sugi
2017年10月24日 11:00
運用中に償還率が100%超えるファンドとは
少し前に「プラス償還実績を持つリピーター事業者さん」という特集記事がありました。これは、既に償還したファンドの結果をご紹介したものですが、実はセキュリテのファンド事業者さんの中には、まだ運用中に既に償還率(注1)が100%を超える見込みが立っているファンドを運用中の事業者さんがいます。
今日はその一例として、現在「ベル商品開発成長ファンド 第3次募集」を募集中の株式会社ベルをご紹介します。
ベルは、2013年9月以降、昨年商品開発成長ファンドを募集開始するまでに既に4本のファンドを募集していました。
・第1号:2013年9月募集「神戸のやさしい靴工房ファンド」 (対象事業:神戸店と京都店)
・第2号:2015年10月募集「神戸のやさしい靴工房 福岡店ファンド」(対象事業:福岡店)
・第3号:2015年12月募集「神戸生まれの奇跡のローファーファンド」(対象事業:ローファー事業)
・第4号:2016年1月募集「神戸のやさしい靴工房ファンド2016」(対象事業:相模原店と和歌山店)
・第5号:2016年10月募集「ベル商品開発成長ファンド(第1次~第3次募集)」(対象事業:靴の開発製造販売修理等の事業(会社全体の売上))
もしもこれらすべてのファンドに出資をしていた場合、今頃どうなっているのでしょうか。
本日は、通常は投資家だけが見れる「マイページ」を少しご紹介したいと思います。
マイページにログインするとまずは、出資しているファンドの投資家限定ブログの更新情報が表示されます。主な内容は売上報告や投資家特典の申込み方法等、ファンドに関する情報です。
ベルさんは、これまで店舗や商品など、それぞれ対象事業が異なるファンドを募集していますので、売上報告の内容もそれぞれ異なるため、同じ事業者さんでも全く別のファンドとして報告を楽しめます。
そして、これを見ると、ベルさんは売上報告を数か月分まとめてする傾向があることも分かってしまいますね。
さらにページの下に行くと、次の画像のような出資しているファンドの一覧が表示されます。
セキュリテのファンドは基本的に、[売上]×[分配比率]の計算で投資家への分配金額が決まってきます。
なので、毎月売上報告をすると、それに基づいて、分配金額や償還率が自動的に計算されます。
下段右側の赤枠で囲んだ「神戸のやさしい靴工房ファンド」は2013年に募集した第1号ファンドですが、会計期間が5年間のファンドで、4年目にして既に速報値では償還率が100%を超えているのが分かります。これは、これまでのファンド対象事業の売上金額の合計が「リクープ売上」(注2)を超えたためです。
さて、ここまでは、現在運用中のファンドをご紹介してきました。
ここからは少し、現在募集中の「ベル商品開発成長ファンド(第3次募集)」の仕組みについてご説明したいと思います。
以前、メルマガ等で、「ベル商品開発成長ファンド」の「6年後の目標償還率は139%を予定」と記載したことがありました。
ここでは「目標償還率」について、もう少し詳しく説明したいと思います。
セキュリテのファンドが、ファンド対象事業の売上に一定の割合を掛けた金額を出資者の皆さまに分配することは上にも書きましたが、このファンドでは、ベルの6年間の事業計画を元にファンドを設計しており、出資者の皆さまへの分配は、6年後にベルが事業計画通り目標の売上を達成できた場合に、償還率が139%(税引き前)となるよう設定されています。
一方で、もし売上が2015年12月期実績のまま推移した場合には償還率は121.5%、それよりも下回った場合は分配金が投資金額を下回るリスクもあります(分配シミュレーション参照)。
セキュリテのファンドはすべて事業計画の売上に基づいて、ファンドの設計がされています。いくらこれまでが好調だからといって、未来の売上が実際にどうなるかは誰にも分かりません。また、ファンド対象事業はファンドごとに異なりますので(同じ場合もあります)、過去のファンドのパフォーマンスが良いからと言って、今募集中のファンドの結果がよくなるとは限りません。
しかし、これだけのファンドがあるということは、それだけトラックレコードも多く、ミュージックセキュリティーズとのコミュニケーション量や信頼関係も厚いということが言えると思います。
ベルさんとは2013年からかれこれ4年間のお付き合いになります。これまでにベルのファンドに出資した方も、全国で延べ2600人にも上ります。「延べ」と書いたのは、複数のファンドにリピート投資してくださっている投資家の方も大勢いらっしゃるからです。
ぜひこうした背景情報も参考に、今週金曜日が締切となった「ベル商品開発成長ファンド 第3次募集」への出資をご検討頂ければ幸いです。
(第1号ファンドを募集した直後の2013年9月に撮影。一番左杉山、左から2番目ベルの高山社長)
