青森県に本拠地を構え、全国の有機JAS、特別栽培、自然農法といった栽培方法の生産者と契約して「ふるさと21」という産地直送通販サイトを運営しています。
需要増の「有機りんご」の取り扱いを強化今回のファンド資金は、希少な「有機りんご」をはじめ、果物を中心とした作物を買い付けるための資金として活用します。
事業のステップアップ昨今、家庭の食と健康への関心が高まっています。有機農作物の需要が増加している今、それに対応した大きなステップアップを目指します。
事業について | 人と環境の健康を守る『持続的な農業』の促進 |
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青森の「有機りんご」 | |
商品紹介 | 契約農家の紹介 |
資金使途 | 作物の買い付け費用として活用 |
事業計画 | 顧客増に伴う販売施策で売上の底上げ |
ふるさと21株式会社は、化学合成農薬を用いずに農作物を栽培している農家と契約を結び、産地直送で皆さまのもとへ農作物をお届けする通販サイトを運営しています。
ふるさと21の代表である森氏の思いや、現在取り組んでいる「有機りんご」等果物の取り扱い数量の増加について説明いたします。
ふるさと21が化学合成された農薬・肥料を用いない栽培方法でつくられた農作物にこだわる理由のひとつに、森氏の子ども時代の実体験があります。
森氏は子どもの頃、アレルギー体質で食の制限が多かったのですが、有機栽培の野菜や果物、安全性の高い畜産物等を食べるようになってからは体に良い影響をもたらしたようで、現在はアレルギー体質を克服。 自身の体験もあり、体質的に化学合成物質に弱い方や子どもも安心して食べることができる食品にこだわっています。
ふるさと21で商品を購入する方の中には化学物質過敏症や、幼い頃の森氏と同じくアレルギーに苦しんでいる方も多く、「農薬を使用しない作物であれば反応が出ないので食べることができて助かっている」と感謝のご連絡を多くいただいています。
日本の農業は戦後の経済成長に追従する形で化学合成農薬の開発が進み、農薬を使用した効率のいい栽培方法が急速に普及しました。
農薬だけに限らず、化学合成物質の使用により社会全体が効率的で豊かなものに変わっていくなかで、1980年代にはシックハウス症候群などの化学合成物質を原因とした健康問題も発生しています。 近年は「化学物質過敏症」という、化学物質に対して体が過敏に反応して様々な不調が現れる疾患を発症してしまう方が増えています。
化学物質過敏症が発症すると、野菜や果物に残る微量の農薬にも体が反応してしまい、食べられなくなってしまう方も多いといいます。
そして、化学合成された農薬の使用による生態系への影響も確認されています。 特に農薬(ネオニコチノイド系殺虫剤)の使用による赤トンボの減少やミツバチの大量斃死(へいし)は問題視されています。
昔から田園地域には赤トンボ(主にアキアカネを指します)と呼ばれる昆虫がたくさんいました。赤トンボは人間が行う稲作と共に生息数を増やし、稲の成長を阻害する害虫を捕食する益虫でもあります。
しかし現在、全国の多くの田園で赤トンボが激減しています。それは2000年頃より日本で広く使用されている農薬(殺虫剤)によるもので、その数はかつての100分の1となってしまいました。
田園風景と赤トンボ、という田んぼのある地域では当たり前に見られた光景は今、なくなりつつあるのです。
また、農薬散布によるミツバチの大量斃死も散見されています。 養蜂農家への打撃はもちろん、花粉の運び屋であるミツバチが減ってしまうと周辺の生態系にも影響をもたらします。
人間と周辺の生物は共生しながら豊かな生活を築いてきました。しかしそのバランスが今、崩れてきています。生物の多様性を尊重し、未来に自然を残していくためにも、環境への負荷が少ない有機栽培等を増やしていく必要があるとふるさと21は考えます。
世界ではすでに、持続可能な農業として有機農業面積の拡大へと舵を切っており、例えばドイツでは各家庭で家庭菜園をもち、有機栽培を行うことが奨励されています。 現在、日本国内における有機農業面積は約0.2%で、農業においては世界的な流れに乗り遅れてしまっています。
戦後の食糧難の頃より効率的な農業を発展させてきたことはいいのですが、今は継続的な農業を目指さなければならない時代になっているのです。
2021年2月、農林水産省は『2050年までに環境負荷の少ない持続可能な農業である有機農業の面積を25%まで拡大する』ことを戦略に盛り込む方針であると発表し、日本もついに、有機農業のスタンダード化へ向けて動き始めました。
まだ具体的な施策等は発表されていませんが、ふるさと21は有機農作物を販売する会社として、農家の支援を行っていきます。
化学物質過敏症の方や、妊婦さん、子どもなど、食べ物に特に気を遣う必要がある方は多く存在しています。有機栽培等の、体に優しい農作物を必要としている方が多く存在している一方で、農家は販路の確保に苦慮していました。
▲森代表
ふるさと21の創業以前の森氏は、青森県内でwebシステムの開発・運営を行なっていました。 その頃より全国の有機栽培を行う農家と繋がりを持っていたため、「有機栽培で作っても販路開拓が難しい」という悩みをよく耳にしていました。
森氏
「ふるさと21は、青森県で特別栽培でりんごを栽培する農家のりんご販売から始まりました。 話を聞くと、手間暇かけて育てた特別栽培のりんごも収量の半分は市場に卸しているとのことでした。 化学合成された農薬や肥料を使わない農法では、どうしても収量は少なくなりますので、半分を市場へ卸してしまえば、生計が立たなくなってしまいます。」
