守破離の教え
2018年2月17日
内山味噌店 味噌蔵の熟成肉ファンド
こんにちは。
内山味噌店の内山です。
今回は、私が大切にし、「座右の銘」と言うべき言葉がについてお話ししたいと思います。
それは「守破離」と言う教えです。
一番最初に聞いたのは、小学6年生の時、今から40年も前のこと、当時通っていた剣道道場での先生から稽古後の講和でした。
小学生には難しい言葉ではありましたが、とても印象深かった思い出があります。
その後も高校生まで剣道を続けていたこともあり、繰り返し聞かされた教えであったため、
武道特有の考え方だと思いながらも繰り返し学ぶことができました。
しかし老舗の後継者として伝統を受け継ぐ身になってみると、武道だけでなく、
経営にも生かせる教えであると気づき、今でも大切にしています。
簡単に「守破離」の意味を解説すると、
「守」とは、師や各流派の教えを忠実に守り、それからはずれることのないように
精進して身につけよ、という意味でです。
「破」とは、今まで学んで身につけた教えから一歩進めて他流の教え・技を取り入れる
ことを心がけ、師から教えられたものにこだわらず、さらに心と技を発展させよ、
という意味です。
「離」とは、破からさらに修行して、守にとらわれず破も意識せず、新しい世界を拓き、
独自のものを生みだせ、という意味です。
あらためて「守破離」の意味を考えると、剣道や武道の世界だけの教えではなく、
事業の継続を考えた場合に、経営などにも生かせる重要な教えであると感じます。
家業を継いだものにとって、親(師)に教えられてそこに留まっているだけでは発展はない。
家業で出発して家業の中で止まっていたのでは、後継者としての存在価値はないのではないか?
師をしのぎ、親を超越することを目指さずして、真の伝統の担い手とはなれないのではないか?
伝統とは、その時代時代での革新を積み重ねた結果、継続され続ける文化のことであると思います。
正直まだまだ「破」「離」のレベルには達していませんが、より高い次元を目指し、発展成長していきたいと思います。
「守破離」は、私にとっての行動の礎です。
熟成肉事業が、「破」のレベルに達するよう、一層の精進をあらためて決意しました。
引き続きご支援をお願いいたします。
内山味噌店の内山です。
今回は、私が大切にし、「座右の銘」と言うべき言葉がについてお話ししたいと思います。
それは「守破離」と言う教えです。
一番最初に聞いたのは、小学6年生の時、今から40年も前のこと、当時通っていた剣道道場での先生から稽古後の講和でした。
小学生には難しい言葉ではありましたが、とても印象深かった思い出があります。
その後も高校生まで剣道を続けていたこともあり、繰り返し聞かされた教えであったため、
武道特有の考え方だと思いながらも繰り返し学ぶことができました。
しかし老舗の後継者として伝統を受け継ぐ身になってみると、武道だけでなく、
経営にも生かせる教えであると気づき、今でも大切にしています。
簡単に「守破離」の意味を解説すると、
「守」とは、師や各流派の教えを忠実に守り、それからはずれることのないように
精進して身につけよ、という意味でです。
「破」とは、今まで学んで身につけた教えから一歩進めて他流の教え・技を取り入れる
ことを心がけ、師から教えられたものにこだわらず、さらに心と技を発展させよ、
という意味です。
「離」とは、破からさらに修行して、守にとらわれず破も意識せず、新しい世界を拓き、
独自のものを生みだせ、という意味です。
あらためて「守破離」の意味を考えると、剣道や武道の世界だけの教えではなく、
事業の継続を考えた場合に、経営などにも生かせる重要な教えであると感じます。
家業を継いだものにとって、親(師)に教えられてそこに留まっているだけでは発展はない。
家業で出発して家業の中で止まっていたのでは、後継者としての存在価値はないのではないか?
師をしのぎ、親を超越することを目指さずして、真の伝統の担い手とはなれないのではないか?
伝統とは、その時代時代での革新を積み重ねた結果、継続され続ける文化のことであると思います。
正直まだまだ「破」「離」のレベルには達していませんが、より高い次元を目指し、発展成長していきたいと思います。
「守破離」は、私にとっての行動の礎です。
熟成肉事業が、「破」のレベルに達するよう、一層の精進をあらためて決意しました。
引き続きご支援をお願いいたします。