お米を増やして日本の食卓を守る農家ファンド
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このファンドは、静岡県浜松市にある株式会社じゅんちゃんファームが、「再生二期作」に取組むための資金を募集するものです。
「再生二期作」とは、従来の二期作とは異なる新しい栽培技術で、1度の田植えで2回収穫できる栽培技術です。
目的 | 「再生二期作」に必要な汎用型コンバイン(作物用収穫機)の設備資金 |
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募集期間 | 2025年1月31日〜2025年7月31日 |
募集金額 | 6,000,000円 |
特典 | 自社栽培米「にじのきらめき」5㎏×1つ(送料・税込4,580円相当) |
設立背景 | 祖父の代から続く米農家。三代目として2019年に会社設立 |
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事業内容 | 静岡県浜松市を拠点に音響栽培による「米」や「小松菜」の生産・販売 |
過去の実績 | 2024年から「再生二期作」に取り組んでおり、メディアに多数取り上げられている |
ポイント1 | 革新的な米づくり「再生二期作」に先駆的に挑戦 |
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ポイント2 | 全国の水稲農家の収益性を向上させ、「儲かる農業」の実現に向け取り組んでいる |
ポイント3 | 米不足の問題を解消のため、お米の安定供給に向け取り組んでいる |
このファンドは、「再生二期作」を普及させ、地球温暖化に負けない高品質のお米を生産し、食糧供給の安定を目指しています。
株式会社じゅんちゃんファームは、静岡県浜松市を拠点に音響栽培というユニークな栽培方法を用いて「米」と「小松菜」の生産を行っている農業法人です。
祖父の代から続く米農家としての伝統を受け継ぎ、三代目として研鑽を深め、古き良きものを大切にしながら、未来へとつながるものづくりに取り組んでいます。
今回、じゅんちゃんファームでは、米農家にマイナスの影響がある地球温暖化による高温障害に対抗するため、革新的な米づくり「再生二期作」に挑戦します。
「再生二期作」とは、農研機構(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)が開発した新技術であり、多くのメディアでも取り上げられ、いま注目されている技術です。
本ファンドを通じて調達した資金は、「再生二期作」に必要な汎用型コンバイン(作物用収穫機)の設備資金等に活用いたします。
再生二期作とは、従来の二期作とは異なる新しい栽培技術です。
簡単に言えば「1度の田植えで2回収穫できる栽培技術」のことです。
一期作目の収穫の後、刈り取った稲(地際から40cm残す)の切り株から茎を再生させて、もう一度稲穂を実らせて2回目の収穫を行う二期作目の育苗や移植が不要となる画期的な栽培技術です。
地球温暖化により国内の春と秋の気温が上昇し、稲を生育できる期間が長くなっているため、再生二期作の条件が整いました。
浜松市は、全国有数の日照時間と適度な降雨量から、再生二期作に必要な全国屈指の好条件が揃った恵まれた地域です。
(農研機構:良食味多収水稲品種「にじのきらめき」を活用した再生二期作による画期的多収生産の実現)
また、生産するうえで必要な設備としては、汎用型コンバインが必要となります。
日本の多くの米農家(※水稲農家)に普及しているのは、自脱型コンバインですが、自脱型コンバインは、茎部分を押さえながら穂だけを脱穀装置に投入する仕組みであるため、稈長(稲の長さのこと)が短い二期作目を収穫すると上手く脱穀できず、収穫作業が困難となります。
これに対し、汎用型コンバインは、穂だけでなく茎や葉などを脱穀装置に投入する仕組みであるため、稈長が短い二期作目でも収穫・ 脱穀ができます。
2024年の夏、スーパーなどの売り場からお米が消えた「令和の米騒動」は、2023年の猛暑で高温障害が相次ぎ品質低下で流通量が減少したことが要因の1つに挙げられています。
じゅんちゃんファームでも、高温障害の影響で収穫した米が割れたり、米粒が白く濁り白濁米となり一部出荷ができず売上が大幅に減ってしまいました。
宮本社長は、収穫量の増加と品質の確保が必要であるという危機感を抱き、何か解決策はないかと模索した結果、農研機構が発表したばかりの「再生二期作」に関するプレスリリースの記事を目にしました。
この技術が解決の糸口になると確信した宮本社長は、すぐに農研機構の中野洋氏へ連絡を取り再生二期作についての具体的な技術支援を依頼し、中野洋氏に何度も茨城から浜松まで足を運んでもらい、2024年に試験的な「再生二期作」をスタートしました。
再生二期作は全国でも取り組んでいる農家は珍しいことから、2024年はたくさんのメディアに取り上げられました。
「にじのきらめき」の作付面積10haのうち2haで再生二期作を実施しました。
その結果、通常穂が伸びる時期に高温にさらされると、白濁する粒が増えて等級、食味が低下しますが、「にじのきらめき」は高温条件でも外観や味を保つことができるため、二期作目も一期作目と変わらぬ品質の粒立ちの良く、旨味や甘味が感じられるお米が出来上がりました。
一方で、今回は「再生二期作」で必要な汎用コンバインを保有していないため、従来の自脱型コンバインを使用し試験的に収穫を実施しました。
なんとか無事収穫することはできましたが、籾詰まりを何度も起こし収穫に時間を要しました。
日本の水稲経営を担っている就農者数は、2000年の233万戸から2020年には174万戸まで減少。
20年間で約25%減少しており、今後も更なる減少が見込まれます。
水稲経営を安定させるためには、広大な水田を確保し、大型農機と乾燥調製機材やそれを収納する建屋を揃えるために 多額の資金を要することが、就農者数の減少に拍車をかける恐れがあり、社会問題化しつつあります。
このような課題を解決するため、じゅんちゃんファームは「再生二期作」の取り組みに先駆的に挑戦し、普及させることで全国の水稲農家の収益性を向上させ、「儲かる農業」の実現を目指しています。
今後、現在の作付面積(25ha)を5年後には約50ha(東京ドーム約10個分)に拡大し、そのうち約20haを「再生二期作」に充てる計画です。
「再生二期作」は安定供給や低コスト化に役立つ技術ですが、浸透には10年以上かかると言われており、宮本社長は再生二期作を普及させ、「持続可能な農業を実現し、就農者の減少に歯止めをかけたい」と言います。
このファンドは、再生二期作の成功事例を弊社が先駆けて日本全国に結果で示し、栽培技術を広く普及させる事で、米不足や価格高騰で苦しむ全ての一般消費者の皆様や米を必要とする事業者様に貢献し、経費高騰で倒産・廃業が多発する水稲農家を救い、儲かるお米の経営を実現することで就農者の増加を促すことを目指すもので、「お米を愛する皆さま」に共感していただけるファンドであると確信します。
