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プレスリリース2021年1月6日 10:00
地域を支える「しなの鉄道沿線活性化」に向けた連携開始
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2021年1月6日
報道関係各位
三菱地所株式会社
ミュージックセキュリティーズ株式会社
地域を支える「しなの鉄道沿線活性化」に向けた連携開始
~国内初の車両更新ファンドを立上げ~三菱地所株式会社(以下、「三菱地所」)およびミュージックセキュリティーズ株式会社(以下、「ミュージックセキュリティーズ」)はこのほど、長野県東信地域におけるしなの鉄道沿線活性化に向けた取り組み(以下、「本取り組み」)を開始します。
本取り組みとして、ミュージックセキュリティーズは、三菱地所と提携関係にあるしなの鉄道株式会社(以下、「しなの鉄道」)における車両更新に向け、1月14日にファンド(以下、「本ファンド」)を募集開始します。ファイナンスを通じて鉄道における環境性能の向上に寄与するとともに、地域の足である第三セクター鉄道会社を支え、関係人口※1の増加や地域活性化につなげてまいります。
インパクト投資※2である本ファンドは、期待リターンの異なる複数の金融商品を組み合わせ、法人や個人から資金を調達するファイナンス・スキームで、本スキームによる第三セクター鉄道会社向けファンドは国内初※3の取組みとなります。投資家は社会的リターンだけでなく経済的リターンを得ることも可能なスキームのため、持続的な支援につながります。
三菱地所は本取り組みにおいて、大手町・丸の内・有楽町地区の事業者や就業者などに向けた情報発信や接点づくりなどについて支援する方針です。
今後も三菱地所およびミュージックセキュリティーズは、地域社会の要請に応じて、長野県東信地域におけるしなの鉄道沿線活性化に向けた地元企業支援を継続的に推進してまいります。
※1 関係人口:関係人口とは、移住した定住人口でもなく、観光に来た交流人口でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のこと。地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、関係人口と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手になることが期待されています。(総務省ウェブサイトhttps://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kankeijinkou.htmlより)
※2 インパクト投資:リターンだけでなく社会や環境にインパクトを生み出す組織やファンドへ投資すること。
※3 ミュージックセキュリティーズ調べ本リリースは、関係各社の事業展開に関する情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
【各社コメント】
三菱地所は、2016年9月に八十二銀行のほか、三菱グループの金融機関との間で長野県の地方創生に関する連携協定を締結、総合デベロッパーとして長年培ってきたノウハウを活かし、観光振興に向けたリゾート事業発展に資する施策や、快適なまちづくりの推進のための開発手法などについてサポートを行ってまいりました。具体的には、しなの鉄道が2019年2月に実施した軽井沢駅北口東側遊休地の活用事業に関するコンペティションに参加し、優先交渉権を獲得、同事業の検討を進めると共に、2020年9月には出資先企業と連携して長野県上田市でプログラミング教室を開催する等、グループ会社、出資協業先等とも連携して長野県・しなの鉄道沿線地域の活性化に向けた施策を進めてまいります。
ミュージックセキュリティーズは、2008年に三菱地所が運営するベンチャー支援施設に入居、以降三菱地所と各種事業で協業を進めており、その一環で今回の提携に至りました。2015年から八十二銀行と連携を開始し、2016年には、信濃毎日新聞と「CF信州」を運営しています。今後は、長野県しなの鉄道沿線エリアを中心とした立地企業に向け組成するファンドを通じて、エリア立地企業の資金需要に対応、支援していきたいと考えております。
【本リリースの取り組みが貢献する主なSDGs】
<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
三菱地所株式会社 広報部
TEL:03-3287-5200
ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301 E-mail: mspr@musicsecurities.com
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