【寒梅酒造】 続・解体作業
2011年7月29日
寒梅酒造 四器ファンド
皆様こんにちは。宮寒梅醸造元(名)寒梅酒造 岩崎です。
宮城県大崎市は、梅雨に逆戻りしたのでは??
と思うほど連日雨と湿気が多い毎日が続いておりました。
暑い日が続いておりますが、今季は原発の問題等もあり、
蔵元一丸となって節電にも取り組んでおります。
さて、宮寒梅の仕込み蔵も現在ほぼ骨組みの柱だけの状態になりました。
築100年の歴史を持つ蔵で、壁はすべて「土」と「竹」が編みこまれ造られていました。
私も蔵に戻り4年が経過しましたが、改めて昔からの技術と
先人たちの工夫というものには大変驚いております。
そして、今回の解体で今まで創業以来稼働してきた酒米を蒸す「釜場」を残すことを決めました。
無事だったこの釜場は、周辺はすべて地盤改良をしなければなりませんが、
なんとか今後も生かしてもらうことができます。本当嬉しいです。
いよいよ、来週月曜日から大型重機により更地になります。
今まで、頑張ってくれたこの蔵に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、同時に新蔵での今まで以上の日本酒を造り上げていくという
楽しみや期待がこみあげてきております。
今回の蔵の解体には、千葉県からも解体業者が手伝いて来てくれています。
みな、被災地の復興に向け取り組んでくださっており、とてもありがたく思います。
そのためにも、今私達が何をすべきか、一歩一歩前へ進んでいきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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