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プレスリリース2021年2月8日 15:38
ニューノーマル時代の病状説明のあり方とは ―トライアルITシステム作成のための調査用基金募集開始―
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ニューノーマル時代の病状説明のあり方とは
―トライアルITシステム作成のための調査用基金募集開始―
新型コロナウイルスの感染拡大の長期化で、院内でのコミュニケーションにもニューノーマルが求められています。感染懸念から「付き添い」が難しくなる中で、患者さんとその家族はどのような不安や不便さを感じているのか。
京都大学大学院医学研究科では、眼科教室博士課程大学院生の沼尚吾氏および、医療経済学教室博士課程大学院生の奥野琢也氏が中心となり、京都大学医学部付属病院眼科と連携し、実態調査を行います。このたび、トライアルITシステムを作成するため、当社が運営するSecurite ACADEMIAより寄付金の募集を始めたことをお知らせします。
コロナの影響で、人と人の接触機会を少しでも減らすために、病院においては「入院中の面会制限」「手術前説明の付き添いは家族1人まで」といった措置がとられており、【患者家族の病状説明への参加】が制限され、【説明を聞きたい家族みんなが病気について正しく理解すること】が困難になりました。
これまでは病院に来て一緒に説明を聞くことが当たり前でしたが、それは場合によっては、今後は困難なことであり、これから先の未来では当たり前でなくなるかもしれない。病状説明の在り方は、今後解決すべき大きな社会問題なのです。
一体、どの位の人が困っていて、どのような手段で解決可能なのか?テレビ電話やビデオ会議システムや教育現場で使われる遠隔システムは有用なのか?などを、患者さんや家族へのアンケートを実施し、探ります。そして、課題を解決する手段を模索し、トライアルITシステムを作り、試すところまでを、このプロジェクトでは行います。
プロジェクトとして、最初は小さな「種火」のような試みかもしれませんが、社会的意義は非常に大きく、これから先の世の中において一人でも悲しい思いをする患者さんや家族を減らす仕組みとして「大炎」となって広く普及するような、「病状説明の未来のあたりまえ」を創り出したいと考えています。プロジェクトへのご理解とご協力をお願いいたします。
プロジェクト名:「病状説明2.0 ~ NO密だけど濃密な説明ができる診察室を~」
募集サイト:https://www.securite.jp/ac/UKyoto5/
募集期間:2021年2月8日から2021年5月7日まで
募集総額:200万円
特典:
1,000円以上 お礼状&芳名台帳への記載
10,000円以上 お礼状&芳名台帳への記載&京大ロゴ入りエコバッグ
50,000円以上 お礼状&芳名台帳への記載&京大オリジナルグッズ詰め合わせ
(ボールペン、クリアフォルダ、レポートパッド、エコバッグ)
100,000円以上 お礼状&芳名台帳への記載&京大オリジナルグッズ詰め合わせ
(総長カレー6食セット、ボールペン、クリアフォルダ、レポート
パッド、エコバッグ)
【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301 E-mail: mspr@musicsecurities.com
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社産学官連携推進室
Securite ACADEMIA https://academia.securite.jp/
ac@musicsecurities.com
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