「市場に卸せば他のりんごと同じ価格での販売となり、農家の顔も見えないのでファンを作ることができません。適正価格での販売がなされず、りんごを現金化しているだけの状態では、いつまでも収益があがらないため継続性がありません。
果樹は特に虫がつきやすいため、販売できるレベルのりんごを農薬や肥料に頼らずに育てるのはとても難しいことです。 信念をもって安全性の高い栽培を行う農家が農業を続けていくためには、「欲しい」という消費者と農家を繋ぐ“販売のプロ”が必要で、それが私たちの存在意義であると思います。
そちらの農家は弊社で販売を始めて5年ほどで「今はもう市場に卸さなくても大丈夫になった」と喜んでくれています。」
そうして実績を積みかさねる中、化学合成された農薬や肥料を使用しない、有機JASでのりんご農家との出会いがありました。
昨今の新型コロナウイルス渦による宅配需要の増加に伴い、ふるさと21の個人注文も増加しています。 ステイホームによって改めて健康と向き合い、「健康的で良い商品を買おう」と考える方が増えたようでした。その中でも、果物では特に「りんご」の人気が目立っています。
もともとりんごは果物の中での一番人気の商品で、予約販売で売り切れてしまうことも多いのですが、今回、有機JASを取得している2軒のりんご農家がふるさと21へ加わることになりました。
有機JAS(※)の取得・継続は厳しい審査や抜き打ちチェックを受ける必要があり、万が一違反していた場合は重い罰則もあるため、農家にとっては大変な作業負担があります。 それでも有機JASを取得するのは、基準のある「安全」を示し、消費者が安心して商品を選択することができるようにとの思いがあってのことです。
(※)JAS法に基づき、「有機JAS」に適合した生産が行われてい ることを第三者機関が検査し、認証された事業者に「有機JASマ ーク」の使用を認める制度。 農産物、畜産物及び加工食品は、有機JASマークが付され たものでなければ、「有機○○」と表示できない。
参考:農林水産省ホームページ「有機食品の検査認証制度」
2軒のりんご農家の加入により、2021年から有機りんごの在庫数が大幅に増えるため「欲しかったのに買えなかった」というお客様が少なくなるはずです。 また、“有機りんごの在庫を潤沢にもつ青森の会社”という無二性のある強みを獲得したことで、競合他社との差別化もできます。
森氏
「青森の会社として、有機りんごの産業化という夢があり、主に販売代行という形で農家をサポートしたいと考えています。 他にも、栽培・販売管理のアプリ制作も進めており、システムの活用で雑務を削減し、“農業に集中できる環境づくり”もサポートしていく予定です。 私たちはどこまでも農家と一緒に成長していきたいです。」
「父から引き継いだりんご園で、私は2代目になります。今年春から息子が就農して3代目を目指す予定です」と俊博さん。「北上農園は青森県五戸町にあります。標高200mで八甲田連峰を見渡せる、五戸町ではもっとも高所に位置するリンゴ園です。収穫期もいいですが5月中旬の開花期も素晴らしいです。ぜひ一度いらしてください」
叢生(そうせい)栽培とは、周りに草を生やして自然の力を引き出しながら作物を育てる栽培方法です。 北上農園は、全体で4ヘクタール。そのうち3.5ヘクタールについて、農薬・化学肥料不使用でりんごを栽培しています。リンゴ畑の認証は特別栽培が中心ですが、一部では有機JASを取得しています。「基本的に無肥料・叢生栽培を10年以上続けています。自分で作った植物性の散布資材を1週間に1回散布することを基本として栽培を続けています」
ファンド資金は以下の用途に活用いたします。
本ファンドの事業計画は以下となります。
ふるさと21は設立8年目の会社です。創業以来、野菜・果物等の仕入販売及びそれに付随する業務を行い、実績を積み上げてきました。今後は以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。
・仕入先である生産者との取引の増加が必要になります。創業以来、各地の生産者との取引を増加してきた実績があり、今後も継続して新たな生産者との取引開始を計画しています。
・広告費を抑えつつ新規顧客を獲得するため、フォロワー6万人超のfacebookを中心にSNSを活用したマーケティングを継続します。
・既存顧客・リピーターに向けた、サイト機能やキャンペーンなど、サービスを充実します。原点に立ち戻り、消費者や時代のニーズに沿った商品を生産者とともに作り上げる 自社の強みを生かしていきます。
・生活にあうサイズ感の商品規格などを消費者とのコミュニケーションから検討し、商品化します。
本匿名組合契約の名称 | 食の安全を願う生産者ファンド2021 |
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営業者 | ふるさと21株式会社 |
出資金募集最大総額(口数) | 10,020,000円 (334口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 32,400円/口 (内訳:出資金30,000円 取扱手数料2,400円) (上限口数:83口) |
会計期間 | 2022年1月1日~2026年12月31日 |
決算日 | 第1回 2022年12月31日 報告日: 2023年3月31日 分配日: 2027年4月30日 第2回 2023年12月31日 報告日: 2024年3月30日 分配日: 2027年4月30日 第3回 2024年12月31日 報告日: 2025年3月31日 分配日: 2027年4月30日 第4回 2025年12月31日 報告日: 2026年3月31日 分配日: 2027年4月30日 第5回 2026年12月31日 報告日: 2027年3月31日 分配日: 2027年4月30日 |
