酔仙酒造ファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2016年5月20日 16:40
蔵の様子
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ご無沙汰しております。酔仙酒造です。
昨日、5月19日は弊社で仕込みに使うお米の田植えをしてきました。
気仙町農事組合さまの田んぼでご指導を受け、地元の小学生たちと酔仙の従業員で手分けしながらの作業でした。
今回植えた「ひとめぼれ」は弊社商品「多賀多(たかた)」になる予定です。
米、水、人、蔵、全てを陸前高田にこだわって仕込む「地米酒」です。
陸前高田の市制50周年を記念して始められたこの地産地消プロジェクトが始まったのは平成17年。震災直後の2年間は途切れてしまいましたが、おかげさまで今年も田植えをすることが出来ました。
今の陸前高田市は大まかなかさ上げ工事が終わり、今後は道路として残っていた部分のかさ上げ工事や高台移転が本格化し、目に見えて変化が加速していきます。
生まれ変わった新しい街でも、変わらずにこの地産地消プロジェクトをつづけていきます。
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被災地からのレポート2015年2月26日 16:14
蔵の様子
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「2月は早い」とは言いますが、今年も瞬く間に2月が過ぎようとしています。
酔仙では今季の大吟醸を全て造り終えました。同時に間もなく今季の仕込作業が終わろうとしています。
蔵では少し新しい動きがありまして、何と自社のプロモーションや商品PRの動画を自分たちで造り始めたのです。・・・といっても撮影〜編集は蔵の若い衆 ”S” 君がほぼ一人でやっております。現在では市販のソフトとパソコンでプロのような映像製作や編集が出来るようになりました。
今回造ったのは弊社の70周年を記念して発売された「復刻版ラベル・滓がらみ純米吟醸生貯蔵酒」のPR動画です。
震災前に撮られた貴重な弊社社屋の写真や仕込作業の途中で先輩蔵人に怒られながら撮っ動画を使用しています。
今後も新商品発売のタイミングや季節商品の変わり目などに製作〜アップして行く予定です。
内容もその都度進化して行く予定!?なのでぜひご期待下さい。
70周年 KISEN
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被災地からのレポート2015年2月9日 15:21
蔵の様子
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今季の吟仕込が一通り終わり、吟醸の醪を3本抱えています。
これまで2季に渡って吟醸造りは難儀しましたが、今年はいろいろな工夫が実ってだいぶ自分たちの思う造りが出来てきました。
酒造り、特に吟醸造りは洗米から搾りまで約6週間かかりますが、酒質はほとんど前半の作業で決定してしまいます。蒸かし具合や麹の出来具合に8割かかっていると言っても過言ではないと思います。
かといって後半の醪管理も気を抜くことは出来ず、毎日暗いうちから出勤し、寒い蔵の中でひたすら地味な作業を繰り返す日々を送ります。
あと2、3週間で全ての吟醸を搾り終え、この地味な作業から開放されます。と同時に今季の吟醸の酒質が決まります。今のところ大船渡蔵に移ってから最も良い経過を辿っています。
はやる気持ちを抑えて冷静に・・・他の仕込も並行して根気よく続けていきます。
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被災地からのレポート2015年1月5日 14:34
本年もよろしくお願いします。
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明けましておめでとうございます。
酔仙は今日が仕事始め。初荷、初洗米です。
写真は蔵人の若い衆が全て手作りで完成させた門松です。酔仙の菰と近所に生えていた竹、ホームセンターに売っている材料でかなり豪華…にみえるもの(笑)になりました。
この門松を目印に、沢山の「福」が舞い込んで来るよう、今年も従業員一同頑張ります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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被災地からのレポート2014年12月26日 12:37
蔵の様子〜今年の報告
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今年もあと残すところ5日となりました。
ちょうどこの時期は各酒蔵で出品酒の造りが始まる頃です。
弊社でも純米大吟醸の酒母造りが始まりました。
また、1月発売予定の「あらばしり」になるもろみも順調に発酵を続け、タンクからは心地よい吟醸香が立ち上っています。
