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イベント2018年12月20日 11:43
パレスチナ難民支援と日本:今我々にできること
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パレスチナ難民支援と日本:今我々にできること
去る12月4日、明治大学駿河台キャンパスにおいて、
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長のピエール・クレヘンビュール氏による講演会がありました。
講演会の中では、「激動する中東:未曽有の危機と向き合うUNRWA」というテーマで、
パレスチナ難民の若者が日々困難な状況に直面している様子や、政治的解決の必要性、UNRWAの決して諦めない姿勢などについて熱く語られました。
1948年の第一次中東戦争、イスラエルの建国より、パレスチナの人々は故郷を追われ難民となり、
70年が経過した今もなお、老朽化した難民キャンプなどで厳しい生活を強いられています。
その数は世代を超えて540万人にのぼり、UNRWAは、それらパレスチナ難民に、教育、保健医療、社会福祉などの基礎的サービスを提供する国際機関として1949年に設立されました。
そのUNRWAの予算のほとんどは、日本を含む援助国の任意の拠出金によって賄われてきましたが、
今年、トランプ政権下の米国からの資金援助が突然大幅に削減され、UNRWAは未曽有の財政危機に陥りました。
日本を含む各国が拠出額を増やし、今年一年で赤字を減少させてはいるものの、来年以降も支援を必要としています。
クレヘンビュール氏は、「これは危機ではなく脅威である。人道的支援は政治化してはならない」と訴えます。
弊社は、このUNRWAが展開する「#尊厳を守る」キャンペーン(何百万人ものパレスチナ難民の権利と尊厳を守るための世界的な募金活動)に賛同し、自社運営するインパクト投資プラットフォーム「セキュリテ」で寄付サイトを立ち上げ、本サイトで集まった寄付金を全額UNRWAへ送付させていただいています。ご協力、お願い致します。
https://www.securite.jp/unrwa
※およそ10万円でパレスチナ難民の子供を学校に1年間送ることができます。
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