被災地からのレポート 震災から2年。現在の課題と求められるもの

震災から2年。現在の課題と求められるもの2013年2月22日 15:30

事業者別の目次

東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
依然変わらない町の風景の中、被災地の事業は、予想以上にかかる修繕費用や
減るボランティアの数、無くなった販売先など、新たな課題に直面していました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

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半数以上の事業者は販売先、資金、人材の確保が課題です。
-販路の開拓に苦戦 (23/36社)
-今なお資金が必要 (22/36社)
-若手不足。人材確保が困難 (18/36社)
-商品開発 (9/36社) 
-原材料の調達 (9/36社)
-原発・風評被害 (8/36社)



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丸光食品 (宮城県気仙沼市/生麺製造)

 

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震災から2年。現在の課題と求められるもの2013年2月22日 15:25

藤田商店(宮城県気仙沼市/漁業・水産加工)の場合

東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

【藤田商店の場合】

◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか?

当初の計画より進んでいません。
夏の高水温の影響と地盤沈下のためウニなどの開口が開かなかったり、
ワカメの種が遅れ、例年よりも1か月半遅れ、収穫の時期が短くなりました。
また、高水温によりサケの遡上が遅れ、あまり数量が取れず、取れても高値で取引され、
利幅が低かったことや、タコ漁などに関しても、数量がかなり低い状態が続いています。


◆現在、直面している課題を教えてください。

・原材料の調達
前浜物の水産物が、まだ6,7割しか水揚げされていない状況です。
例年に比べ、震災後は、魚などにしても、とれる量が全体的に少ないです。
どの品種にしても言えることです。

・販路の開拓
震災で、顧客データをすべて流してしまったため、個人のお客さんなどと、
連絡が取れない状況です。
若い人は、ネットやページなどで、連絡がつくことがありますが、
特に年配の方との連絡が取りづらい状況です。


◆今後、誰からどんな支援があると、助けになりますか。

国や行政から:
毎日の船に乗り降りする岸壁が満潮になると使えない状態なので、
漁港の復旧を急いでほしいです。2月にはワカメの収穫時期になりますが、
荷揚場などの整備も遅れています。
個人でも、「食事やお土産を買って支援」ということで、
仮設の商店街などにお金を使って支援に来る方たちがいます。
しかし、すでに同じ業種の店が入っており、仮設の商店街には入れないので、
支援する人が、地元で買って応援するような場をもっと作ってほしい。
そのような場がある、という情報がほしいです。


◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。

出資者の方から、メールで連絡が来て、その方の両親も被災者で
当店のファンドに出資して、応援をしているというメールは嬉しかったです。
励まされました。
仙台のデパートで販売していた時、
出資しているという方と偶然会い、応援の言葉を頂いた事も嬉しかったです。

◆2013年の抱負を教えてください。

とりあえずは、震災前の状態まで、戻すことです。
まだまだ、売上、水産物が復興していないので、
少しでも、震災前の状態に戻せるよう、頑張りたい。

そして、一度買ってもらったお客さんは
8,9割リピーターになって貰えるよう、
商品を厳選して送ることを徹底し、個人でやっている店なので、
細やかな気遣いができる店を作っていきたいと思います。

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【ファンドで応援】藤田商店わかめウニファンド(1口1万500円)の詳細・お申込:
https://www.securite.jp/fund/detail/327 

 

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震災から2年。現在の課題と求められるもの2013年2月22日 15:15

斉吉商店(宮城県気仙沼市/水産加工)の場合

東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

【斉吉商店の場合】

◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか?

ほぼ計画通りです。

仮設ではありますが、工場と店舗が2012年の7月から動き始めました。
2011年の9月から 他社工場を借りて製造を再開させ商品の販売をしており 
直販に力を入れているので、店頭販売やネット販売、
TELやFAXでのご注文に加え 東京と大阪の百貨店での催事販売をしています。
また飲食スペース【ばっぱの台所】が、2012年末に完成し、
2013年4月には投資家特典でもある海鮮丼食べ放題の開店パーティーを開催予定です。

