このファンドは、兵庫県姫路市にある株式会社みつヴィレッジが、雹(ひょう)の被害を受けたハウスの修繕するための資金を募集するものです。
目的 | 雹(ひょう)の被害を受けたハウスの修繕 |
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募集期間 | 2024年5月31日~2024年12月31日 |
募集金額 | 6,000,000円 |
特典 | 出資者には「大玉トマトジュース1ℓ」1本を提供 |
設立背景 | 地域密着型高収益農業を目指し、2014年に設立 |
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事業内容 | トマトやいちごなどの農産物の栽培と販売 |
過去の実績 | 「ひょうごクリエイティブビジネスグランプリ2017」産業労働部長賞受賞、2023年「地域を潤す持続可能な農業ファンド」償還率108.24% |
ポイント1 | 高付加価値な農作物の栽培 |
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ポイント2 | ITを活用した 高効率な栽培方法を採用 |
ポイント3 | 地産地消型の販売で地域活性化 |
このファンドは、「稼げる農業」の確立によって持続可能な農業の実現を目指しています。
兵庫県姫路で、農業にITの力を掛け合わせて、高効率で高付加価値な作物をつくる『儲かる農業』の実現に挑んでいる株式会社みつヴィレッジ。
農業の担い手不足が深刻な日本において、『儲かる農業』の実現は、結果として”持続可能な農業”の実現ともいえます。
「栄養価の高いトマトとトマトソースファンド」「 地域を潤す持続可能な農業ファンド」「地域を潤す持続可能な農業ファンド2」に続く、4本目のファンドとなります。
今回のファンドは、2024年4月16日に兵庫県内で局所的に発生した巨大な雹(ひょう)により甚大な被害を受けたみつヴィレッジが、設備の補修を行うことを目指して募集するものです。
以下はみつヴィレッジの八百代表より、みなさまへのメッセージです。ぜひご覧ください。
みつヴィレッジは、2015年2月よりトマトの栽培を開始し、約9年半が経ちました。最初の5年間は農業の難しさを実感させられながらも、ある程度の規模まで規模拡大をしてきたため、赤字続きの会社でしたが、直近4年間は、経営環境が厳しい(物価高や天候不順など)中でも、なんとか黒字を維持できております。
食の安全保障の観点から、「儲かる(=持続可能な)農業」の実現をさせたいという想いから、農業ビジネスに関わってまいりました。これまで大企業など多くの企業が農業参入し、そのほとんどが撤退をしてきた農業ビジネス。その難しさは、①生産物を数日以内にお金に変えないといけない、②工場のように安定生産できない、③おいしくないと買い続けてもらえない、などなど、たくさんあります。しかし、技術の組み合わせ、IT活用、しっかりした事前準備とマーケティングによって、この課題は解決できるのではないかと思い、約10年前の2014年6月くらいから事前準備を行い、今に至ります。
農業は作ったものを売る商売なので、「八百ちゃんトマト」や「八百ちゃんいちご」などを買って応援してくれる消費者の方々のおかげで続けられていることを実感できます。本当にありがとうございます。もちろん、事業を支えてくれている従業員のおかげでもありますし、ファンドや銀行など、支援してくださっている方々のおかげでもあります。
地域を潤す持続可能な農業ファンド2のおかげで、2023年に6棟目のハウスも建設でき、自分たちのやり方での農業技術もある程度確立し、大玉トマトで反収36t、中玉で反収25tまで結果が出ました。目標である大玉40t/反、中玉30t/反まで技術を磨き、あとは結果を出していくだけだなというところまで、なんとか会社を成長させることができました。
2024年4月16日の夜に、兵庫県南西部にて雹が発生しました。局所的に数分降り注がれた、ゴルフボールほどの雹は、6棟すべてのハウスのフィルムを貫通しました。9年前に建てた1棟目のハウスには4,000か所以上の穴が開いてしまい、2023年に建てた6棟目のハウスも1,000か所以上の穴が開いてしまいました。被害総額(建てた状態に戻すのにかかる費用)としては約2,000万円となります。
修繕にかかる費用に対し、県や市の補助金は出ず、かけていた保険では、300~400万円程度しか出ない状況です。張り替えるフィルムを安いものにしたり、一部張り替えずに補修をするなどしたりして、修繕にかかる費用を抑えることで、数年間は乗り切りろうと考えております。
▲ハウスの天井
▲降ってきた雹
そこで、修繕にかかる費用を、クラウドファンディングで調達させていただきたく、「地域を潤す持続可能な農業ファンド3」を立上させていただきました。不測の事態によるキャッシュフローの悪化を乗り切り、数年で立ち直り、儲かる(=持続可能な)農業を再度実現させ、しっかり分配もできるよう取り組んで参ります。
経営の安定化のために、今後は想定していない災害等も考え、備えをしっかりしていきたいと思っております。引き続きよろしくお願いいたします。
株式会社みつヴィレッジ
代表取締役 八百 伸弥
本匿名組合契約の名称 | 地域を潤す持続可能な農業ファンド3 |
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営業者 | 株式会社みつヴィレッジ |
出資金募集最大総額(口数) | 6,000,000円 (200口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 32,400円/口 (内訳:出資金30,000円 取扱手数料2,400円) (上限口数:100口) |
