本匿名組合契約の名称 | 「おかわり」で熊本農家を応援お米ファンド |
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営業者 | 御船共栄株式会社 |
取扱者 | ミュージックセキュリティーズ株式会社 (第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号) |
出資金募集最大総額(口数) | 6,750,000円 (1,350口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 10,800円/口(出資金:5,000円、応援金:5,000円、取扱手数料:800円) (上限口数:200口) |
募集受付期間 | 2018年3月29日~2019年3月31日 2019年4月5日 ~2020年3月31日 ※匿名組合契約説明書の変更により、募集受付期間を2019年4月5日から2020年3月31日まで、追加しております。 ※この期間中であっても、出資金額が出資募集最大総額に達した 場合は、そのときをもちまして出資の募集を終了します。 |
会計期間 | 2019年4月1日~2024年3月31日 |
契約期間 | 本匿名組合契約締結日から会計期間終了日 |
決算日 | 第1回 2020年3月31日 報告日: 2020年5月30日 第2回 2021年3月31日 報告日: 2021年5月30日 第3回 2022年3月31日 報告日: 2022年5月30日 第4回 2023年3月31日 報告日: 2023年5月30日 第5回 2024年3月31日 報告日: 2024年5月30日 分配日: 2024年6月29日 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配方法 | 第5回決算日から90日を超えない日から随時引き出し可能 |
予想リクープ 累計売上金額(税抜) |
1,928,571,429円 |
契約方法 |
匿名組合員になろうとする方は、取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。 なお、本契約は、出資者が出資金および取扱手数料の払込をすること及び取扱者が出資者の取引時確認(本人確認)をすることをもってその効力を生じます。 一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。 |
決済方法 ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。 |
(1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) |
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1) 事業計画上売上について匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
・リクープ前:リクープ前売上金額(税抜)×0.35%÷1,350口×1口
・リクープ後:リクープ売上金額(税抜)×0.35%÷1,350口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.25%÷1,350口×1口
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口5,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口5,000円の出資金に対し、1口分配金額が5,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/5,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
(注4) 表中の1口分配額等は、募集開始日における分配比率により計算されたものであり、匿名組合契約説明書IV.23.(3)の規定に基づき分配比率の変更が行われた場合には、1口分配額等も変更となります。
1. 本匿名組合契約の性格に関する留意点
本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、又は指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。
2. 本匿名組合契約の流動性に関する留意点
契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場及び匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。
3. 出資金の元本が割れるリスク
本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払いのみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金額の支払いが行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。
4. 営業者の信用リスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではありませんが、今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。さらに、リクープが実現できなかった場合において、残存在庫が存在していても、他の債権者への現物弁済その他の理由により現物分配が行われないリスクがあります。
5. 債務超過のリスク
一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
6. 取扱者の信用リスク
営業者は、本匿名組合契約の管理運営等を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。
7. クレジットカード会社の信用リスク
本匿名組合事業の売上金額の一部は、クレジットカード会社から営業者に支払われます。支払いサイトの関係で売上金額が一定期間、クレジットカード会社に留保され、その間、クレジットカード会社の信用リスクにさらされます。このため、クレジットカード会社が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。
8. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
9. 資金繰りに関するリスク
本匿名組合事業について、事業計画上の売上を著しく下回った場合、予想外のコストが生じた場合、現時点で想定していない事態が生じた場合等には、営業者の資金繰りが悪化し、事業の継続や分配金の支払に重大な支障が生じるリスクがあります。
10. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
11. 出資金の送金及び使用に関するリスク
成立した本匿名組合契約に係る出資金は、募集期間中であっても、営業者が本匿名組合事業を遂行でき、かつ、本匿名組合事業の遂行のために必要であるという判断を取扱者が下した場合には、営業者の指示により、随時取扱者から営業者へ送金され、資金使途・費用見込みに示す資金使途内容に従い、本匿名組合事業の遂行のため使用されます。したがって、本匿名組合契約が契約期間満了前に終了した場合又は本匿名組合契約が遡って未成立とみなされた場合であっても、既に営業者に送金された出資金がある場合等には、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。
12. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
13. 特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
14. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
15. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
16. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
17. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
18. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。また、当該出資金及び取扱手数料に利息は付きません。
19. 生産に関するリスク
本匿名組合事業の商品の生産については、原料の調達状況、設備の稼働状況、不慮の事故、天災その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
20. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
21. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
22. 新商品に関するリスク
本匿名組合事業には新商品の生産及び販売が含まれます。当該新商品については、商品の研究開発スケジュールの進捗状況や研究過程における不慮の事故等により、開発が失敗に終わり、商品化できないリスクがあります。また、新商品の生産及び販売の体制構築、販路の拡大等に予想外のコストや時間を要する可能性があります。これらの結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
23. 被災地域の復興に関するリスク
本匿名組合の事業計画には、震災の影響を受け、再建に向けて多くの不確定要素が含まれています。被災前の取引先の廃業・復興の遅れ、人口流出や国内外からの訪問者の減少等により消費が伸びず、商品の生産・販売が開始されても、売り先が確保できない等のリスクがあります。また、政策の予期せぬ変更等の政治的な理由により、地域の復興が遅れ、事業の再開あるいは継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
(注1) | 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 |
(注2) | 特典の詳細につきましては、契約期間中、別途ご連絡いたします。 |
(注3) | 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や、実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
みなさま、本日はありがとうございます。
御船共栄株式会社 代表取締役の赤星 和彦(あかほし かずひこ)と申します。
現在、私どもが募集させていただいている【「おかわり」で熊本農家を応援 お米ファンド】
についてご説明させていただきます。
本日は次のようなお話をいたします。
まず、①会社のご紹介
次に、②現在の復興状況のご報告
次に、③ファンドについて
そして最後に、我々の思いについて少々お時間を頂戴し、お話をさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
▲登壇プレゼンされる赤星社長
私どもが運営する、御船共栄株式会社は、米、雑穀、肥料、農薬の販売を営んでおり、設立は1949年10月28日でございます。
創業が明治18年、赤星商店として米の卸売りから始まった弊社は、長年の経験から蓄積されたノウハウを生かし、現在では、仕入れから検査、精米加工、そして納品まで一元管理できる体制で事業を行っております。
商号:御船共栄株式会社
事業内容:米、雑穀、肥料、農薬の販売
設立日:1949年10月28日
御船共栄株式会社は熊本県の上益城郡御船町というところにあるんですが、
万が一、もございますので、念のため、熊本県についてご説明させてください。
熊本県は九州の真ん中に位置します。
御船町は、人口17,013人の小さな町でして、弊社はここにございます。(上記地図☆)
熊本地震で震度7を記録した益城町はここ。(上記地図☆)
益城町からも近い場所にあり、活断層も近くにありましたので大きい被災を受けました。
御船共栄株式会社は豊かな水と緑に囲まれた御船町にあります。
御船町はとても豊かな自然と湧水に恵まれた町です。むかしは、県下一の酒造りの町として栄えておりました。
(*現在、御船共栄株式会社の米倉庫は赤煉瓦を使った白壁造りで元は酒蔵だったものです)
緑川水系の御船川や吉無田高原の清らかな水と、その水によって育ったおいしいお米がありました。現在でも、吉無田高原の水は熊本名水百選に選ばれ、御船川も水量が減ったもののその清らかさに変わりはありません。