今年は原料や資材の高騰などにより利益が圧迫される状態になっていますが、昨年と比べて売り上げは確実に伸びてきました。
操業再開当初は「再開したものの、先の予定が見えない、不安だらけ」の状態でしたが、今年は「ゆっくりと何か変化が起きてきている」と感じられる年でもありました。
来年は更なる酒質の向上と安定を目指し、販売については販路やオンラインストアなどで新しいことにチャレンジして行きます。
なかなかご報告できていなかった弊社の近況報告についても、定期的にお伝えしていきますのでよろしくお願い致します。。
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被災地からのレポート2013年8月5日 17:40
8/19(月)出資者交流会のお知らせ
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8月19日(月)に酔仙酒造の金野社長、息子の金野さんが東京に来ますので、出資者のみなさまと交流会を開きたいと考えております。東京にお越しいただくめったにない機会ですので、奮っての参加をお待ちしております。20名以上参加される場合はお店で、未満の場合はミュージックセキュリティーズ社内の会議室で交流会を行い、その後懇親会を行う予定です。【開催概要】日時:2013年8月19日(月)19:30-22:00会費:(20名以上)3,000円(20名未満)会議室:無料(19:30-20:30)懇親会:実費(5,000円程度、21:00-)場所:(20名以上)一番どり 八重洲口店http://r.gnavi.co.jp/b434538/map/(20名未満)ミュージックセキュリティーズ社内東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング10階http://www.marunouchi.com/page/access/access_shinmaru.htmlお申込方法:下記URLよりお申し込みくださいhttps://docs.google.com/forms/d/1FLNRsdvgI8JPG0OyKZ-jSc5u7Qd6mMPUJnBoYgSIRqs/viewform※正式な場所は開催3日前までにみなさまにメールにてご連絡さしあげます。※会場の都合により開催時間が多少ずれる可能性がございます。予めご了承ください。※定員に達した場合、お申し込みいただいてもキャンセルさせていただく場合がございます。
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被災地からのレポート2013年6月24日 23:22
4月分の営業レポート更新
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出資者の皆さま酔仙酒造の2013年4月の売上情報を更新しました。・4月分売上金額・ファンド募集時の事業計画上の売上金額と比較した1年目売上金額の達成率・営業者からの営業状況コメントについてご報告しております。(営業者コメント)みなさま、初めまして。酔仙酒造株式会社の 総務部 村上雄樹と申します。今月は、4月に発売になりました商品をご紹介させて頂きます。
下記URLの出資者専用ブログより、ご確認ください。(ログインが必要です。酔仙酒造ファンド出資者の方のみご覧いただけます。)-------------------------------------------------------------------------------=======================================================関連ファンド情報=======================================================同じ陸前高田の「八木澤商店しょうゆ醸造ファンド」は現在も募集中です。八木澤商店では、蔵は完成しましたが、醤油を搾る圧搾設備や品質を高めるための井戸水の掘削費用の資金を募っております。井戸の天然の水でより美味しい醤油やつゆ・たれを作り、生産量を高めていくための資金です。酔仙酒造さんと元は同じ蔵であった、陸前高田の醸造蔵、八木澤商店、ぜひ応援をお願い致します。ファンド詳細はこちら:======================================================= -
被災地からのレポート2013年5月13日 21:41
大吟醸生原酒とのコラボレーション商品
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今回は商品のご紹介をさせて頂きます。
今季は新工場の完成により、震災後初の大吟醸を仕込むことが出来ました。そのセット商品のご案内です。
弊社のホームページ作成でお世話になっております株式会社シナップ様とのご縁で、私たちは東京のガラス器メーカーである「松徳硝子」様のご支援を頂くこととなりました。