一方で、以前の潮見町食品工場の跡地が、水産加工の集積地となることになり、
国でのかさ上げが決まりましたが、防潮堤の建設もあり、
当該【水産業共同利用施設復興整備事業】自体が遅れる様子となっていることもあり、
2016年をめどに本復興の工場が動くという計画は遅れそうです
(そもそもその時期までに自社の足元の売上や収益が
どのように推移しているかをもって判断したいと考えています)。


◆現在、直面している課題を教えてください。

販路の開拓、商品開発、受注と発送のシステムです。   

震災以前からの問題ですが、直販をするためのさまざまなノウハウが不足しています。
販路開拓はもちろんですが、その他にもよりお客様が取り扱いしやすい商品が必要ですし、
斉吉の商品がまとまった一つの体を見せるブランディングの作業も必要です。
さらに、より分かりやすい受注方法と1件1件の個別対応の仕組みを作る必要があります。
経理についても、廻船問屋時代の経理処理方法の上にあるため、
これも製造販売の経理に変えなければなりません。


◆今後、誰からどんな施策や支援があると、助けになりますか。

上記問題について民間企業から先進事例をみて学びたい。できれば教えてほしいです。
国はハードも大事だがソフトに対しての支援があったらよいと考えます。


◆特に、1年前の今頃と2年目の今の違いがあれば教えて下さい。

1年目は、まだ工場ができていなかったので、仮設での一時復興でした。
落ち着いて仕事ができるといいね、と思っていました。

2年目は、いったん工場もできました。
去年の6月くらいから商品のリモデルやブランディングに取り組んできました。
そもそもの事業計画では、業務用を止めて個人向けに特化しました。
業態が変わるということで、個人向けに一つ一つ変えて、検証しています。
また、歩き始めている状態です。


◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。

今になって振り返ると、やはりファンドがあったから、
投資家の皆さんと約束したから、どうしても2011年9月までに
販売を開始したいと急いだことが、大変有難かったと思います。

投資家の方が忘れないで見ていてくださるという事がはげみです。
百貨店催事など会場に足を運んでくださり、
たくさんの投資家の方にお会いできています。


◆2013年の抱負を教えてください。

落ち着いて、一人ひとりのお客様に丁寧で
間違いのない対応ができるように仕組みを作りたいです。





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【商品を買って応援】斉吉商店 セキュリテセット:
 生つみれと金のさんまセット (4,000円)
小さくて辛い金のさんまと金のせんまのセット (2,900円)
オリーブオイル漬と金のさんまシリーズ (4,700円)
海鮮丼と金のさんまのセット (5,000円)



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震災から2年。現在の課題と求められるもの2013年2月22日 14:59

タツミ食品 (宮城県石巻市/漁業・水産加工)の場合

東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

【タツミ食品の場合】
◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか?

当初の計画より進んでいません。

進んだことは:
第2工場の方が皆様のご支援により完成となりました。
また、わかめ・こんぶの方も震災前の60%位まで回復する事ができました。

進まなかったことは:
作業船が、平成25年1月29日に進水式をおこないます。
作業船完成まで、約2年かかりました。

タツミ食品


◆現在、直面している課題を教えてください。

主に、原発風評被害、原材料の調達、販路の開拓です。

原発風評被害について、2013年の1月15日から22日まで、
沖縄のデパートで物産販売を行ってきましたが、
お客様から特に、わかめ・こんぶ・海藻が大丈夫なのか、と聞かれました。
昨年の6月にも同じデパートで販売をしましたが、
今回の売上は前年の3分の1でした。


◆今後、誰からどんな施策や支援があると、助けになりますか。

国や行政は、復興を早め、風評被害を取り除いてほしいです。


◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。

ご支援を頂いた皆様から、ハガキやインターネットを通じて、
頑張って下さいの励ましのお言葉、応援のお言葉を頂き
本当にありがたく思っております。


◆これまでに、何か出資者の方と取り組んだことや、出資者との関係で起こったこと、
今後、出資者の方と取り組んでみたいことなどがあれば教えてください。

出資者の方々に石巻へ3回ほど来ていただき、
皆様方に被害を受けた現場、復興した現場を見ていただきました。

出資者の方の中には、自ら被災した方もおり、お互いにこれから
復興に向けてどのように取り組んで行ったら良いかなど、
いろいろお話をした事により心から通じ合ったのではと思っております。


◆2013年の抱負を教えてください。

私達も皆様方のご支援に背かない様、元気で頑張ります。
皆様方にとっても良い年でありますように。


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【ファンドで応援】 タツミ食品遠藤社長が推薦!同じ十三浜から、
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木村水産

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震災から2年。現在の課題と求められるもの2013年2月22日 14:59

のり工房矢本 (宮城県東松島市/海苔の加工・販売)の場合

東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

【のり工房矢本の場合】

◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか?