過去の実績や事業計画売上、ファンド条件の詳細については、プロジェクト概要及びファンド情報ページに記載がありますが、以下にも抜粋しますので、ご確認ください。
売上の推移
分配計算式
・リクープ前:リクープ前売上金額(税抜)×8.50%÷1,750口×1口
・リクープ後:リクープ売上金額(税抜)×8.50%÷1,750口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.36%÷1,750口×1口
分配シミュレーション
ベルは、阪神大震災から見事に復活した会社でもあります。
▶阪神大震災からの完全復活。資本性のファンド資金を活用しさらなる飛躍を目指す
(ミュージックセキュリティーズ株式会社・杉山章子)
今日はその一例として、現在「ベル商品開発成長ファンド 第3次募集」を募集中の株式会社ベルをご紹介します。
注1:「償還率」は、1口あたりの(分配金の合計額)/(出資金額)で算出され、出資金額と同額が分配された時に償還率が100%になります。ここでいう運用中ファンドの償還率は、事業者による自己申告の売上報告(速報値)も反映した監査前の償還率であるため、今後修正される可能性があります。また、実際に払い込み済みの償還率とも異なります。
<ベルのファンド募集状況>
ベルは、2013年9月以降、昨年商品開発成長ファンドを募集開始するまでに既に4本のファンドを募集していました。
・第1号:2013年9月募集「神戸のやさしい靴工房ファンド」 (対象事業:神戸店と京都店)
・第2号:2015年10月募集「神戸のやさしい靴工房 福岡店ファンド」(対象事業:福岡店)
・第3号:2015年12月募集「神戸生まれの奇跡のローファーファンド」(対象事業:ローファー事業)
・第4号:2016年1月募集「神戸のやさしい靴工房ファンド2016」(対象事業:相模原店と和歌山店)
・第5号:2016年10月募集「ベル商品開発成長ファンド(第1次~第3次募集)」(対象事業:靴の開発製造販売修理等の事業(会社全体の売上))
すべてのファンドで対象事業(対象売上)や事業計画、ファンド年数が異なります。そのため同時期に運用するファンドであっても、償還率等のパフォーマンスは異なります。
もしもこれらすべてのファンドに出資をしていた場合、今頃どうなっているのでしょうか。
本日は、通常は投資家だけが見れる「マイページ」を少しご紹介したいと思います。
<マイページ>
マイページにログインするとまずは、出資しているファンドの投資家限定ブログの更新情報が表示されます。主な内容は売上報告や投資家特典の申込み方法等、ファンドに関する情報です。
ベルさんは、これまで店舗や商品など、それぞれ対象事業が異なるファンドを募集していますので、売上報告の内容もそれぞれ異なるため、同じ事業者さんでも全く別のファンドとして報告を楽しめます。
そして、これを見ると、ベルさんは売上報告を数か月分まとめてする傾向があることも分かってしまいますね。
さらにページの下に行くと、次の画像のような出資しているファンドの一覧が表示されます。
セキュリテのファンドは基本的に、[売上]×[分配比率]の計算で投資家への分配金額が決まってきます。
なので、毎月売上報告をすると、それに基づいて、分配金額や償還率が自動的に計算されます。
下段右側の赤枠で囲んだ「神戸のやさしい靴工房ファンド」は2013年に募集した第1号ファンドですが、会計期間が5年間のファンドで、4年目にして既に速報値では償還率が100%を超えているのが分かります。これは、これまでのファンド対象事業の売上金額の合計が「リクープ売上」(注2)を超えたためです。
注2:「リクープ」とは投資家にとっての損益分岐点のことをいいます。リクープ時には、ファンドの分配金額の合計が出資金と同額、つまり償還率が100%になります。また、リクープを達成する売上のことを、「リクープ売上金額」といいます。本ファンドではリクープの前後で、異なる分配比率を設定しています。
注3:現在、マイページについては、より見やすく、使いやすくなるようにリニューアル準備中のため、今後、同じようには見えなくなる可能性がありますので、ご了承ください。
注4:上段左側の2つのファンドは「ベル商品開発成長ファンド」の第1次募集(レインブーツ編)と第2次募集のファンドになりますが、このファンドは現在既に会計期間は始まっていますが、第3次募集を募集中のため、売上報告はせず、そのため0%の表示となっています。第3次募集まですべての募集が終了後に、遡って売上報告をする予定です。
注3:現在、マイページについては、より見やすく、使いやすくなるようにリニューアル準備中のため、今後、同じようには見えなくなる可能性がありますので、ご了承ください。
注4:上段左側の2つのファンドは「ベル商品開発成長ファンド」の第1次募集(レインブーツ編)と第2次募集のファンドになりますが、このファンドは現在既に会計期間は始まっていますが、第3次募集を募集中のため、売上報告はせず、そのため0%の表示となっています。第3次募集まですべての募集が終了後に、遡って売上報告をする予定です。
