世界農業遺産 左近太郎精米「負け知らず」
勝ちたい人、頑張る人を応援したい!左近太郎精米「負け知らず」
九州島発祥の地五ヶ瀬町鞍岡産の美味しいお米
昭和初期には、山形庄内・新潟魚沼と並ぶ、米の3大銘産地と称された宮崎鞍岡の米。4億3千万年前の海底が隆起した祇園山の裾野に広がる日蔭(ひぞえ)の棚田(日本棚田100選)で栽培しました。田んぼに注がれるのは、妙見神水(平成の名水百選)という、珊瑚層から湧き出るミネラルを豊富に含んだ水です。平成27年12月世界農業遺産(高千穂郷・椎葉山)に認定されました。
その、四億年の大地米を更に健康で美味しくするために、この地で昔は当たり前に使われていた、左近太郎という精米機を復活させました。水力で動くシーソーの先に杵を付け、石臼に入れたお米を突きます。10kgの玄米を精米するために24時間かかります。仕上がりは7分突き程度です。精米中に熱を持たないため美味しさであるタンパク質が破壊されず、栄養豊富な胚芽と気にならない程度の糠が残りますので健康にもとても良いです。パッケージは、長野オリンピックのパンフレットを作成した谷口広樹氏がデザインしました。
※日蔭の棚田=日本棚田100選、妙見神水=平成の名水100選
「負け知らず」というネーミング
栽培地である鞍岡地区で生まれた、戦国時代「阿蘇家」の軍師『甲斐宗運』が、生涯60戦無敗であった事に由来しています。粘り強く左近太郎で精米したお米だからこそ、「負け知らず」なのです。
減農薬栽培で、安心安全なお米です
5月中旬に田植えをし10月中旬に収穫されます。栽培期間は東北や新潟などお米の銘産地と同じです。
古い書物に日本の米の銘産地として山形庄内、新潟魚沼、宮崎鞍岡と書いてあったそうで、昭和初期には全国に名を馳せる米どころだったようです。
お米の美味しさは、炊きたては勿論ですが、冷めても美味しいのが本物!お弁当やおにぎりでも最高に美味しいです。
作り手のご紹介
株式会社五ヶ瀬自然農園
五ヶ瀬自然農園は2013年1月に株式会社として設立いたしました。五ヶ瀬町鞍岡における耕作放棄地や管理が難しくなった土地や畑を借り、農産物を作り地域貢献を主な目的にしております。
生産者は30代から80代でお米作りに情熱を傾ける10軒の農家です。食味総合スコアでは常に上位にランクされていますです。
五ヶ瀬町鞍岡は九州のほぼ中央、宮崎県でありながら仙台と同じ気候の豪雪地帯。
標高600mという高所にあるため1日の寒暖の差が激しく、その気候変化に耐えようとするため、お米が強くなり、同時に味が凝縮されます。
夏は涼しく虫害の少ない環境であり、鞍岡にある祇園山の地中には4億3千年前は海であったとされ珊瑚や貝の化石から染み出すミネラル豊富な水を生み出しております。
この作物生産にとって素晴らしい環境を大事に守っていくことも重要な課題であると考えます。
代表 杉田英治
<代表者紹介>
昭和42年3月20日生まれ 栃木県那須郡西那須町出身
昭和62年東京デザイナー学院グラフィックデザイン科卒業
東京のグラフィック制作会社を経て平成3年ワーキングホリデービザを取得しカナダへ。平成4年5月から10月、自転車でバンクーバー~ホワイトホース間2,700kmを走破後、カヌーでユーコン川ホワイトホース~アンビック間2,800kmを走破。帰国後フリーのデザイナーに。その後北海道のカヌーガイド会社経営を経て、平成13年宮崎県五ヶ瀬町に移住。平成17年3月NPO法人五ヶ瀬自然学校設立、理事長に就任。平成25年1月株式会社五ヶ瀬自然農園設立、共同代表に就任。