ほぼ計画通りです。
漁業の再開に伴い養殖、製品生産、加工商品開発までを
手がけることができるようになりました。漁業の形態が
国の支援に基づく再開に限られるため個人の事業として
6次産業を進めるのには融資の見込みがまだありません。


◆現在、直面している課題を教えてください。

資金調達、土地の確保、販路の開拓です。   
仮設の工場を市のほうから借りて仕事をしていますが
期限が切れた後の工場の移転先が未定です。
販路の開拓をはかり、独立後の安定した事業展開を見据えたいです。


◆今後、誰からどんな施策や支援があると、助けになりますか。

個人や中小企業に対しても手厚い支援をしてもらいたいです。
土地の確保や工場の新設に対する融資があると助かります。


◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。

イベントの告知を見て、わざわざ商品を買いに来てくれたことです。 


◆今後、出資者の方と取り組んでみたいことはありますか。

海苔養殖の時期は11月から4月と寒い時期ですが、
乾燥工場はあたたかいです。矢本に来る機会があったら、
どうぞ遠慮なくご連絡ください、工場見学案内させていただきます。


◆投資家特典の実施状況や今後の実施予定時期を教えてください。

2月初旬より、養殖から加工までを手掛けた自社商品をお送りする予定です。
具体的には初摘み1番海苔の極焼き海苔と塩海苔のセットです。




◆2013年の抱負を教えてください。

毎年、製品を作るまで心配なことがあります。
海の環境と自然のちからです。
美味しい海苔が出来上がるよう頑張りたいと思います。


 

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【ファンドで応援】 矢本ののりと相性抜群!おにぎりのお供に。
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震災から2年。現在の課題と求められるもの2013年2月22日 14:58

盛屋水産(宮城県気仙沼市/漁業・水産加工)の場合

東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

【盛屋水産の場合】

◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか?

ほぼ計画通りです。

進んだこと:
養殖筏を設置し、ワカメ・ホタテ・牡蠣を収穫し、
いくらかとはいえ収入を得る事ができました。
「唐桑御殿つなかん」をみなさんからの資金を利用し修繕し、
利用していただき、収入も得る事ができました。

進まなかったこと:
震災前に比べると筏の数は半分ぐらいです。
「唐桑御殿つなかん」に関しては、当初から「宿泊」が
目的ではありませんでしたが、いざ宿泊許認可を得ようと
手続きを進めると消防関係などでなかなか進展がみられず、
現在も養殖作業優先のため保留となっています。


◆現在、直面している課題を教えてください。

資金調達、人材の確保、原発・風評被害、商品開発です。

資金調達:
共同の生食用牡蠣処理場の建設が遅れているため、
自前で牡蠣処理場を準備したのですが、予想以上に資金を要しました。

人材の確保:
生食用牡蠣の剥き子(牡蠣を殻からはずす作業者)が高齢者が多く、
今後が心配です。石巻などは中国から人を雇ったりしていると聞いており、
地元でなんとか育成したいです。

原発・風評被害:
現在は漁協経由で買い取ってもらっており直接的な損害は無いが、
毎月のセシウム検査や東北産のものを不安がる声を聞く機会があると、
心に重くのしかかり、一生懸命生産したものがいつダメになるか、
と安心して生産できない。

商品開発:
「唐桑御殿つなかん」を手伝ってくれるお母さんたちの通常の
仕事(収入)も確保したいため、加工製品などにも今後取り組みたいが、
生食用牡蠣の剥きが終わる3月以降にならないとじっくりと考える時間が取れない。


◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。

東京でイベントがあったりするたびに応援に駆けつけてくださったり
(先日の池袋のカキフェスタも、東京タワーでの牡蠣の早剥き大会も)、
年賀状を頂戴したり、電話をいただいたり、何かあるたびに
気にかけていただいていることが伝わってきて、本当に嬉しく励みになります。
背中を押していただいています。ありがとうございます。   


◆これまでに、何か出資者の方と取り組んだことなどがあれば教えてください。   
「つなかん」に遊びに来ていただいて、一緒にウニやホタテを剥いて
子どもから大人まで喜んでいただく姿を見ると、本当に嬉しく思います。
遊びに来てくださった方が、ご家族総出で東京でのイベントに
来てくださったりして、心が温かくなる交流を持たせていただき、
感謝でいっぱいです。


◆今後、出資者の方と取り組んでみたいことはありますか。

つなかんに是非遊びに来ていただきたいです。
一ノ関から遠いのが、申し訳ない気持ちですが...
(来てくださった方に「一ノ関からが遠かった...」とよく言われます)


◆投資家特典の実施状況や今後の実施予定時期を教えてください。

思いのほか牡蠣がよく成長してくれたため、昨年6月に
加熱用になりましたが、特典の牡蠣をお送りすることができました。

もう一つの特典の養殖筏体験をしていただくには、
お越しいただかなくてはなりませんが、是非いらしていただけたらと思います。


◆2013年の抱負を教えてください。

2012年中に、自前の牡蠣処理場を整え、念願の生食用の牡蠣を
出荷開始することができました。シーズンの3月いっぱいまでは
生食用の牡蠣出荷に全力をあげ、収入を落ち着かせ、その後
地元及び東北全体でも不足している剥き子さん(牡蠣を殻から外す作業者)の
養成や、加工品にも着手していきたいです。その様子を
「唐桑御殿 つなかん」をとおして、お客様に間近で体感していただき、
ここ唐桑の海の仕事と食文化を味わっていただきたいです。

盛屋水産 盛屋水産

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【商品を買って応援】盛屋水産の牡蠣を使用!
斉吉商店 セキュリテセット:
オリーブオイル漬と金のさんまシリーズ (4,700円)


【ファンドで応援】
盛屋水産と同じ気仙沼のファンドはこちら!
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震災から2年。現在の課題と求められるもの2013年2月22日 14:57

世嬉の一酒造 (岩手県一関市/清酒・ビール等の製造、レストラン業等)の場合

東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

【世嬉の一酒造の場合
 
◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか。

ほぼ計画通り進んでいます。
蔵の修復は本ファンドからの出資もあることを銀行にお伝えし、
借り入れを起こして第一期修繕を行いました。
トータルで約5,000万円かかりましたが、約3,000万円が
グループ補助金や他の援助です。約2,000万円を現在借り入れにしております。

一方で、長期熟成ビールの販売に関して、
ビールの方(タンクの増設と長期保存用木ダル)の投資はまだ行っておりません。
それは、まだファンドが集まっておりませんので、
集まるかなかなぁ・・・とちょっとだけ不安があり
まだ投資していない状態になっております。
インターネットの販売強化と人材育成に関して、インターネットHPの
販売サイト改善を今業者さんを選定し行っているところです。
人財育成は4月より1名入社しますのでその社員と一緒に行って行きたいと思います。


◆現在、直面している課題を教えてください。

資金調達、人材の確保、原発・風評被害、販路開拓の課題があります。
特に困っているところは、人財の育成や仕事づくりです。
特に12月-3月は閑散期ですので、仕事が無くなりつつあります。
その時期にパートさんたちを昨年までは閑散期ということで休ませていましたが、
今年より仕事づくりを行い雇用の維持したいと考えております。
そのために行った酒屋の酒粕漬けの通販ですが、
残念ながら放射能の風評被害や当社のPR不足で、
なかなか販売ができていないので頑張らねばと思います。


◆今後、誰からどんな支援があると助けになりますか。

なかなか零細企業としては販路がなく、
また、大手企業に卸すほど生産量もないため、
催事イベント等での販売が中心となります。
その催事イベントができる機会が多いと助かります。
ただ、前回の商談会はあまり効果がないので、やはり販売会だと考えております。
また、商品開発の際、デザイン等に力がないので
その部分をどのように補完するかがいつも課題です。


◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。

投資家の方から手紙をいただきました。すごく嬉しかったです。
応援してくれるのが感じました。
多くが当社を知らなかったという人で一度来て、見て、
ファンになりましたといってくれます。
将来に向けてこれほど心強いことはありません。

また、ミュージックセキュリティーズに関連する経営者と
知り合うことが刺激になりすごくいいです。

あの時期に10年計画を立てるのはなかなか難しかったのですが、
10年間を明るい方向で考えることが
現在の前向きな姿勢の原点になっていると思います。
ファンド作ってよかったなぁと今しみじみ思います。


◆今後、出資者の方と取り組んでみたいことはありますか。

一緒にイベントを行いたいと思います。
以前、世嬉の一ピクニックを行いました。
麦踏体験やビール醸造体験を行いました。
そして麦畑ではっと鍋を食べ、軽トラックにサーバーを置いて
飲み会を行いました。そのような地域の良さを知っていただく
機会を多くつくりたいと思います。
もっともっと投資家の方々と距離を縮めて行きたいと思います。
◆来年の抱負を教えてください。

出資者の方々と一緒に何かしたい!
仲良くなりたいです。


 
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【ファンドで応援】世嬉の一酒造 蔵とビールファンド(1口1万500円)の詳細・お申込: 
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=317 

【商品を買って応援】世嬉の一酒造 いわて蔵ビール セキュリテセット:
https://www.securite.jp/store/detail/319 

 

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震災から2年。現在の課題と求められるもの2013年2月22日 14:56

歌津小太郎 (宮城県南三陸町/水産加工)の場合

東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

【歌津小太郎の場合】
 
◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか。
 
当初の計画より進んでいませんが、その中でも進んだことは、
原材料の確保で、想定した以上に見通しがつきました。
ただし、ごく一部の海藻類に限ってのことでして、震災以前の品揃えまでには
程遠く、お得意様のご期待には十分に沿えない不安はあります。
百貨店のテナント再開も、来年3月からと計画よりもだいぶ早くなります。
工場と同時スタートなので不安を抱えながらの再開ではございますが、
関係者の皆さまの期待の大きさに何としてもお応えして、
恩返しできればと思います。
 
しかし、工場の建設計画では本当に苦しみました。簡単ではないと
覚悟はしていましたが、建設費の高騰と、二転三転する土地の利用計画に
これほど悩ませられるとは思いませんでした。再開が遅れたことで、
お客様やお取引先様には大変にご迷惑をお掛けしております。
合わせて、従業員の雇用にも大きく影響しております。
失業手当もすでに切れた状況の中、事業再開を待ちに待たせてしまい、
本当に不自由な生活を送られていることに、ただただ申し訳がなく
事業主としての不徳を痛感しております。

 
◆現在、直面している課題を教えてください。
 
主に、資金調達、人材の確保、原材料の調達です。
特に、人材の確保は地域的にも深刻です。若い働き手がこの震災後、
どんどん都会(仙台や東京)に出て行く傾向にあることと、
一次産業(漁業者、農業者)対象者の補助事業で、
手厚い補助金を受け取っているために、特に弊社のような
水産加工分野(賃金の比較的低い)の求人が難しい状況です。
若い方が持つ柔軟性や行動力と、これまでに支えていただいた方が持つ、
高い技術と経験を被災地域の企業は一人でも多く必要としています。


◆今後、誰からどんな支援があると助けになりますか。
 
今現在の国や行政の施策や支援はどうしても、復旧的な趣旨に重点を
置いているため、継続性にとても欠けた対応になっていると感じています。
復興にはこれまでの施策や支援にない新しい発想の補助事業が必要な
時期に来ていると思いますし、私たち事業者はそれを必要としています。
南三陸町では、新しい水産事業の取り組みにたいして、大きな補助率の
補助事業の公募が10月にありましたが、予算の都合でごく一部の事業所しか
採択されませんでした。もちろん、優先順位があることなので100%採択とは
いかないまでも、継続した補助事業として公募されることを期待しています。


◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。
 
震災後、弊社からの情報を1年以上も発信していない状況の中、
今年の6月から募集を開始した被災地応援ファンドを見て、
事業再開を知っていただいたお客様から連絡を頂戴したことがありました。
改めてファンドの情報発信力のすばらしさを認識いたしました。
このような経緯で事業再開を知っていただいたお客様は少なくないと思います。
今現在も、皆さまが見ているんだと言う、いい緊張感を持って
私たちが計画する事業に取り組めております。


◆これまでに、何か出資者の方と取り組んだことや、
出資者との関係で起こったことなどがあれば教えてください。
 
12月15日(土)に「石巻、南三陸ツアー」にいらっしゃった出資者の皆さまと
お会いする機会をいただきました。その際に直接、激励のお言葉をいただき
まして、さらに気持ちが奮起したように思います。
また、お手紙や、メールでの応援も沢山いただき、遠くからでも常に
見守っていただいていることを実感いたしました。現在も計画は、決して
順調な道のりで進められている訳ではございませんが、皆さまからの
ご期待に1日も早くお応えできるように復興してまいりたいと思っています。


◆今後、出資者の方と取り組んでみたいことはありますか。
 
新しい工場が来年の3月に完成します。震災前も、工場の見学にいらっしゃる
お客様などお越しになりましたが、衛生上の事情で作業場内には
立ち入ることはお断りしていました。
出資者の皆さまとの新しい取り組みとして、弊社の営業日ではなく、
定休日(日曜日など)を利用して、さんま昆布巻の1日体験作業のような
体験型の交流を企画してみたいと考えております。もちろん
出来上がった昆布巻きは、作業にあたった方におみやげで差し上げます。
先日の「石巻、南三陸ツアー」からヒントをもらいました。


◆投資家特典の実施状況や今後の実施予定時期を教えてください。
 
現在、工事の建設が予定より約半年遅れで着工いたしました。
ただし、投資家特典(さんま昆布)については大きな遅れにはならないと
考えております。順調にいけば、来年9月頃を予定しています。
 
 
◆2013年の抱負を教えてください。
 
ファンドに取り組んでいる事業所の皆さまは、ほとんどの事業所様が
再開を果たされて、地域からもお客様からも必要とされ
震災復興の牽引役を担っておられます。
弊社も遅ればせながら2013年3月からの本格稼働を機に、私たちの役割を
少しずつ果たしていけるようになるのではないかと思われます。
 
しかしながら、復興への道のりは長く険しい道であることも覚悟しております。
ここに弊社の企業理念の最初の一行を記させていただきます。
 
「私たちは地域の皆さまや職場の仲間たちから必要とされ信頼されるよう
常にご奉仕の精神で社会に貢献し、社員にはやりがいと安心して働ける
環境を、お客様には感動と安全な商品を創造する企業を目指します。」
 
これからもこの理念に沿うよう経営のかじ取りを責任を持って実行してまいります。
最後になりますが、この被災地応援ファンドでは、これまでにない
新しい発想での取り組みですので、地域の可能性をかけた、
斬新で画期的な取り組みとなるように出資者の方お一人、お一人の思いを
震災復興の原動力にして貢献してまいります。私たちが長い年月をかけて
理想としてきた事業をこれからも追求しながら、地域に欠かすことの
できない企業、復興への礎となる企業として発展してまいります。


 
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【ファンドで応援】歌津小太郎こぶ巻ファンド (1口1万500円)の詳細・お申込:
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=305 

 

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震災から2年。現在の課題と求められるもの2013年2月22日 14:55

とらや (宮城県石巻市/水産加工)の場合

東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

【東北とらやフーズの場合】

◆2012年間を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか。

残念ながら、当初の計画より事業の進捗は遅れております。
10月中旬に新工場が稼働、さらに11月中旬にはファンド資金により
直売店も完成し、製造から販売の体制は整いました。
しかし、新工場の完成が建築資材や人手の不足により3カ月弱遅れ、
年末商戦には間に合いませんでした。
2013年度は販路の拡大が「最重要課題」となり、年末の出遅れを
取り戻さなければなりません。販売会等への積極的参加と
他社との業務提携を中心に販路拡大を進めたいと考えています。


