事業の特長 | 障がいを持つ子どもも豊かに生きるための施設運営 |
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実績 | 「一生関われる施設」のための第一歩 |
資金使途 | 新たな拠点開設のための資金を調達 |
事業計画 | きめ細やかな親子へのケアを実施することで差別化を図る |
・児童発達支援事業:施設への通所で未就学児の療育・支援事業
・保育所等訪問支援事業:現場に伺って療育・支援を行う事業
本匿名組合契約の名称 | 子も親も豊かに 障がい児支援事業ファンド |
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営業者 | 株式会社Mao |
出資金募集最大総額(口数) | 10,020,000円 (334口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 32,400円/口 (内訳:出資金30,000円 取扱手数料2,400円) (上限口数:166口) |
会計期間 | 2021年11月1日~2026年10月31日 |
決算日 | 第1回 2022年10月31日 報告日: 2023年1月29日 分配日: 2023年2月28日 第2回 2023年10月31日 報告日: 2024年1月29日 分配日: 2024年2月28日 第3回 2024年10月31日 報告日: 2025年1月29日 分配日: 2025年2月28日 第4回 2025年10月31日 報告日: 2026年1月29日 分配日: 2026年2月28日 第5回 2026年10月31日 報告日: 2027年1月29日 分配日: 2027年2月28日 |
報告日 | 決算日から90日以内 |
分配日 | 決算日から120日以内 |
決済方法 | (1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) |
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1) 事業計画上売上について匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
・リクープ前:
リクープ前売上金額(税抜)×6.756%÷334口×1口
・リクープ後:
リクープ売上金額(税抜)×6.756%÷334口×1口
+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))
×5.0%÷334口×1口
(※)ただし、第1回から第4回の分配日については、1口あたり分配金額の上限を下記のとおりとし、1口あたり分配金額が当該上限額を超過した場合には、翌分配日以降の1口あたり分配金額が上限額に満たなかった分配日、又は最終の分配日に当該超過金額を分配するものとします。
第1回 0円、第2回 8,000円、第3回および第4回 9,000円
本匿名組合契約が終了した時点において、資金使途に従って使用されていない出資金がある場合には、当該出資金は、1口あたり以下の計算式により匿名組合員に分配されます。なお、1口あたりの分配金額に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定します。
未使用出資金額÷334口×1口
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口30,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口30,000円の出資金に対し、1口分配金額が30,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/30,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
1. 債務超過のリスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過であり、一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、各分配日において分配金額の上限を超過し翌分配日以降まで繰越留保されている分配金の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、営業者が2022年8月末までに鳥取県米子市にて本匿名組合事業の対象となる「まちなかMao」の営業を開始できなかった場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. サービス等の提供に関するリスク
本匿名組合事業については、原材料の調達状況、人員及び設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、事業計画達成に必要なサービス等の質及び量を確保できない可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で提供するサービスについては、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
13. 店舗を撤退するリスク及び業態を変更するリスク
営業者が、本匿名組合事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には店舗を撤退する可能性があり、その場合、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。また、営業者が、本匿名組合事業の業態のままでは事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には業態を変更して事業を継続する可能性があり、その場合、当初の事業計画上の売上金額を達成することができなくなるリスクがあります。
14. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
15. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
出資者の方へ年1回のオンライン報告会を実施いたします。
(注1) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
(注2) 特典の詳細につきましては、募集終了以降、別途ご連絡いたします。 |
(注3) 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 |
当ファンドも残り1日の募集となりました。
6月中旬に、Maoの事業を応援し続けてくださった仲間ともいえる方々とお会いしてきました。改めて境港と米子の事業の重要性を感じ、気持ちを新たにしています。
いろいろな困難を伴う仕事ではございますが、セキュリテ会員の皆様のうちお一人でも多くの方と米子の療育事業を通じて共に歩んで参れたらと思っています。
▲株式会社D&I社の小林代表訪問時の様子
療育とは?なぜ未就学児に療育をするの?Maoの強みは“療育”という、障がいや、生活に何等かの困難を抱える子供が学校や社会でストレスを抱えずに生活できるよう、挨拶の仕方や物の片づけ方などあらゆる生活習慣に関する指導を行っている点にあります。特に実体験をベースに子供だけでなくその家庭に対しても指導を行うことで地元の教育機関などからも信頼を得ています。
高まる放課後等デイサービスの需要
そもそも放課後等デイサービスという事業は2012年に児童福祉法に基づき事業として認められています。少子化で子供の人口が減少しているにもかかわらず、厚生労働省の統計によると利用者数は事業開始当初から約3倍に伸びています。特に注意欠陥多動性障がい、学習障がい、自閉症、情緒障がい、言語障がいの学生数はここ10年で約2.5倍に増えており、その他生活に困難を抱えている子供を加えると今後さらに放課後等デイサービスの需要が高まると考えています。
多様化するサービス内容
実際こうした背景から、多くの企業が放課後等デイサービスを行う教室を開校しています。しかし、その実態は様々で、音楽教室や宿題をやる塾のような学習塾型のお教室、運動を教える運動教室型のお教室など個性をどう伸ばすかという視点でサービスを展開するお教室や、個性を伸ばしつつ、自立した生活を送るための生活に必要な教育を子供とその家庭に対して行う療育型のお教室などがあります。
未就学児への療育の重要性
その中でなぜMaoが療育に取り組むのか。それは将来子供が成人をしたときに、自立して生きる力をつけることが、本人の自己肯定感を高め、本人やその家族の幸福度を高めることができると考えているからです。個性を生かすプログラムももちろん大事で、実際にそうしたプログラムも用意していますが、一番大事にしたいのは、小学校から通常学級で机を並べて勉強し、社会人になって生活を自分で営めるようになることだと考えており、Maoでは療育のプログラムに注力しています。
実際に全国の障がいを持った子供を持つ保護者に対する支援を行ってきた全国育成会でも、様々なサービスの中で特に療育の質が重視されています。
▲全国育成会訪問時の様子
小学校に上がってから療育を行うよりも、未就学児の間に療育を実施し、小学校に上がった時には通常学級に進学させることができれば子供やその家庭の将来にとっても重要ということで、Maoが米子で行う未就学児向けの療育事業に対して非常に高い期待をしていただきました。引き続き全国育成会の皆様と共に情報交換などの連携を図りながら、事業を成長させて参ります。
適切な療育を浸透させ誰もが挑戦できる環境づくりへ教育と雇用を通じて「誰もが挑戦できる社会」を創ることを企業ミッションとして掲げている株式会社D&Iの前代表と懇意にしていた関係もあり、この度現代表の小林鉄郎氏と対談させていただくことができました。
療育はキャリアの可能性を広げる
株式会社D&Iは、潜在労働者と彼らの強みを生かせる職場をマッチングする人材サービスを展開している企業です。大手外資系企業や大手日系企業もその手腕を高く評価しており、数々の成功事例を生み出してきました。こうした事業の他にも、何らかの困難を抱えた子供が居心地よくすごしながら学習をすることができる放課後等デイサービス「テラコヤキッズ」も運営されています。
子供の教育から社会人として雇用される年齢になるまで一貫してサポートされているお立場からも、療育を早い段階で行い、小学校以降の教育課程をスムーズに過ごすことによって、高校卒業後や成人後の就職のタイミングでキャリア構築の選択肢の幅が広がっているといいます。
▲ 株式会社D&I小林代表と共に
早期に療育を提供することで、未来ある子供たちが私たちの力と株式会社D&Iのような企業の力を利用して多様な選択肢を持ち豊かな人生を歩めるよう、”療育”という放課後等デイサービス事業の本来の目的に即したサービスを徹底して周知し、多くのお子様やご家庭のお役に立てるよう尽力して参りたいと考えています。
家庭だけでなく社会全体で子供を育てることの大切さ
最後に、以前撮影やイラストを採用していただいた松本和巳監督ともお会いすることができ、大人の価値観、親の価値観で子供の可能性を封じ込めてしまうことの危険性と、子供の可能性を親だけでなく周囲の社会によっても広げることがこれからの世の中で求められているとお話しいただきました。
まさにそうした社会の役割としてMaoの放課後等デイサービス事業を発展させたいと感じました。
▲松本和巳監督と共に撮影
Maoには実際に2人の障がいを持った子供と共に歩んだ経験と、保護者としての悩みや課題に直面した経験があります。どこよりも身近な存在に、そして自立して歩める将来をお子様とそのご家庭の皆様と一緒に描くことを目標に、事業を全力で運営して参りますので、応援をどうぞよろしくお願い致します。