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プレスリリース2020年7月14日 19:00
京都大学大学院医学研究科との連携についてのお知らせ
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2020年7月14日
国立大学法人京都大学大学院医学研究科
ミュージックセキュリティーズ株式会社京都大学大学院医学研究科とミュージックセキュリティーズ株式会社
寄附募集に関する連携についてこの度、国立大学法人京都大学大学院医学研究科と、ミュージックセキュリティーズ株式会社は、京都大学大学院医学研究科における若手研究者の育成及び世界レベルの研究推進のため、広く個人又は法人から資金を調達し、もって研究開発・教育開発・研究者の雇用を推進することを目的とし、寄附募集の新たな仕組みを構築することで合意しました。
つきましては、ミュージックセキュリティーズ株式会社が運営するプラットフォーム「セキュリテ寄付」にて、本連携の第一弾「日仏共同研究による新型コロナウイルス感染症対策基金」プロジェクトの寄附募集を開始いたしました。
(プロジェクトURL https://securite.jp/ac/UKyoto2/)
なお、本プロジェクトの寄付者には京都大学から寄附金領収書を発行するため、税制上の優遇が適用されます。
以上
「日仏共同研究による新型コロナウイルス感染症対策基金」の概要
世界中が新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策に総力を挙げて取り組む中、フランスのパスツール研究所および同研究所の世界中に広がる同研究所国際ネットワークと日本の京都大学は、とりわけCOVID-19やその他のウイルス感染症に対する血清・免疫学的解析の共同研究を、日本人に見られる遺伝や行動の特徴との関連性を踏まえながら進めています。
募集期間
2020年7⽉14⽇〜2020年9⽉30⽇
基金の使途
パスツール研究所は、COVID-19のほか、インフルエンザや風邪など呼吸器に類似症状を引き起こす複数のタンパク質(抗原)に対する免疫(抗体)反応をLuminex®プラットフォームを使って一度に検出する方法を開発しました。
この測定法は、従来の抗体検査法と比較して感度や特異度が格段によく、またウイルスが変異を起こしても新たな変異に対応する抗原を迅速に合成して測定法に組み込むことが容易なため、すでに感染した人の正確な推定や、将来起こる可能性のある第二波、第三波における感染者の把握などに大きな力を発揮すると考えています。
私たちはこの技術をフランスから日本に移転し、COVID-19患者のケアにあたるためにより高い感染リスクにさらされている、京都大学医学部附属病院の医療従事者を対象に最初の調査を実施しようとしています。
本支援においては、パスツール研究所と京都大学の共同研究所に最新機種の検出装置「Luminex MAGPIX Instrument」を導入することを目標とします。
この装置によって研究所の診断能力が飛躍的に向上することが期待されます。京都大学医学部教育研究支援基金(KMS-FUND)の概要
京都大学医学部は、1899年に創立され、我が国で最も伝統ある医学部の一つです。100有余年の歴史の中で国内外で活躍する臨床医や医療専門職、並びに医学研究者、教育者を輩出してきました。
今後も使命感をもって日々邁進し、国際的、先進的、倫理的な医学教育と医学研究を実践する拠点を形成して、医学と医療の進歩に貢献することを目指しています。
ミュージックセキュリティーズ株式会社の概要
1口数万円の少額からご出資いただけるインパクト投資プラットフォーム「セキュリテ」を運営。 「セキュリテ」は、経済的なリターンを求めるだけではなく、創業や中小企業支援による産業振興・地域創生、インディペンデントな創作活動と研究開発、環境問題の解決、そして、震災からの復興など、それぞれの地域で抱える社会的な課題に対して、皆様からの出資を通じて解決しようとする、経済的な価値と社会的な価値の両方を追求する新しい投資の仕組みです。
個人の共感をベースにした新しい金融の枠組みを作り出し、世の中に新たな価値を提供することを目指し、事業を展開しています。(第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号)
お問い合わせ先
ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル3階
Email:ac@musicsecurities.com
Tel:03-5948-7301
Fax : 03-3287-7210
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