さて、ここまでは、現在運用中のファンドをご紹介してきました。
ここからは少し、現在募集中の「ベル商品開発成長ファンド(第3次募集)」の仕組みについてご説明したいと思います。
「6年後の目標償還率は139%」の意味
以前、メルマガ等で、「ベル商品開発成長ファンド」の「6年後の目標償還率は139%を予定」と記載したことがありました。
ここでは「目標償還率」について、もう少し詳しく説明したいと思います。
セキュリテのファンドが、ファンド対象事業の売上に一定の割合を掛けた金額を出資者の皆さまに分配することは上にも書きましたが、このファンドでは、ベルの6年間の事業計画を元にファンドを設計しており、出資者の皆さまへの分配は、6年後にベルが事業計画通り目標の売上を達成できた場合に、償還率が139%(税引き前)となるよう設定されています。
一方で、もし売上が2015年12月期実績のまま推移した場合には償還率は121.5%、それよりも下回った場合は分配金が投資金額を下回るリスクもあります(分配シミュレーション参照)。
セキュリテのファンドはすべて事業計画の売上に基づいて、ファンドの設計がされています。いくらこれまでが好調だからといって、未来の売上が実際にどうなるかは誰にも分かりません。また、ファンド対象事業はファンドごとに異なりますので(同じ場合もあります)、過去のファンドのパフォーマンスが良いからと言って、今募集中のファンドの結果がよくなるとは限りません。
しかし、これだけのファンドがあるということは、それだけトラックレコードも多く、ミュージックセキュリティーズとのコミュニケーション量や信頼関係も厚いということが言えると思います。
ベルさんとは2013年からかれこれ4年間のお付き合いになります。これまでにベルのファンドに出資した方も、全国で延べ2600人にも上ります。「延べ」と書いたのは、複数のファンドにリピート投資してくださっている投資家の方も大勢いらっしゃるからです。
ぜひこうした背景情報も参考に、今週金曜日が締切となった「ベル商品開発成長ファンド 第3次募集」への出資をご検討頂ければ幸いです。
(第1号ファンドを募集した直後の2013年9月に撮影。一番左杉山、左から2番目ベルの高山社長)
<ご参考>
過去の実績や事業計画売上、ファンド条件の詳細については、プロジェクト概要及びファンド情報ページに記載がありますが、以下にも抜粋しますので、ご確認ください。
売上の推移
分配計算式
・リクープ前:リクープ前売上金額(税抜)×8.50%÷1,750口×1口
・リクープ後:リクープ売上金額(税抜)×8.50%÷1,750口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.36%÷1,750口×1口
分配シミュレーション
<関連記事のバックナンバー>
ベルは、阪神大震災から見事に復活した会社でもあります。
▶阪神大震災からの完全復活。資本性のファンド資金を活用しさらなる飛躍を目指す
(ミュージックセキュリティーズ株式会社・杉山章子)
【ご留意事項】
対象事業は過去の実績があるファンドと募集中ファンドで異なる場合がございます。詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料がかかるほか(別途お振込手数料が必要となる場合がございます)、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
ご不明な点・ご要望等はこちら
お問い合わせ : https://www.securite.jp/inquiry
発信元:ミュージックセキュリティーズ株式会社
第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号
加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
対象事業は過去の実績があるファンドと募集中ファンドで異なる場合がございます。詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料がかかるほか(別途お振込手数料が必要となる場合がございます)、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
ご不明な点・ご要望等はこちら
お問い合わせ : https://www.securite.jp/inquiry
発信元:ミュージックセキュリティーズ株式会社
第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号
加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
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