猛暑でも全国平均の2倍近い収穫量と高い品質を維持できる実証結果が示された革新的栽培技術をお米の国、日本に普及させたいです。
猛暑を吹き飛ばす様な熱い厚い御支援を宜しくお願い致します。
株式会社じゅんちゃんファーム
代表取締役 宮本純
本匿名組合契約の名称 | お米を増やして日本の食卓を守る農家ファンド |
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営業者 | 株式会社じゅんちゃんファーム |
出資金募集最大総額(口数) | 6,000,000円 (200口) |
出資金募集最低総額 | 3,000,000円 |
申込単位(1口あたり) | 32,400円/口 (内訳:出資金30,000円 取扱手数料2,400円) (上限口数:33口) |
募集受付期間 | 2025年1月31日〜2025年7月31日 ※この期間中であっても、出資金額が出資募集最大総額に達した 場合は、そのときをもちまして出資の募集を終了します。 |
会計期間 | 2025年9月1日~2029年8月31日 |
決算日 | 第1回 2026年8月31日 報告日: 2026年11月29日 分配日: 2026年12月29日 第2回 2027年8月31日 報告日: 2027年11月29日 分配日: 2027年12月29日 第3回 2028年8月31日 報告日: 2028年11月29日 分配日: 2028年12月29日 第4回 2029年8月31日 報告日: 2029年11月29日 分配日: 2029年12月29日 |
報告日 | 決算日から90日以内 |
分配日 | 決算日から120日以内 |
決済方法 | (1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) ![]() ![]() ![]() ![]() (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
商号 | 株式会社じゅんちゃんファーム |
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所在地 | 静岡県浜松市中央区大人見町3487番地の2 |
事業内容 | 農産物の生産、加工、販売 |
設立日 | 2019年3月28日 |
代表者 | 宮本 純 |
決算日 | 2月28日 |
項 目 | 金 額 |
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農機具購入代 | 5,000,000円 |
業務委託費(最大) | 1,000,000円 |
合 計 *1 | 6,000,000円 |
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1) 事業計画上売上について
前期実績 | 2024年2月期 | 税抜 | 19,255千円 |
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損益分岐 | 4年間 | 税抜 | 89,418千円 |
事業計画 | 4年間 | 税抜 | 116,096千円 |
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | |
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事業計画 (売上金額) |
25,748千円 | 29,024千円 | 30,116千円 | 31,208千円 | ー |
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
リクープ前:
売上金額(税抜)×6.71%÷200口×1口
リクープ後、累計売上金額(税抜)が事業計画売上金額以下の場合:
リクープ売上金額(税抜)×6.71%÷200口×1口+(売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×4.2%÷200口×1口
リクープ後、累計売上金額(税抜)が事業計画売上金額を超える場合:
リクープ売上金額(税抜)×6.71%÷200口×1口+(事業計画売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×4.2%÷200口×1口+(売上金額(税抜)-事業計画売上金額(税抜))×2%÷200口×1口
匿名組合員にとっての損益分岐点のことをいいます。本匿名組合契約に基づく分配金額の合計が匿名組合員からの出資金と同額になることです。
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口30,000円の出資の場合)
4年間 | 売上金額 | 分配金額 | 償還率 | 源泉徴収後 償還率 |
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損益分岐前 | ¥44,709,389 | ¥15,000 | 50.0% | 50.0% |
損益分岐 | ¥89,418,778 | ¥30,000 | 100.0% | 100.0% |
事業計画 | ¥116,096,476 | ¥35,602 | 118.7% | 114.9% |
1. 債務超過のリスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過であり、一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、募集期間が終了したにもかかわらず、申込者からの出資金額が出資金募集最低総額(3,000,000円)に満たなかった場合には、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. 生産に関するリスク
本匿名組合事業の商品の生産については、原料の調達状況、設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
13. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
14. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
一口につき、自社栽培米「にじのきらめき」5㎏×1つ(送料・税込4,580円相当) を募集終了後、会計期間中にお届けいたします。
(注1) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
(注2) 特典の詳細につきましては、募集終了以降、別途ご連絡いたします。 |
(注3) 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 |