募集開始のご挨拶《有限会社うらい》
2019年3月18日
加古川 うらいのジビエ総菜ファンド
みなさま、こんばんは!いつも応援ありがとうございます。
有限会社うらい、ファンド担当の川村将紀と申します。
この度、当社の新ファンド『加古川 うらいのジビエ総菜ファンド』を立ち上げる運びとなりました。
本ファンドは地域の抱える課題を、地元企業が解決するプロジェクトです。
”地域の困りものを地域の宝に”
そんな想いで立ち上げました。地域の困りものって?
それはずばり「イノシシ」です!
イノシシをどうするの?
狩猟します。
これは非常に高い倫理観と大きな社会的責任を伴うプロジェクトです。ずばり命を頂戴しなければ出来ないことです。奇しくも干支のせいもあり、関連するニュースは毎日のように流れています。その中には一部、倫理に照らし合わせると如何なものかといった内容や、人的な被害を被ったことを伝える内容、経済損失を伝える内容など様々です。
しかしながらいざ、自分が当事者になったらどうするか、そういった事をかんがえさせてくれたプロジェクトです。狩猟には実銃を用いることになります。その為には様々なハードルを乗り越えなければなりませんが、その中に近隣住民への説明と同意というものがあります。これは猟銃を保管する場所の近隣住民への説明と理解、承諾を得るということなのですが、僕が行った際に近隣住民の方からお伺いできた声にこんなものがありました。
「えっ?!TVの中の話やと思ってた・・・。まさか自分が住んでいる加古川でそんなことが起きているなんて。」
僕も多分、逆の立場ならそう言っていたと思います。しかしながら、当社のある場所のおかげで被害を受けている方々からの生の声をお伺いする事が出来、自分たちに何が出来るかを考えさせてもらえました。
当社はお肉屋です。狩猟は素人ですが、お肉に関してはプロを自負しています。であるならば当社が猟師を育成し、狩猟で得たお肉に新しい価値を生み出せるのではないかと考えたことがプロジェクト発足のきっかけです。
本プロジェクトはアクションカメラを用いてその行動や内容を一部公開していきます。そうする事でより多くの方へ生の情報を届ける事が出来、意義のあるプロジェクトに育てていこうと考えています。イノシシが生息している事で起きる現象を知っている方も、知らない方も是非、加古川の里山でどんな事が起きているのかを知って頂きたいと思っています。
人間からすれば困りものでも尊い一つの命です。人口の減少に伴い野生のイノシシは増加の一途を辿っていますが、里山のもつ姿と地元住民との理想の共生を目指していきたいと思います。
頂いた命は大切に、大切にしなければなりません。狩猟について調べていくうちに素晴らしい言葉に出会いました。
”食い供養”
日本には古来このような考えがあったようです。そしてこの言葉は当社のおこなっている事業に対する戒めでもあります。当社が扱う牛肉も尊い一つの命を頂かない限り成立しません。
このプロジェクト立案当初、当社社長にこんなことを言われました。
「うちは沢山の命を頂いて商売出来てる。その上まださらに命頂いて商売する理由教えてくれ。」
この問いに明確な答えは出せずじまいです。でも、僕は困っている方々を見て見ぬふりは出来ませんでした。何度も何度も話し合い、ようやく許可を頂きました。
「この間の答え、また儂に聞かせてくれ。」
その答えをこれから示していこうと思います。
長い取り組みとなります。批判もあるでしょう。しかしながらもう後戻りは出来ません。
ありのままの真実と目指すべき答えを探して取り組んでいく覚悟です。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
有限会社うらい
ファンド担当:川村将紀
有限会社うらい、ファンド担当の川村将紀と申します。
この度、当社の新ファンド『加古川 うらいのジビエ総菜ファンド』を立ち上げる運びとなりました。
本ファンドは地域の抱える課題を、地元企業が解決するプロジェクトです。
”地域の困りものを地域の宝に”
そんな想いで立ち上げました。地域の困りものって?
それはずばり「イノシシ」です!
イノシシをどうするの?
狩猟します。
これは非常に高い倫理観と大きな社会的責任を伴うプロジェクトです。ずばり命を頂戴しなければ出来ないことです。奇しくも干支のせいもあり、関連するニュースは毎日のように流れています。その中には一部、倫理に照らし合わせると如何なものかといった内容や、人的な被害を被ったことを伝える内容、経済損失を伝える内容など様々です。
しかしながらいざ、自分が当事者になったらどうするか、そういった事をかんがえさせてくれたプロジェクトです。狩猟には実銃を用いることになります。その為には様々なハードルを乗り越えなければなりませんが、その中に近隣住民への説明と同意というものがあります。これは猟銃を保管する場所の近隣住民への説明と理解、承諾を得るということなのですが、僕が行った際に近隣住民の方からお伺いできた声にこんなものがありました。
「えっ?!TVの中の話やと思ってた・・・。まさか自分が住んでいる加古川でそんなことが起きているなんて。」
僕も多分、逆の立場ならそう言っていたと思います。しかしながら、当社のある場所のおかげで被害を受けている方々からの生の声をお伺いする事が出来、自分たちに何が出来るかを考えさせてもらえました。
当社はお肉屋です。狩猟は素人ですが、お肉に関してはプロを自負しています。であるならば当社が猟師を育成し、狩猟で得たお肉に新しい価値を生み出せるのではないかと考えたことがプロジェクト発足のきっかけです。
本プロジェクトはアクションカメラを用いてその行動や内容を一部公開していきます。そうする事でより多くの方へ生の情報を届ける事が出来、意義のあるプロジェクトに育てていこうと考えています。イノシシが生息している事で起きる現象を知っている方も、知らない方も是非、加古川の里山でどんな事が起きているのかを知って頂きたいと思っています。
人間からすれば困りものでも尊い一つの命です。人口の減少に伴い野生のイノシシは増加の一途を辿っていますが、里山のもつ姿と地元住民との理想の共生を目指していきたいと思います。
頂いた命は大切に、大切にしなければなりません。狩猟について調べていくうちに素晴らしい言葉に出会いました。
”食い供養”
日本には古来このような考えがあったようです。そしてこの言葉は当社のおこなっている事業に対する戒めでもあります。当社が扱う牛肉も尊い一つの命を頂かない限り成立しません。
このプロジェクト立案当初、当社社長にこんなことを言われました。
「うちは沢山の命を頂いて商売出来てる。その上まださらに命頂いて商売する理由教えてくれ。」
この問いに明確な答えは出せずじまいです。でも、僕は困っている方々を見て見ぬふりは出来ませんでした。何度も何度も話し合い、ようやく許可を頂きました。
「この間の答え、また儂に聞かせてくれ。」
その答えをこれから示していこうと思います。
長い取り組みとなります。批判もあるでしょう。しかしながらもう後戻りは出来ません。
ありのままの真実と目指すべき答えを探して取り組んでいく覚悟です。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
有限会社うらい
ファンド担当:川村将紀