周辺は水や土の恵みに優れ、山々に囲まれた盆地が生む寒暖差もあり、美味しいお米が育つ環境が整っている県内屈指の米どころです。昔からの米どころとして、代々で成り立ってきた場所でもあります。
私どもは、この自然と水で作られたお米に絶対の自信を持っています。
また、御船町は日本で初めて肉食恐竜の化石ミフネリュウが発見された町なので、恐竜の郷と言われています。
さて、熊本地震においてはよく、ニュースなどで「益城町」という町名をお聞きになられたと思いますが、隣に位置する御船町も非常に被害の大きかった町です。
弊社でも、倉庫の全壊をはじめ、ライスセンターの半壊など大きな被害を受けました。
被災時の弊社状況もスライドでご覧ください。
地震が起きたのが4月の夜ということが幸いし、
工場に人はおらず機械も稼働していなかったため従業員は全員無事でした。
倉庫3棟が大きな被害を受けまして、1棟が全壊しました。
しかし、その年は工場が使用できる状況ではなく、仮設のテントでの作業が続きましたが、仮設での事業継続にも膨大なお金がかかるため一刻も早く工場を再建する必要がありました。
グループ補助金※なども得ながら、現在ではなんとか工場を再建するところまでたどり着きました。
精米ラインと倉庫も復旧しました、HACCP仕様にもしております。ただ、まだ被災からの復興はこれからであり、農家と常に歩んできた御船共栄株式会社はこれからがスタートであると考えています。
※同社は熊本県が実施する被災復興に係る補助金制度「グループ補助金」を活用されています。
御船共栄株式会社の特徴は農協と同じ集荷業者ということもあり、農家と直接契約しているため、生産者の顔の見えるお米を取り扱っているところです。集荷した米を、それぞれの工程に合わせて、自社保有のライスセンターや工場で、検査・加工をしていきます。
物心ついた頃からお世話になっている農家も多くおられます。「おっちゃん!」と気軽に呼べる間柄、関係性だからこそ、共にいい米をつくることを楽しく追求していくことができます。
農家には、御船共栄株式会社が元々扱っていた肥料・農薬の販売経験を活かし、米の栽培指導を行うほか、収穫期には自社ライスセンターにて生産者ごとに乾燥から籾摺りを行い玄米として袋詰めもしています。その作業においても、御船共栄は、常に「農家と共に」を心がけています。
自信をもっておすすめできる美味しい熊本県産米は多種取り揃えており、農家と業務店や消費者の橋渡しの役割を担い、共に発展を目指すことで、信頼し合える関係を繋いできました。
今では契約農家の数も250件を超え、県下一円から九州各地まで幅広く取り扱っています。
米問屋に求められる「米農家からの信頼」は、これまで地元で培ってきた実績と努力によるものです。
現在われわれが募集しているファンドは、「おかわり」で熊本農家を応援お米ファンドであります。お米農家との連携をより深め、熊本の美味しいお米を全国にPRし、熊本地震から一歩ずつ復興に向けて頑張る農家を応援するファンドです。
おかわりできるようなお米をもう一度、それが我々が造るくまモン米です。ファンドの趣旨でもあります。いま、色んな品種、作り方があると思いますが、しかし、品地がやはり大切です。高品質のお米を熊本の農家さん達と一緒に作っていきたいと考えています。
本ファンドで集まったお金は、広告宣伝費、コメの仕入れ、設備投資に使用させていただき、お米の優良産地である上益城郡の美味しいお米を安定して全国へ広げていくための強化費用として活用させていただきます。資金使途には仕入れ費用をいれています。
これは、高齢化と離農の問題がこの地震をきっかけに早まっているからです。その中でも、美味しいお米を仕入れることで、地元農家さんの応援、生産意欲を高める支援にもなると思い、資金使途に入れております。
「くまモン塩栽培米」
この「くまモン塩栽培米」は九州でもトップクラスの優良食味産地にて、化学肥料や農薬を県の栽培基準の半分以下しか使用しない特別栽培米です。田んぼに天然の塩を撒くことで土の中のミネラル分を補給し、土壌の酵素を元気にします。土の状態がよくなると稲の根がよく張り、稲がすくすくと育ち、病気や害虫に強い美味しいお米になります。この塩栽培米は、7年前から美味しいお米づくりを農家の方と追求する中でつくられました。美味しいお米を身近に楽しみながら食べて頂きたいという想いからです。
地元のデパートや企業様のノベルティでもご利用いただいていまして、とても評判がいいです。
この「くまモン塩栽培米」は、外国人の方にもお土産として日本の美味しいお米を手軽に持ち帰っていただけるように1個当たり2合分のお米をパックにして、多言語での炊飯表記など、パッケージもこだわって工夫されています。
今回取り組む事業の中で、自社ECサイトも構築することによって、新商品の開発も含めてインターネットでの販売にも特化していくことができます。既存商品だけでなく、高付加価値商品である熊本産のお米をいかに多くの方に味わっていただけるのか。試行錯誤し、その販売を今後強化していかなければならないと感じています。
本ファンドに投資いただいた投資家の皆様には、投資家特典として、1口につき、本事業開始後に収穫される熊本産「新米」2,000円相当(送料・税込み)をファンド期間中に1回送付させていただきます。
近年、農家の高齢化、後継者不足、お米の価格競争などによって苦しんでいる農家は少なくありません。我々は、農家との結びつきをより一層強くし、美味しいお米を安売りせずに農家と消費者がお互いに納得できる価格で提供していきたいと考えています。
「熊本地震」により弊社の倉庫、設備、商品が大きな被害を受けましたがいろいろな支援制度を利用して再起を図っております。農家・農地も甚大な被害を受けました。また農家の高齢化に伴い産地の力も低下しています。地震により全国的にある農業問題が加速的に浮き彫りになったと感じています。
「産地の力」を最大限に生かす為「塩栽培くまモン米」を生産・販売していき「お替りできるお米」を消費者の皆様にお届けしたいと思っています。食べられた方々の「元気の源」なればとも思っています。
繰り返しになりますが、被災だけではなく高齢化離農がいま進んでいます。
先日も大和町の農家さんと味の協議をしてきました。農家さんとともに、希望のもてるお米を作っていきたい。
こんな美味しいお米が熊本にあることをぜひにも、知って頂きたいです。
皆様のご支援の程、どうか引き続き、宜しくお願い申し上げます。
以上、ご清聴ありがとうございました。
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