米鶴 大吟醸 巨匠
蔵人が手間を惜しまずに徹底して「美味い酒造り」にこだわった、米鶴最高峰の作品。
今年は原料米が夏の猛暑の影響で硬い出来だったため、例年よりも吸水を多めにして『米の溶け方のバランス』に細心の注意を払いました。雑味のない綺麗さ、調和のとれた力強い香味をお楽しみください。兵庫県産山田錦を自社で3日間かけて精米歩合35%まで丁寧に精米し、15㎏ごとに洗米吸水を行い、総米600㎏の小規模仕込みとしています。
上槽後の滓引き、火入れタイミングの見極めを醸造責任者である杜氏が自ら行い、全量ビン火入れ、マイナス温度で貯蔵するなど、「さわやかな美味さ」に徹底的にこだわった最高級品です。
日本酒だけでも、料理と共にもお楽しみいただけます。
お召し上がりの際は、「花冷え~涼冷え(10~15度)」での飲用をおすすめします。
令和4、5酒造年度(令和5、6年)全国新酒鑑評会2年連続金賞受賞
全国規模で開催される唯一の清酒の鑑評会である全国新酒鑑評会で金賞を受賞した、こだわりの1本です。この機会にぜひご賞味ください。
Alc 16%
原材米:兵庫県産山田錦
精米歩合:35%
相性のいい料理:白身魚の刺身、海鮮鍋、クリームコロッケ、八宝菜など
おすすめの飲み方:花冷え~涼冷え(10~15度)
作り手のご紹介
米鶴酒造株式会社
山形県東置賜郡高畠町にて、酒蔵を構え、元禄年間から300年以上の歴史を持つ酒造。
江戸時代末期には地元を治める上杉家の御用酒蔵を務めてきました。
その後、1953年(昭和28年)に株式会社化、現在の体制になりました。
【会社沿革】
元禄年間 初代梅津伊兵衛が当地にて日本酒製造を始める
1953年12月 法人成り、株式会社米鶴本店設立
1955年9月 現会長、代表取締役就任。11代梅津伊兵衛襲名
1956年 全国新酒鑑評会金賞受賞
1968年 農業大学全国調味食品品評会でダイヤモンド賞受賞(山形県初)
1970年 新醸造酒「まほろばの酒蔵」竣工。「まほろばの地酒」発売
1972年 増渕酒造(高畠町)・多勢酒造(南陽市)との合併、社名を米鶴酒造株式会社と改める
1983年 酒米研究会発足、「亀の尾」「美山錦」を主に酒米栽培を始める
2007年 現社長梅津陽一郎、代表取締役に就任