2012夏inえこふぁーむ」をお届けしていきます。
先ずは、今年1月から豚たちを放牧し、耕作放棄地を再生した畑の様子です。飼料用のとうもろこしを作ってみたのですが、今はこんな感じになってます。まだ成熟してないんですが、畑の隣の豚たちに試食してもらったところ、とっても好評で、器用に前足で皮を剥きながら食べていました。
続いて、先月のブログでご報告した、豚ではなく人による耕作放棄地の再生の様子です。
左が今の様子で、右はビフォアーで、僕たちも豚に負けじと頑張ってます。この畑をお借りする前に、会社の事務所の隣にある耕作放棄地で野菜作りの練習をしてきたんですけど、そこの野菜たちもそろそろ本格的に収穫を迎えられそうです。
さてさて、次は田んぼです。こんな感じに穂が出始めました。この田んぼで収穫されたお米は、えこふぁーむが経営する定食屋さん「さなぎ食堂」で使われます。なので、田んぼには右の看板が立っていて、この看板に恋人同士二人が手を繋いで触れると、その二人は必ず永遠に結ばれると云われる隠れ家的恋愛パワースポットとなっています。
さて、最後は、環境修復についてのご報告です。次に再生する山の様子ですが、真ん中位に電気柵が張ってあり、左の豚を放牧していたエリアは草1本ないのがわかります。ここは少数の豚を残しつつ、畑を作ったり、果樹を植えたりして、えこふぁーむの取り組みを楽しみながら見ることができるフラッグシップ的な場所にしていこうと考えています。この山をいつか関東のTDL、関西のUSJに並ぶ、九州のOER(大隅エコリゾート)にすべく奮闘の日々です。勿論そう簡単な話ではなく、言ってるそばからご覧の通り、一見タスマニアタイガーのようですが、まあ普通にうちのやんちゃ坊主が脱柵してます
この子を柵に戻すのに小一時間、気付けば一日が終わってる…みたいな感じなので、前に進んで行くのは凄く大変なことだけど、こんな顔されたら、「一緒に行こうぜ~」みたいな感じになっちゃいますよね。
・・・で、さっき最後って言ったんですけど、夏と言えばフェスなんで、おまけに先日静岡のつま恋で開催されたap bankフェスに参加してきたことを最後にご報告します。
このフェスは、ミスチルを筆頭に豪華アーティストが参加しているバンクフェスで、えこふぁーむはapバンクの第1期の融資を頂いていているので、毎年「食」のブースで参加させて頂いています。今年もソーセージなどを販売しました。僕なんかガッツリミスチル世代なんで、桜井さんの生「恋なんて~いわばエゴとエゴのシーソーゲーム♪」なんて聞こえてきたら、「AH~AH~AH~♪」とかノリノリで店頭に立っていたんですが、毎年このイベントでえこふぁーむのソーセージを食べるのを楽しみにしてくれている常連の方や同じ鹿児島から来られた方を始め多くの方々と交流でき、生産者としてたくさんの励ましを頂きました。このフェスは8月にも淡路と宮城でも開催され、両方とも僕達も参加します。そしてまた、ブログだけでは伝えきれないメッセージをえこふぁーむの加工品や直の交流を通してお伝え出来ればと意気込んでいます。皆さんも是非フェスに遊びに来て、今年の夏を一緒に盛り上げていきましょ~!
そーゆー訳で、2012年の夏が皆さんにとって、最高の夏でありますように・・・くれぐれも熱中症にはご注意を!
今年既に3回熱中症でダウンした生産者より暑中お見舞いでした。スタッフ:ガンちゃん
- ニュースカテゴリ
- アーカイブス
-
- 2014年12月(2)
- 2014年10月(1)
- 2014年06月(2)
- 2014年05月(3)
- 2014年02月(1)
- 2014年01月(1)
- 2013年11月(3)
- 2013年05月(2)
- 2012年12月(4)
- 2012年09月(4)
- 2012年08月(5)
- 2012年06月(4)
- 2012年05月(8)
- 2012年03月(4)
- 2012年02月(4)
- 2012年01月(5)
- 2011年12月(3)
- 2011年09月(1)
- 2011年07月(1)
- 2011年03月(1)
- 2010年12月(1)
- 2010年11月(2)
- 2010年10月(1)
- 2010年09月(1)
- 2010年07月(1)
- 2010年05月(1)
- 2010年03月(4)
- 2010年02月(1)
- 2010年01月(2)
- 2009年11月(20)
- 2009年10月(1)
- 2009年09月(6)
- 2009年07月(4)
- 2009年06月(3)