あのコロッケはこちらです♪
2019年12月16日
加古川 うらいのジビエ総菜ファンド
いつも応援ありがとうございます!有限会社うらい、ファンド担当川村将紀です。
今日は投資家の貴方様へ大切な、大切なお知らせです。
思い起こせば早2年。地域の課題解決にクラウドファンディングを利活用しようと考えて、増え続ける野生動物による農業等の被害の防止と、その野生のお肉を活かす、頂いた命を無駄にしない取り組みを目指して活動を開始しました。
皆様の力強い応援のお陰で直ぐに資金調達も完了し、本年度より猟師として活動を開始しました。また目指した取り組みを、産業的にも成功させるために、製品開発も行ってきました。
そしてついにセキュリテストアで販売する運びとなりました!
増え続ける野生動物による農業被害
加古川市も全国と同じように、その被害に悩まされ続けています。年間加古川市の担当課が把握しているだけでも数千万の被害が出ている現状。地域密着で商いをさせて頂いているからこそ、地元農家さんの悩みも身近です。そんな現状を何とかしたいと考えているうちに、地元猟友会の方と知り合い、そして猟師を取り巻く現状も知ることが出来ました。
現在の猟友会は平均年齢が年々高齢化しており、その後継者、いわゆる承継に苦戦しています。僕の師匠曰く
「今の猟友会は、老友会や(笑)。」と冗談交じりに話していましたが、深刻な人手、そして若手不足です。これでは増え続ける野生動物による被害対策も間に合いません。そして・・・
活かすべき命
何とか被害を食い止めようと活動している猟師さん達ですが、被害防止のために行う(鳥獣対策駆除)狩猟で捕獲された野生動物の実に95%以上が活用されていない現状を知ります。同じ生き物から命を頂戴して商いをしているお肉屋さんの職人である僕にとって、これは衝撃的な数字と事実でした。
「自分の経験を活かして、これらの地域課題の解決が出来ないか?」
更にもう一つ。
【猟師という職業は専業では成り立たない】
この問題も非常に大きな課題でした。どれだけ地域のために活動している猟師さん達も、そのほぼ全てが兼業で、猟師としての収入は無いに等しい状態です。折角の活動もやはりお金が続かなければ出来ません。また現在流通しているジビエ肉は流通が特殊で、いわゆるお肉屋さんが持っている流通のルートとは一切関りがありません。限られたルートで、限られた流通が行われているだけではなかなか産業として成り立たないと感じました。
幸いな事に現在少しづつブームになっているジビエ肉、このブームに乗って定着させることが出来れば、地域の課題解決とその課題解決を担う、猟師さん達の課題を解決する事が出来ると思いました。
自分の経験を活かし、課題解決とジビエ肉流通の問題改善に取り組む。
そうやってスタートした製品開発。沢山の方に支持される製品は、普段よく食べていらっしゃる物がジビエ入門として良いのではないかと考え、コロッケを開発する事にしました。
ジビエの課題を職人の技術で解決
知り合いや、常連様にジビエ肉の持つイメージを聞いてみると、
「ジビエって臭いイメージ。特有の癖が気になるー。」や
「安心安全はどうなっているの?そもそも食べれる?」
「美味しくなさそう。」
などが主な関心でした。なるほど、確かにおっしゃる通りですが・・・安心してください!その問題、お肉屋さんの職人の技術で解決できます!
まず大前提として。猟師さん達は獲物を捕るプロですが、お肉に関しては僕達の方にはるかに分があります。捕るまでは猟師、お肉にするのは僕達がプロです。食肉にするためには、捕獲の方法や捕獲後の処理の仕方が非常に大切です。例えばお肉の品質に大きく関わることの1つとして ”ストレス” があります。お肉にするときに余分なストレスを与えない方法を僕達は熟知しています。この方法により、ジビエ肉のもつ特有の癖は格段に抑えることが出来ます。また牛肉や豚肉が安心安全に食せるのも、お肉屋さんのもつ技術です。そしてお肉になったイノシシを、お肉屋さんがもつ技術で熟成させて旨味を引き出します。
熟成は1週間。豚肉に類似しているイノシシ肉に適した温度と期間を探り、決定しました。この熟成を行う事により、鳥獣対策の時期である夏場の脂の少ないヘルシーなイノシシ肉を、格段に美味しくさせる事に成功しました。
一番大切な安心安全については、食肉処理施設で獣医さんに直接指導して頂き、重要な知識を身につける事が出来ました。捕獲後のジビエの外見はもとより、内臓からも病変などを判別できるように指導して頂き、現在も勉強を重ね続けています。猟師に自らがなった事もそうですが、せっかくの取り組みなので必ずまずは自分でその技術を習得する事を心掛けました。
これらの技術をジビエに活かす事により、
臭みの少ない、旨味の凝縮した、安心安全なジビエ肉
の生産が可能になります。この原材料の良さを活かすために、味付けは最小限に留め、非常にあっさりとした、でも旨味を感じる、そんなコロッケの開発を実現する事が出来ました。
このコロッケを
イノコロ
と名付け、地元のイベント3つで(加古川楽市➤2019/9/4,5・兵庫県民農林漁業祭➤2019/10/19,20・兵庫県民ふれあいの祭典➤2019/10/26,27)でテスト販売したところ大盛況。多くのかたに美味しいと喜んで頂く事が出来ました。
製品の手ごたえも十分感じ、満を持してセキュリティストアで販売して頂く事になりました!このイノコロが少しでも多くの方に召し上がって頂けることを楽しみにしております。
召し上がり方は冷凍のまま170℃ほどの油で5分間ほど揚げて頂くだけ。まずは何も付けずに一口。そして一口召し上がられたら、後はお好みの味付けでお召し上がりください♪
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!!
