個別化医療に向けて
こんにちは、セキュリテスタッフです。
自粛生活が続いておりますが、皆様の生活はいかがでしょうか。
通院をされている方には、手術や治療が延期になるなど、コロナウイルス感染は、私たちの医療生活に影響を与えているようです。
しかし、医療現場では、これまでと変わらない治療環境の維持に努められています。
また、医療研究や大学発ベンチャーでは、新たな医療のあり方を追求されています。
将来の医療生活については、私たち民間の意思で改善していくことも必要だと考えます。
本日は、大腸がんの個別化医療の実現を目指す大学発ベンチャー「京ダイアグノスティクス」をご紹介させていただきます。
京ダイアグノスティクス株式会社は、京都大学医学研究科の研究成果を事業化するために設立された、京都大学発ベンチャー(京大発VB)です。
日本国内で罹患者数が最も多い大腸がんに対し、一律的ではない個々の患者さんに合った投薬等 「個別化医療」を実現するための医療サービス開発を進めています。
セキュリテでは、昨年5月30日にファンドをリリースさせて頂きました。
本ファンドでは、事業化するまでにかかる実験・資材費用を募集しています。
「京大発VB 大腸がん個別化医療ファンド」
今現在、295名の皆様にご支援をいただいております。心からお礼を申し上げます。
あと2週間ほどで、募集を終了させて頂きます。
ここに、お礼と最後のご案内をさせて頂きます。
【今後の研究計画「大腸がん患者への薬剤感受性検査サービス」】
まずは業務提携を結ぶ京都大学医学部附属病院、国立京都医療センター、北野病院で臨床研究に臨み、将来的には全国の病院と提携を結ぶことで多くの方に検査を利用して頂ける体制を構築する計画です。
【京都大学医学研究科「医学領域」産学連携推進機構からのコメント】
今回、イノベーションハブ京都から選出した「京ダイアグノスティクス」は、武藤誠教授の研究成果を活用したベンチャーである。
本ファンディングにより、研究開発が進み、臨床応用されることを期待する。
武藤誠先生(翻訳) ワインバーグ がんの生物学(原書第2版) (日本語) がん研究の第一人者として世界的に著名なロバートA.ワインバーグの名著「The Biology of Cancer」の改訂版.がんの生物学の歴史や分子生物学を駆使した最先端の基礎研究から臨床研究,治療について分かりやすく解説された本書の初版翻訳版は日本翻訳出版文化賞を受賞.今版でもストーリー性のある理解しやすい解説と多くの図・写真は健在.この間に解明されたこと,進展した治療法などの情報更新がなされ,さらに“がん”の正体に迫っている.(出典:AMAZON) |
京ダイアグノスティクス株式会社
産学官推進室
セキュリテACADEMIA スタッフ一同