sugi
2018年1月19日 10:07
今年、実現したいこと
1月ももう下旬に差し掛かり、2018年も今まで以上にあっという間に過ぎてしまいそうな予感がします。
2017年もいろいろありましたが、ファンドに関する2017年のできごとの中で、私にとって最も印象深かったことは「マルニ木工ファンド2012」の償還でした。
「マルニ木工ファンド2012」は、広島に本社を置く家具メーカーの株式会社マルニ木工が2012年に募集した総額3,480万円、会計期間5年間、191名の方にご参加頂いたファンドです。5年間という期間、いい時も、それほどよくない時もありながらも、毎月欠かすことなく出資者の皆さまに営業報告を行い、当初立てた事業計画を見事に達成して償還を迎えました。
山中社長が綴る毎月の営業報告は、数字だけでなく、社内の取り組みや海外の納品事例など、とても充実した内容の濃いものでした。読むたびにその会社のことが好きになっていく、そんな内容でした。私は毎月、毎月、その報告を楽しみにしている一人で、ファンドが償還する暫く前から、ファンド償還の時には、山中社長にお話しを聞いてみたいと考えていました。
そして、昨年ついにそれが実現しました。その時の様子をまとめたのが、こちらのインタビュー動画です。セキュリテを利用した動機、毎月営業報告を続けられた理由、今年90周年を迎えるマルニ木工のこれからの夢など、社長の飾り気のない素朴な語り口のなかに、私にとって宝物のような言葉が散りばめられています。
今回、できたての監査結果の明細書をお持ちして、5年間の累計売上が当初立てた事業計画を超えていることを一緒に確認したのですが、その時の安堵と喜びの混じった自然なリアクション(5'22~)が、この動画の一つのハイライトかなと思います。10分程度の動画です。ぜひご覧ください。
さて、続いて今年の目標についても少し。
実はセキュリテを運営していて、出資者から最もお叱り(やご心配)を受けることの一つは、ファンド事業者からの「営業報告がない」ということです。昨年東京に戻り、顧客担当役員に就任して以来、私が最も力を入れて取り組んできたのが、月次の売上報告など、ファンドのIR改善でした。まだまだ道半ばではありますが、今、少しずつ成果が出てきています。
仕事上、私は日々更新されるファンドの営業報告のすべてに目を通しています。前回は、仕事で一番好きなことが交流会と書きましたが、これもそれと同じぐらいに好きな仕事です。各地で頑張っていらっしゃる事業者の皆さんの取り組みや状況、成果や悩みを知ることができるからです。すべての事業者や出資者の皆さんが、イベントに参加できるわけではありませんが、ウェブやメールを通した発信は、どこにいても、そこにいながらにして、事業の状況をお伝えし、知ることができるツールです。セキュリテの醍醐味、つまりインターネットを通じた小口のインパクト投資の醍醐味は、そこにあるのだと思います。
2018年の目標のうちの一つは、マルニ木工ファンドのような素晴らしいファンドを、多くの方に感じて頂けるように、すべてのファンドで定期報告がされる当たり前の状況をつくっていきたいと思います。そして、事業者の皆さまだけでなく、出資者の皆さまにも「事業計画」の達成を一緒に目指してファンド期間を歩んでいるような感覚をもっとお持ち頂ければと願っています。
もし、出資者先の企業からの営業報告が最近ないな、と思ったら、その時はぜひ、私たちセキュリテ窓口や事業者さんに一言問い合わせ頂き、カツを入れて頂ければと思います。私たちも、事業者の皆さまも、出資者の皆さまからの声が、一番の励みで原動力になります。
長くなりましたが、そして、遅ればせながら、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
(左:マルニ木工の山中武社長、右:杉山。インタビュー終了後の1枚)
2017年もいろいろありましたが、ファンドに関する2017年のできごとの中で、私にとって最も印象深かったことは「マルニ木工ファンド2012」の償還でした。
「マルニ木工ファンド2012」は、広島に本社を置く家具メーカーの株式会社マルニ木工が2012年に募集した総額3,480万円、会計期間5年間、191名の方にご参加頂いたファンドです。5年間という期間、いい時も、それほどよくない時もありながらも、毎月欠かすことなく出資者の皆さまに営業報告を行い、当初立てた事業計画を見事に達成して償還を迎えました。
山中社長が綴る毎月の営業報告は、数字だけでなく、社内の取り組みや海外の納品事例など、とても充実した内容の濃いものでした。読むたびにその会社のことが好きになっていく、そんな内容でした。私は毎月、毎月、その報告を楽しみにしている一人で、ファンドが償還する暫く前から、ファンド償還の時には、山中社長にお話しを聞いてみたいと考えていました。
そして、昨年ついにそれが実現しました。その時の様子をまとめたのが、こちらのインタビュー動画です。セキュリテを利用した動機、毎月営業報告を続けられた理由、今年90周年を迎えるマルニ木工のこれからの夢など、社長の飾り気のない素朴な語り口のなかに、私にとって宝物のような言葉が散りばめられています。
今回、できたての監査結果の明細書をお持ちして、5年間の累計売上が当初立てた事業計画を超えていることを一緒に確認したのですが、その時の安堵と喜びの混じった自然なリアクション(5'22~)が、この動画の一つのハイライトかなと思います。10分程度の動画です。ぜひご覧ください。
さて、続いて今年の目標についても少し。
実はセキュリテを運営していて、出資者から最もお叱り(やご心配)を受けることの一つは、ファンド事業者からの「営業報告がない」ということです。昨年東京に戻り、顧客担当役員に就任して以来、私が最も力を入れて取り組んできたのが、月次の売上報告など、ファンドのIR改善でした。まだまだ道半ばではありますが、今、少しずつ成果が出てきています。
仕事上、私は日々更新されるファンドの営業報告のすべてに目を通しています。前回は、仕事で一番好きなことが交流会と書きましたが、これもそれと同じぐらいに好きな仕事です。各地で頑張っていらっしゃる事業者の皆さんの取り組みや状況、成果や悩みを知ることができるからです。すべての事業者や出資者の皆さんが、イベントに参加できるわけではありませんが、ウェブやメールを通した発信は、どこにいても、そこにいながらにして、事業の状況をお伝えし、知ることができるツールです。セキュリテの醍醐味、つまりインターネットを通じた小口のインパクト投資の醍醐味は、そこにあるのだと思います。
2018年の目標のうちの一つは、マルニ木工ファンドのような素晴らしいファンドを、多くの方に感じて頂けるように、すべてのファンドで定期報告がされる当たり前の状況をつくっていきたいと思います。そして、事業者の皆さまだけでなく、出資者の皆さまにも「事業計画」の達成を一緒に目指してファンド期間を歩んでいるような感覚をもっとお持ち頂ければと願っています。
もし、出資者先の企業からの営業報告が最近ないな、と思ったら、その時はぜひ、私たちセキュリテ窓口や事業者さんに一言問い合わせ頂き、カツを入れて頂ければと思います。私たちも、事業者の皆さまも、出資者の皆さまからの声が、一番の励みで原動力になります。
長くなりましたが、そして、遅ればせながら、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
(左:マルニ木工の山中武社長、右:杉山。インタビュー終了後の1枚)
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