この度、福井県小浜市は、セキュリテのふるさと投資の仕組みを活用し、小浜市の資源を活用した商品開発や小浜市の魅力を発信する事業者の新たなプロジェクトを選定・支援し、小浜市の活性化や地方創生の推進を目指します。
これらのプロジェクトは、小浜市、地域金融機関、小浜商工会議所が連携して支援を行います。
平成28年12月には、現在金沢まで開業している北陸新幹線が、今後、小浜市を通って京都・大阪へとつながることになりました。これからますます夢が広がる小浜市の新たな取組みへのご投資をぜひご検討ください。
小浜市は、京都の真北、若狭地方のほぼ中央に位置しています。
日本海にのぞみ、豊かな自然に恵まれた若狭は、古代、「御食国(みけつくに)」として、海産物や塩など豊富な食材を都に送り、朝廷の食を支えてきました。
昭和の美食家・北大路魯山人も激賞した若狭の鯖や、若狭ぐじ(甘鯛)、若狭がれいなどの「若狭もん」と呼ばれる海の幸が運ばれた道は、今では「鯖街道」と呼ばれ、親しまれています。
その往来の歴史は1500年前から続くと言われており、今でも、小浜では、伝統を守り伝える人々の営みを肌で感じることができます。
小浜市は、全国に誇る箸の一大産地であり、「若狭塗箸(わかさぬりばし)」と呼ばれます。
その歴史は古く、約400年前小浜藩の御用塗師「松浦三十郎」の作った箸が始まりとされ、長い歴史の中で、金銀箔や貝殻、卵殻を使い若狭湾の海底の美しさを表現するなど、様々な研ぎ澄まされた装飾技法を培ってきました。美しさと機能性を持つ若狭塗箸は、国内生産のトップシェアを誇るまでに発展しました。
古代より受け継がれてきた職人達の技が、現在の若狭塗箸独特の豪華絢爛模様を作り上げ、自分専用の箸として大切に使われています。
小浜市の良いお米による良いお酒造りと、蔵人の顔やお米農家の顔まで全国に伝えるための費用を今回ファンドで募集します
福井・小浜のメガファーム「若狭の恵」。咲き終えたひまわりを肥料に使い、食感と甘みが魅力の「ひまわり米」や減農薬米など、こだわりの米作りで成長を遂げています。