澤佐酒造(三重県名張市)の第3弾ファンドです。
2014年8月に募集開始した第1弾『澤佐酒造 地酒ファンド』は1日で600万円の満額到達となり、2017年2月募集開始の第2弾『澤佐酒造 地酒ファンド2』も3日間で520万円の満額到達となりました。
第1弾ファンドの資金は甑(こしき)などの設備費に活用されました。第2弾ファンドは酒米代・設備に活用されました。主力ブランド「参宮(さんぐう)」。そして、地元で圧倒的な支持を集め、地元みのわの酒米「神の穂」(かみのほ)で造り全国展開を目指す「みのわ」。この二本柱の更なる品質の向上を図りました。
第3弾となる本ファンドの資金も酒米購入費用に充てられます。特典として「参宮 純米吟醸 あんぷれゔゅ」を進呈いたします。ぜひ、澤佐酒造自慢のお酒をお楽しみください。
2014年に第一弾地酒ファンド募集から2019年までおかげさまで順調に売り上げを伸ばすことが出来ました。しかしながらコロナウイルスの影響を大きく受けてしまい、売上を中心にマイナス要因の多い3年となってしまいました。
しかしながら我々にとっては10年・20年先の酒造業の在り方を再検討・再構築する期間であったと受け止めています。弊社の強みを認識し、新たに強みを作っていくことが今後求められると強く感じました。
他社にない商品、他社にない流通制度を強みにしながら製造する商品を再構築します。売れている他社にない商品をより多く製造し、売り上げの増進を図って行きます。具体的には地産地消商品の「みのわ」や、全体3割の売上げを占める「あんぷれゔゅ」の増産を目指していきます。
その為の酒米代として今回のファンドでご出資を募集いたします。今後はアルコール飲料としての日本酒だけではなく、弊社の強みを生かせる商品開発を目指していきます。
50年先が見える経営を目指していきますのでご出資をお待ちしています。
澤佐酒造合名会社
代表社員 澤 滋久(57歳)
寛政5年(1793年)創業の澤佐酒造では「手間暇を惜しまない、手造りの酒造り」という信念を持ち、日本酒を造り続けてきました。2023年には創業230年となります。
代表銘柄の「参宮」の名前は、名張に伊勢神宮への参拝客が往来した参宮街道があったことから付けられました。毎年、伊勢神宮に奉納されているなど、地元を中心に愛されてきました。
お米を蒸す時に使う甑(こしき)は適度に蒸気を吸収してくれる木製にこだわっています。また酒造りに欠かせないお水も紅葉の名所としても有名な香落渓(かおちだに)から滲み出た地下水を利用するなど、こだわりの酒造りを続けて参りました。
そのこだわりは1998年から2004年の7年連続で全国新酒鑑評会金賞を受賞の実績を持つなど確かな質の高さに結びついています。
▲お伊勢参り街道で知られ多くの方に愛される名張の地酒「参宮」
▲全国新酒鑑評会で7年連続金賞受賞した「参宮 大吟醸 正殿」
▲参宮 特別純米 月夜見
澤佐酒造の酒造りはソフトで優しく、綺麗なお酒を生み出します。唯一この商品は酒米雄町を使うことで米の旨みを感じられるお酒です。
▲参宮 特別純米 愛山
有名酒米「愛山」と澤佐酒造の丁寧な酒造方法・水・気候がマッチした逸品。相性の良さが味で感じていただける商品です。
三重県産の酒造好適米を使って仕込んでいる特殊な日本酒。何度も試行錯誤を繰り返してようやく独自の製造方法を確立させました。
マスカットのような爽やかな味わいでありながら、食事の邪魔をしない穏やかな香り。何も加えていない原酒なので、お酒の旨みをしっかり感じられます。日本酒が好きになる日本酒として今までにない体験が出来ます。
▲参宮 純米吟醸 あんぷれゔゅ
20年前に開発した「あんぷれゔゅ」は、売上の3割を超えるまでに成長しました。2022年4月には念願のスパークリングを商品化しました。果実の官能的な香りと味を思い浮かべるようなこの商品は、他社にない澤佐酒造の強みとして成長するでしょう。
▲あんぷれゔゅすぱーくりんぐ
2022年4月の発売以来、5,000本以上を出荷しました。あんぷれゔゅの良さを保ちつつガス入りの爽やかさを味わえます。15年以上の開発期間を経て高級リゾートを中心に飲食業界にも展開しています。
地元産「神の穂」を使用した真の地酒の逸品 完全手造りの純米銘柄「みのわ」「みのわ」は地域づくりの一環として地元箕曲(みのわ)地域で栽培された、三重県の品種である酒米「神の穂」が使用されています。
刈り取った稲の乾燥方法にもこだわり現在主流となっている機械乾燥ではなく、はさ掛けによる天日干しで乾燥させたお米を使用しています。はさ掛けによる天日干しは大変手間がかかるのですが、その分太陽の光や風など自然の恵みを目一杯授かったお米になります。
▲地元の人々みんなで行う稲刈り
▲稲刈りの場で挨拶をする長靴の澤氏
地元で栽培された三重の品種のお米を使い生まれた、純米大吟醸「みのわ」はほのかなフルーティーな香りとミルキーな味わいがありつつも後味がスッキリとしているのが特徴です。また、名張にご縁のあるイラストレーター・エッセイストの千秋育子さんがデザインされたラベルを使用しており、まさに真の地酒の逸品となっております。
▲みのわ天日干し純米大吟醸Jラベル
地域住民の協力を得て三重県の酒米「神の穂」を天日で乾燥、40%まで精米した純米大吟醸に仕込みました。
香落渓の源流と名張の盆地が生む気候、そして厳選した酒米での澤佐酒造のお酒づくりへの応援をぜひ、よろしくお願いします。
本匿名組合契約の名称 | 澤佐酒造 地酒ファンド3 |
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営業者 | 澤佐酒造合名会社 |