報告日 | 決算日から90日以内 |
分配日 | 第5回決算日から120日以内 |
決済方法 | (1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) |
青森県むつ市にて2013年設立、従業員10名。お米・野菜は無農薬、無化学肥料栽培、果物は減農薬、無化学肥料栽培以上の農産物を仕入れ、個人向けにWEB販売、法人向けに卸販売を行っています。
食の安全を願うネットワークとして生産者自体が代表者を務める自然食ねっと株式会社を関連会社として持ち、自然食ねっとに参加する生産者を中心に日本全国の健康栽培されているこだわりの生産者さんたちの野菜や果物を、産地直送・送料無料でお届けしています。
略歴
2004年 地元の高校を卒業(最終学歴)
2006年 地元、青森県むつ市大畑町に戻り、父母が経営するPCサポート会社に入社、独学でパソコン操作、WEB制作を習得
2007年 メディアフロント企業組合を設立。理事、代表理事を交互に勤める。
2008年 ふるさと21事業を開始する。
2013年 ふるさと21株式会社 設立
2017年 (株)ヘルシーパスと事業提携を行い、ドクター向けサービス「ふるさと21ドクターズ」開始、日本抗加齢医学会に出展
2018年、2019年 フランス大使館でのマルシェに二年連続で生産者と参加。食材提供も。
2021年 現在に至る
本匿名組合契約の出資対象事業(本匿名組合事業)は、営業者が行うすべての事業であり、当該事業の売上金額に基づいて、損益の分配を行います。
ファンド資金は、以下のとおり使用いたします。
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1) 事業計画上売上について事業計画上の累計売上金額(税抜)、本匿名組合契約におけるリクープ売上金額(税抜)は下記のとおりです 。
(2)事業計画上の実現施策(運営の方針)について本匿名組合契約の事業計画を達成するためには、(a) 農産物の仕入および(b) 農産物の販売が必要です。
この点、(a)本匿名組合の事業計画を達成するためには、仕入先である生産者との取引の増加が必要になります。営業者は、創業以来各地の生産者との取引を増加してきた実績があり、今後も継続して新たな生産者との取引開始を計画しております。また、営業者は(b) 従前より有機栽培農産物の販売を行っており、既に販路を有しております。フォロワー6万人超のSNSを活用したマーケティングを継続し、既存客・リピーターに向けたサイトやキャンペーンなどサービスを充実します。また、消費者や時代のニーズに沿った商品を生産者とともに作り上げ、生活にあうサイズ感の商品規格などを消費者とのコミュニケーションから検討し商品化することで、売上の拡大を図ります。
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
・リクープ前:リクープ前売上金額(税抜)×0.705%÷334口×1口
・リクープ後:リクープ売上金額(税抜)×0.705%÷334口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.35%÷334口×1口
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口30,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口30,000円の出資金に対し、1口分配金額が30,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/30,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
1.本匿名組合契約の性格に関する留意点
匿名組合契約「食の安全を願う生産者ファンド2021」の締結については、本書冒頭の【本匿名組合契約における特に重要な事項】に記載されたリスクのほか、以下のようなリスクがあります。
1. 債務超過のリスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではありませんが、前期決算において減価償却費の一部を計上しておらず、当該減価償却費を計上した場合、0百万円の債務超過になります。一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。さらに、リクープが実現できなかった場合において、残存在庫が存在していても、他の債権者への現物弁済その他の理由により現物分配が行われないリスクがあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. 商品の調達に関するリスク
本匿名組合事業の商品の調達については、調達先の商品の生産状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
13. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
14. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
一口につき4,000円相当(送料・税込)の有機野菜・果物の詰め合わせセット(有機りんごを含む)を会計期間中に送付いたします。
(注1) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
(注2) 特典の詳細につきましては、募集終了以降、別途ご連絡いたします。 |
(注3) 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 |