今日は投資家の貴方様へ大切な、大切なお知らせです。
思い起こせば早2年。地域の課題解決にクラウドファンディングを利活用しようと考えて、増え続ける野生動物による農業等の被害の防止と、その野生のお肉を活かす、頂いた命を無駄にしない取り組みを目指して活動を開始しました。
皆様の力強い応援のお陰で直ぐに資金調達も完了し、本年度より猟師として活動を開始しました。また目指した取り組みを、産業的にも成功させるために、製品開発も行ってきました。
そしてついにセキュリテストアで販売する運びとなりました!
増え続ける野生動物による農業被害
加古川市も全国と同じように、その被害に悩まされ続けています。年間加古川市の担当課が把握しているだけでも数千万の被害が出ている現状。地域密着で商いをさせて頂いているからこそ、地元農家さんの悩みも身近です。そんな現状を何とかしたいと考えているうちに、地元猟友会の方と知り合い、そして猟師を取り巻く現状も知ることが出来ました。
現在の猟友会は平均年齢が年々高齢化しており、その後継者、いわゆる承継に苦戦しています。僕の師匠曰く
「今の猟友会は、老友会や(笑)。」と冗談交じりに話していましたが、深刻な人手、そして若手不足です。これでは増え続ける野生動物による被害対策も間に合いません。そして・・・
活かすべき命
何とか被害を食い止めようと活動している猟師さん達ですが、被害防止のために行う(鳥獣対策駆除)狩猟で捕獲された野生動物の実に95%以上が活用されていない現状を知ります。同じ生き物から命を頂戴して商いをしているお肉屋さんの職人である僕にとって、これは衝撃的な数字と事実でした。
「自分の経験を活かして、これらの地域課題の解決が出来ないか?」
更にもう一つ。
【猟師という職業は専業では成り立たない】
この問題も非常に大きな課題でした。どれだけ地域のために活動している猟師さん達も、そのほぼ全てが兼業で、猟師としての収入は無いに等しい状態です。折角の活動もやはりお金が続かなければ出来ません。また現在流通しているジビエ肉は流通が特殊で、いわゆるお肉屋さんが持っている流通のルートとは一切関りがありません。限られたルートで、限られた流通が行われているだけではなかなか産業として成り立たないと感じました。
幸いな事に現在少しづつブームになっているジビエ肉、このブームに乗って定着させることが出来れば、地域の課題解決とその課題解決を担う、猟師さん達の課題を解決する事が出来ると思いました。
自分の経験を活かし、課題解決とジビエ肉流通の問題改善に取り組む。
そうやってスタートした製品開発。沢山の方に支持される製品は、普段よく食べていらっしゃる物がジビエ入門として良いのではないかと考え、コロッケを開発する事にしました。
ジビエの課題を職人の技術で解決
知り合いや、常連様にジビエ肉の持つイメージを聞いてみると、
「ジビエって臭いイメージ。特有の癖が気になるー。」や
「安心安全はどうなっているの?そもそも食べれる?」
「美味しくなさそう。」
などが主な関心でした。なるほど、確かにおっしゃる通りですが・・・安心してください!その問題、お肉屋さんの職人の技術で解決できます!
まず大前提として。猟師さん達は獲物を捕るプロですが、お肉に関しては僕達の方にはるかに分があります。捕るまでは猟師、お肉にするのは僕達がプロです。食肉にするためには、捕獲の方法や捕獲後の処理の仕方が非常に大切です。例えばお肉の品質に大きく関わることの1つとして ”ストレス” があります。お肉にするときに余分なストレスを与えない方法を僕達は熟知しています。この方法により、ジビエ肉のもつ特有の癖は格段に抑えることが出来ます。また牛肉や豚肉が安心安全に食せるのも、お肉屋さんのもつ技術です。そしてお肉になったイノシシを、お肉屋さんがもつ技術で熟成させて旨味を引き出します。
熟成は1週間。豚肉に類似しているイノシシ肉に適した温度と期間を探り、決定しました。この熟成を行う事により、鳥獣対策の時期である夏場の脂の少ないヘルシーなイノシシ肉を、格段に美味しくさせる事に成功しました。
一番大切な安心安全については、食肉処理施設で獣医さんに直接指導して頂き、重要な知識を身につける事が出来ました。捕獲後のジビエの外見はもとより、内臓からも病変などを判別できるように指導して頂き、現在も勉強を重ね続けています。猟師に自らがなった事もそうですが、せっかくの取り組みなので必ずまずは自分でその技術を習得する事を心掛けました。
これらの技術をジビエに活かす事により、
臭みの少ない、旨味の凝縮した、安心安全なジビエ肉
の生産が可能になります。この原材料の良さを活かすために、味付けは最小限に留め、非常にあっさりとした、でも旨味を感じる、そんなコロッケの開発を実現する事が出来ました。
このコロッケを
イノコロ
と名付け、地元のイベント3つで(加古川楽市➤2019/9/4,5・兵庫県民農林漁業祭➤2019/10/19,20・兵庫県民ふれあいの祭典➤2019/10/26,27)でテスト販売したところ大盛況。多くのかたに美味しいと喜んで頂く事が出来ました。
製品の手ごたえも十分感じ、満を持してセキュリティストアで販売して頂く事になりました!このイノコロが少しでも多くの方に召し上がって頂けることを楽しみにしております。
召し上がり方は冷凍のまま170℃ほどの油で5分間ほど揚げて頂くだけ。まずは何も付けずに一口。そして一口召し上がられたら、後はお好みの味付けでお召し上がりください♪
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!!