◆現在、直面している課題を教えてください。

資金調達と販路の開拓です。
販路の拡大については最重要課題でありますが、
当社のみならず被災・復興した企業の全てにあてはまる問題だと思います。
今現在の状況は、メディアやボランティアさんと上手に付き合っている企業の
躍進が目立ちますが、「商品力による躍進ではない」といった意見が
他の被災企業から出ており、被災地/石巻で有名になってしまった状況を、
地場の商品力でのアピールに転換する事が出来るのかが課題となっています。
「早い物勝ち」的な販路拡大では、震災以前と同様に
衰退の方向を向くのは間違いないと考えます。当社のスタンスは、
まず初めに「当社の製品を理解し評価してくださる人/企業」と
お付き合いをし仕事をする方向で進んでいきたいと考えます。
そのためのパートナー探しが難しく、困っています。


◆今後、誰からどんな支援があると助けになりますか。

国や行政に要望する復興支援は、業種によって異なると思いますが、
「お金を回す」という意味では同じだと考えます。
食品会社である当社は、多くの方々に食して頂き、
購入/取引きの判断をして頂く場の提供支援が要望であります。
この先の支援は「お金」ではなく「人と人」「企業と企業」の
繋がりをつくっていく支援を要望いたします。
個人の方々が「買って復興支援」をして頂くのは大変有り難いのですが、
通常の購入者の方々と同様に、商品の評価をして頂かないと、
本当に良い商品は生まれないと思います。


◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。

ファンド資金により、当社が支援して頂いている立場なのに、
商品をお送りした際に「美味しいものを贈って頂き有難うございます。」
といった内容のお手紙を多数いただきました。
また何人かの方と電話にてお話ししましたが、
「頑張って」という言葉を頂戴し、嬉しさで涙が出ました。
お金を出資して頂いたと同時に
人の優しさや勇気や元気まで出資して頂いたと痛感しております。


◆2013年の抱負を教えてください。

「この商品は私たちがつくっています」というスローガンを掲げ、
積極的に人や他社との繋がりを築いていきたいと思います。


 
 
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【ファンドで応援】とらやのたらこ・明太子ファンド(1口1万500円)の詳細・お申込: 
https://www.securite.jp/fund/detail/289 

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http://www.securite.jp/shopping/366/ 

 

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震災から2年。現在の課題と求められるもの2013年2月22日 14:47

鵜の助 (宮城県石巻市/漁業・水産加工)の場合

東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

【鵜の助の場合】

◆現在、直面している課題を教えてください。

主に資金調達、原発・風評被害、販路の開拓などです。
中でも資金の調達が今一番の問題です。
現在、建物の建築や養殖資材の購入には、
補助金制度がありますが、補助金が出るまでは
立て替えて支払わなくてはなりません。
また、補助金がいつ出るかわからず、
補助金がでても残りの支払金が多く残ります。


◆今後、誰からどんな支援があると助けになりますか。

多方面からの資金の援助や商品の販路拡大への支援が欲しいです。
また作業工程の機械化や省エネに関する情報も欲しいです。


◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。

ファンドを教えてくれた人や同じファンドをしている
仲間の横の繋がりができたことが良かったと思います。
具体的には、販売先や商品の開発などを教えてもらいました。
また、ファンドを通じて多くの人々との出会いができたことなどです。


◆今後、出資者の方と取り組んでみたいことはありますか。

これまで、
ツアーをやらせていただきました。
大変好評で出資者の方との良好なお付き合いができました。
今後は、 
出資者の方と一緒に仕事の体験作業などをして
交流などできればいいと思います。


◆2013年の抱負を教えてください。
ファンドに参加させていただいてから約半年、
メンバー全員無我夢中で仕事に取り組んできました。
あっという間の半年でしたがどうにか
計画どおり進められたように思われます。
これもひとえにに皆さまのご支援とご協力の賜物と感謝しております。
2013年も計画をしっかり立て、予定通りに進めていく中で、
ひとつかふたつ新たなことにもチャレンジしたいと思います。
鵜のごとく、大漁満足するように
努力してまいりますのでご支援のほど宜しくお願い申しあげます。

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【ファンドで応援】鵜の助4人の漁師ファンド(1口1万500円)の詳細・お申込:
https://www.securite.jp/fund/detail/328 

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