sugi 2017年9月27日 14:00

健全な負債感をエネルギーに

このブログ「ゆっくり、いそげ?~セキュリテ自由帳~」の名前の由来について、ご説明してなかったと思います。

実は、影山さんの著書「ゆっくり、いそげ~カフェからはじめる人を手段化しない経済」から、いただきました。

私はこの本から、セキュリテが目指す(というよりもむしろ初めから内包している)、投資の「お金以外のリターン」、すなわち出資者や事業者が受け取る非金銭的な価値は何かということについて、大きな示唆を得ました。

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これは2015年に出された本なのですが、この本の中に、「クルミドコーヒーファンドをつくるとしたら」という小見出しがあり、このように書いてありました。

「クルミドコーヒーのようなお店が、ないよりもあった方がいいと思ってくださる方。そうした方からの「贈る」「応援する」気持ちのこもったお金を受け取り、お店をつくる。「ありがたい」という健全な負債感をエネルギー源としてお店を経営する。

お返しするのは、まず何より「約束に違わないお店」としてぼくらが日々在ることだろう。そして、特定多数の応援コミュニティに支えられたお店は経済的にも成長し、数年後、結果的に預かった以上のお金でお返しをできるようになるかもしれない。」


そして、それは現実のものとなり、なんと影山さんは現在、新しいお店のためのファンドを募集しています。
先日行われた出資者の集い「第1回胡桃堂サロン」にお邪魔して、影山さんや出資者の方のインタビュー、店内の様子などを撮影し、動画にまとめてみましたので、ぜひご覧ください。


なお、サロンの様子については、参加者の方がブログにまとめてくださっていますので、そちらも併せてご覧ください。(ブログ記事はこちら

さて、このファンドですが、いよいよ締切が今月末の9月30日に迫ってきました。

ミュージックセキュリティーズの取締役でもある影山さんが募集する今回のファンドは、お金がお金を増やすような金融ではなく人が幸せになるような金融、「ゆっくり、いそげ」な金融をつくり出すための社会実験の一つでもあります。

ぜひ、ファンド詳細や過去のブログ記事(バックナンバーはこちら)、さらにお時間のある方は、この本などもご覧頂き、趣旨にご賛同頂ける方は、ゆっくり、いそいで今月中にお申込みをお済ませください。

<ファンドの詳細はこちら> 
クルミドコーヒーファンド
クルミドコーヒーファンド2(※)
 (※)クルミドコーヒーファンド2は、通常のセキュリテファンドと異なり、出資金額の30%が寄付となります。
【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
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