募集受付期間 | 2024年5月31日〜2024年12月31日 ※この期間中であっても、出資金額が出資募集最大総額に達した 場合は、そのときをもちまして出資の募集を終了します。 |
会計期間 | 2025年1月1日~2030年8月31日 |
決算日 | 第1回 2025年8月31日 報告日: 2025年10月30日 分配日: 2025年11月29日 第2回 2026年8月31日 報告日: 2026年10月30日 分配日: 2026年11月29日 第3回 2027年8月31日 報告日: 2027年10月30日 分配日: 2027年11月29日 第4回 2028年8月31日 報告日: 2028年10月30日 分配日: 2028年11月29日 第5回 2029年8月31日 報告日: 2029年10月30日 分配日: 2029年11月29日 第6回 2030年8月31日 報告日: 2030年10月30日 分配日: 2030年11月29日 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配日 | 決算日から90日以内 |
決済方法 | (1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) |
商号 | 株式会社みつヴィレッジ |
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所在地 | 兵庫県姫路市網干区大江島805番地 |
事業内容 | 農業・農業に関する事業 |
設立日 | 2014年10月1日 |
代表者 | 八百 伸弥 |
決算日 | 10月31日 |
2009年3月 | 大阪大学基礎工学部システム科学科 卒業 |
2011年3月 | 大阪大学大学院基礎工学研究科(工学修士(ロボット工学)) 修了 大阪大学大学院 副専攻 コミュニケーション・デザイン 修了 |
2011年4月 | 株式会社船井総合研究所(経営コンサルティング会社) 入社 |
2014年3月 | 株式会社船井総合研究所 退職 |
2014年5月 | 株式会社網干造船所 入社 |
2014年6月 | 株式会社網干造船所 ロボット事業部設立 |
2014年10月 | 株式会社みつヴィレッジ 設立 |
2016年10月 | 株式会社リバースヴィレッジ 設立 |
2017年1月 | 株式会社JAMPS 創業メンバー |
現在に至る |
項 目 | 金 額 |
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ハウスフィルムの修繕費及び材料仕入高 | 6,000,000円 |
合 計 | 6,000,000円 |
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1) 事業計画上売上について
前期実績(※1) | 2023年10月期 | 税抜 | 44,750千円 |
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損益分岐 | 5.67年間 | 税抜 | 335,570千円 |
事業計画 | 5.67年間 | 税抜 | 390,576千円 |
1年目(※2) | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | |
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事業計画 (売上金額) |
50,576千円 | 68,000千円 | 68,000千円 | 68,000千円 | 68,000千円 |
6年目 | |||||
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事業計画 (売上金額) |
68,000千円 |
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
・リクープ前:
売上金額(税抜)×1.788%÷200口×1口
・リクープ後、累計売上金額(税抜)が事業計画売上金額以下の場合:
リクープ売上金額(税抜)×1.788%÷200口×1口+(売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×2%÷200口×1口
・リクープ後、累計売上金額(税抜)が事業計画売上金額を超える場合:
リクープ売上金額(税抜)×1.788%÷200口×1口+(事業計画売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×2%÷200口×1口+(売上金額(税抜)-事業計画売上金額(税抜))×1%÷200口×1口
※1口当たり分配上限額の設定
第1回 0円、第2回 2,000円、第3回 5,000円、第4回 9,000円、第5回 9,000円
上記決算に係る分配日において1口当たり分配金額が分配上限額を超過した場合には、翌分配日以降の1口当たり分配金額が分配上限額に満たなかった分配日、又は最終の分配日に当該超過金額を分配するものとします。
※リクープ
匿名組合員にとっての損益分岐点のことをいいます。本匿名組合契約に基づく分配金額の合計が匿名組合員からの出資金と同額になることです。
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口30,000円の出資の場合)
5.67年間 | 売上金額 | 分配金額 | 償還率 | 源泉徴収後 償還率 |