出資金募集最大総額(口数) | 7,020,000円 (234口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 31,200円/口 (内訳:出資金30,000円 取扱手数料1,200円) (上限口数:33口) |
会計期間 | 2022年11月1日~2023年10月31日 |
決算日 | 2023年10月31日 報告日: 2023年12月30日 分配日: 2024年1月29日 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配日 | 決算日から90日以内 |
決済方法 | (1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) |
伊勢神宮への参拝客が多く往来した参宮街道の地名張で「米を愛し、水に感謝し、人を敬う」を社訓として常にていねいな酒造りを心掛けてきました。1921年に合名会社となり現在の体制になりました。
HPはこちら https://sawasa.net/
沿革
1793年(寛政5年) 創業
1921年 合名会社設立
1960年 前代表社員 澤 克亮 入社
1990年 現代表社員 15代目 澤 滋久 入社
1998年 参宮 大吟醸 が全国新酒鑑評会にて金賞受賞
以降2004年まで7年連続金賞受賞
2014年 純米大吟醸「みのわ」販売開始
2022年 参宮 純米吟醸「あんぷれゔゅ」シリーズをリニューアル
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1) 事業計画上売上について営業者は伊賀地方の南西部に位置する名張市の中心部を流れる名張川の川沿いで、江戸時代寛政5年(1793年)より日本酒の醸造を始め、創業229年、会社としては今期で102期目の会社です。これまで地元に密着した地酒(日本酒)を製造し、地元での販売について実績を積み上げてきました。その実績とノウハウを活かして、以下の施策を実施することで、事業計画の達成を目指します。
a. 原材料の確保
事業計画達成のためには、酒米など原材料の調達が必要です。この点営業者は、長年地元に密着した経営を実践し、調達ルートを確保しております。
b. 製品の製造
事業計画達成のためには、製品の製造が必要です。この点営業者は、従来からの主力製品である「参宮」に加え、地元の酒米「神の穂」と地元のきれいな水を使った「みのわ」の製造を開始し、実績を積み重ねております。また、製造設備も随時更新を進め、増産可能な体制を整えております。
c. 製品の販売
事業計画達成のためには、製品の販売が必要です。この点営業者は、地元の酒販店を中心に販路を有しており、今後も取引先を拡大する予定です。また、2022年4月には「あんぷれゔゅ」のリニューアルと新商品投入を行っており、日本酒になじみのない顧客の開拓を促進し、販売の拡大を図ります。
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
リクープ前:
売上金額(税抜)×31.8%÷234口×1口
リクープ後、累計売上金額(税抜)が事業計画売上金額以下の場合:
リクープ売上金額(税抜)×31.8%÷234口×1口+(売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×31.8%÷234口×1口
リクープ後、累計売上金額(税抜)が事業計画売上金額を超える場合:
リクープ売上金額(税抜)×31.8%÷234口×1口+(事業計画売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×31.8%÷234口×1口+(売上金額(税抜)-事業計画売上金額(税抜))×1%÷234口×1口
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口30,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口30,000円の出資金に対し、1口分配金額が30,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/30,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
1. 債務超過のリスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過であり、一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
II.本匿名組合契約の概要記載の不成立となる条件に該当した場合には、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. 生産に関するリスク
本匿名組合事業の商品の生産については、原料の調達状況、設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
13. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
14. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
一口のご出資につき、参宮 純米吟醸 あんぷれゔゅ 720ml(送料税込3,400円相当)1本を、募集期間終了後会計期間中に進呈いたします。
(注1) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
(注2) 特典の詳細につきましては、募集終了以降、別途ご連絡いたします。 |
(注3) 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 |