松徳硝子様がデザイン・製作した清酒グラスを復興応援価格で提供して頂き、弊社で大吟醸生原酒とのコラボレーション商品を販売するというものです。これまでご支援・応援を頂いた皆様に復興の報告と感謝の気持ちを込めてお届け致します。
松徳硝子様の「うすはり」シリーズは各種飲料のCMなどでも使われるとても人気の商品です。「うす吹き」の技術で手作りされるグラスは非常に透明度が高く、清酒の色沢を純粋に映し出します。また、手作業で磨き上げられる淵の部分は唇への当たりが滑らかで、機械で量産されるそれとは別格の使い心地です。
今回は大吟醸を味わうためのグラスということで、香りの立ち方や口当たり、内容量や重さまで緻密にデザインして頂きました。
私たちはこれまで旨い酒を造ることはもちろん、酒の販売を通してより美味しく飲むための工夫や温度などをお客様にご紹介してきたつもりです。酒器についてもある程度の知識を持っているものと自負しておりましたが、この「うすはりグラス」で酒の印象がここまで変わるものとは想像しておりませんでした。
弊社が震災後、最初に仕込んだ大吟醸。その生原酒と「うすはりグラス」のコラボレーションは「美味しいものをより美味しく飲む」ための商品です。 -
被災地からのレポート2013年4月30日 17:26
3月分売上報告
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出資者の皆さま
酔仙酒造の2013年3月の売上情報を更新しました。・3月分売上金額・ファンド募集時の事業計画上の売上金額と比較した1年目売上金額の達成率・営業者からの営業状況コメントについてご報告しております。
(営業者コメント)
お蔭様をもちまして 新工場に移転し、8ヶ月たちました。また 今年3月で今期の清酒の造りも終える事が出来ました。昨年は借りた蔵という事もあり 吟醸系のお酒を造るのは断念しましたが、大船渡工場に来て震災後初めて吟醸酒も造りました。まだ生酒の販売しかできませんがゆっくりではありますが、確実に復興に向け小さいですが、大きな一歩を踏み出せました。これも皆様のご支援の賜物と深く感謝しております。有難うございます。
下記URLの出資者専用ブログより、ご確認ください。(ログインが必要です。酔仙酒造ファンド出資者の方のみご覧いただけます。)-------------------------------------------------------------------------------【セキュリテ被災地応援ファンド】セキュリテ被災地応援ファンドは、現在も10社が募集中です。
※なお、募集が終了し、会計期間が始まっているファンドにつきましては、投資家の皆様へ投資対象事業の売上を報告しております。各ファンドの出資者限定ブログにてご覧ください。 -
被災地からのレポート2013年4月10日 18:55
「コシキ」について
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みなさま、こんにちは。
おかげさまで酔仙酒造では今季の仕込みが全て完了する
「コシキ倒し」を迎えました。
まだ醪は数本残っておりますがそれらも順次搾りに掛け、「皆造(かいぞう)」(その年の製造計画分全てを造り終える事)となります。
新しい蔵では「コシキ」も新しいものを使っていますが、その「コシキ」について少しだけご紹介します。
「コシキ」とは酒米を蒸すときに使うとても大きな蒸籠(せいろ)のこと。
酒造りが始まるとほぼ毎日「コシキ」で米を蒸かす事になります。
そして春になり、最後の米を蒸し終えると、
「今季はもうコシキを使いませんよ」という意味で、それまで釜の上に据えていたコシキを倒して片付けるため
「仕込み終了=コシキ倒し」と言います。昔ながらの酒蔵では倒したコシキの上にお幣束を奉り、酒宴を行いました。
(千厩・玉の春工場の「コシキ」)
大船渡蔵では、和釜で湯を沸かしてその上にコシキを据えるのではなく、ボイラで沸かした蒸気を利用するタイプです。蒸気槽と一体になっているので仕込みが終わっても
「コシキ倒し」する事が出来ないので少し残念です。
(大船渡蔵の新しい「コシキ」)
新しい蔵で一冬の仕込みを終えた蔵人たちの感想としては
「まだまだだナァ!」の一言・・・。いろいろな意味が込められていますが大きく言うと、「まだまだ改善しなければならない箇所が沢山ある」ということなのです。
いろいろな想い、いろいろな希望を設計に盛り込んで建てられた「新工場」ですが、所詮設計図とは机の上のモノ。コシキについても使い勝手や蒸米の善し悪しなど、納得のいくものになるにはまだまだかかりそうです。
それらをひとつひとつ、自分たちの知恵と工夫で解決し、「蔵を人に慣れさせ、人を蔵に慣れさせる」のです。
杜氏曰く「10年は我慢するべなぁ」とのこと。辛抱しながらの10年ですが、知恵と工夫をこらして蔵を作り上げて行く事は楽しみな事でもあるのです。
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