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損益分岐前 | ¥167,785,235 | ¥15,000 | 50.0% | 50.0% |
損益分岐 | ¥335,570,470 | ¥30,000 | 100.0% | 100.0% |
事業計画 | ¥390,576,333 | ¥35,500 | 118.3% | 114.6% |
1. 債務超過のリスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過であり、一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、各分配日において分配金額の上限を超過し翌分配日以降まで繰越留保されている分配金の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合には、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. 生産に関するリスク
本匿名組合事業の商品の生産については、原料の調達状況、設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
13. 兼業に関するリスク
営業者の代表者は株式会社リバースヴィレッジの代表者として活動に携わっていることから、営業者の代表者が当該会社の活動に労力・時間等を割かれる結果、本匿名組合事業の計画遂行に悪影響を及ぼすリスクがあります。
14. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
15. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
一口につき、「大玉トマトジュース1ℓ」×1本(送料・税込約2,600円相当)を募集終了後、会計期間中にお届け致します。
「大玉トマトジュース1ℓ」は、大玉の「八百ちゃんトマト」を約12個使用した超贅沢なジュースです。
トマトジュース好きに喜ばれる商品で、赤穂の高級旅館のモーニングでも使われています。
(注1) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
(注2) 特典の詳細につきましては、募集終了後、会計期間中に別途ご連絡いたします。 |
(注3) 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 |
みつヴィレッジは、2015年2月よりトマトの栽培を開始し、約9年半が経ちました。最初の5年間は農業の難しさを実感させられながらも、ある程度の規模まで規模拡大をしてきたため、赤字続きの会社でしたが、直近4年間は、経営環境が厳しい(物価高や天候不順など)中でも、なんとか黒字を維持できております。
食の安全保障の観点から、「儲かる(=持続可能な)農業」の実現をさせたいという想いから、農業ビジネスに関わってまいりました。これまで大企業など多くの企業が農業参入し、そのほとんどが撤退をしてきた農業ビジネス。その難しさは、①生産物を数日以内にお金に変えないといけない、②工場のように安定生産できない、③おいしくないと買い続けてもらえない、などなど、たくさんあります。しかし、技術の組み合わせ、IT活用、しっかりした事前準備とマーケティングによって、この課題は解決できるのではないかと思い、約10年前の2014年6月くらいから事前準備を行い、今に至ります。
農業は作ったものを売る商売なので、「八百ちゃんトマト」や「八百ちゃんいちご」などを買って応援してくれる消費者の方々のおかげで続けられていることを実感できます。本当にありがとうございます。もちろん、事業を支えてくれている従業員のおかげでもありますし、ファンドや銀行など、支援してくださっている方々のおかげでもあります。
地域を潤す持続可能な農業ファンド2のおかげで、2023年に6棟目のハウスも建設でき、自分たちのやり方での農業技術もある程度確立し、大玉トマトで反収36t、中玉で反収25tまで結果が出ました。目標である大玉40t/反、中玉30t/反まで技術を磨き、あとは結果を出していくだけだなというところまで、なんとか会社を成長させることができました。
2024年4月16日の夜に、兵庫県南西部にて雹が発生しました。局所的に数分降り注がれた、ゴルフボールほどの雹は、6棟すべてのハウスのフィルムを貫通しました。9年前に建てた1棟目のハウスには4,000か所以上の穴が開いてしまい、2023年に建てた6棟目のハウスも1,000か所以上の穴が開いてしまいました。被害総額(建てた状態に戻すのにかかる費用)としては約2,000万円となります。
修繕にかかる費用に対し、県や市の補助金は出ず、かけていた保険では、300~400万円程度しか出ない状況です。張り替えるフィルムを安いものにしたり、一部張り替えずに補修をするなどしたりして、修繕にかかる費用を抑えることで、数年間は乗り切りろうと考えております。
▲ハウスの天井
▲降ってきた雹
そこで、修繕にかかる費用を、クラウドファンディングで調達させていただきたく、「地域を潤す持続可能な農業ファンド3」を立上させていただきました。不測の事態によるキャッシュフローの悪化を乗り切り、数年で立ち直り、儲かる(=持続可能な)農業を再度実現させ、しっかり分配もできるよう取り組んで参ります。
経営の安定化のために、今後は想定していない災害等も考え、備えをしっかりしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社みつヴィレッジ
代表取締役 八百 伸弥