マイクロファイナンス 2012年10月
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現地訪問記2012年10月23日 11:26
マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド調達額1億円突破!!
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マイクロファイナンス貧困削減投資ファンドのこれまでの調達額が1億円を突破しました。1,200人を超える方々にご参加いただいています。2009年9月、日本初のマイクロファイナンスファンド「カンボジアONE」が始まって以来、マイクロファイナンス貧困削減投資ファンドは、これまで5本のファンドを組成してまいりました。カンボジアのマイクロファイナンス機関「サミック」と「セイラニティ」、ベトナムのマイクロファイナンス機関「TYM」へ資金が送られ、現地のより多くの方々への金融へのアクセスに繋がりました。
事業を行うために小口の資金を借りられる機会があること、貯金や保険サービスを利用できることはとても大切なことです。マイクロファインナンス貧困削減投資ファンド これまでの実績
現在募集中のファンドは下記2つです。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
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現地訪問記2012年10月22日 12:36
見逃せない今後のイベント情報!
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マイクロファイナンスのイベント目白押し!今年のイベントは見逃せません!!現在、「マイクロビジネスアワード※」の実施に伴い、下記イベントの準備を、マイクロファイナンス貧困削減投資ファンドの提携先である認定NPO法人Living in Peaceを中心に進めております。※マイクロビジネスアワードとは、マイクロファイナンス貧困削減投資ファンドの投資先である、カンボジアのマイクロファイナンス機関「サミック」と「セイラニティ」から皆様のさまざまな視点で、ビジネスにおいて特に功績を残している借り手を選び、表彰する企画です。この機会に、是非マイクロファイナンス貧困削減投資ファンドにご参加いただけましたら幸いです。【現在予定しているイベント】----------------------------------------【2012年9月(済み)】マイクロビジネスアワード投票期間(終了)【2012年12月8日前後】週末マイクロファイナンススタディーツアーinカンボジア!!なんとこちらのツアーでは、・マイクロビジネスアワード式典に参加・マイクロビジネスアワード受賞者の仕事場を訪問・マイクロファイナンス機関「サミック」と「セイラニティ」で働くスタッフや、マイクロファイナンスの顧客と食事を交えた親睦会【2012年12月10日】マイクロビジネスアワード受賞者とサミックのスタッフ来日!※懇親会準備中【2012年12月11-14日】マイクロビジネスアワード受賞者ビジネストリップビジネストリップでは、受賞者の方に、現地のビジネスに役立ちそうな事業の視察や体験をしていただきます。
【2012年12月11日(東京)、14日(仙台)】
マイクロファイナンスファンド説明会 開催!
詳細・お申込 :
https://www.securite.jp/news/microfinance?a=85
【2012年12月15日】
懇親会!
※準備中
【2012年12月16日】マイクロファイナンスフォーラム開催!!アワード受賞者とサミックのスタッフ、マイクロファイナンス有識者を招待し、来場者の皆様とマイクロファイナンスについて学びを深めるフォーラムです。毎年100~200人の方々にご来場いただいています。マイクロファイナンス機関の顧客やスタッフと対面でお話ができる、日本初のイベントです。
---------------------------------------------------------------------※上記イベントは、現在現地マイクロファイナンス機関も含め準備をしておりますが、今後変更される場合もあります。※イベント詳細は、決定次第、随時お知らせいたします。
※ツアーは、投資家の方に優先してお知らせいたします。====================-------マイクロファイナンスストラップのご購入はこちら↓------- -
現地訪問記2012年10月12日 15:21
【マイクロファイナンス機関の顧客】 Phannさんの話
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2009年9月、日本初のマイクロファイナンスファンドである「マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド」が始まって以来、現在募集中のファンドを含め、5本の「マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド」が立ち上がりました。2012年10月12日現在、「マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド」の調達額は累計9,969万円に達し、もうすぐ1億円を突破します!応援をしてくださる皆様、大変有難うございます。寄付ではなく、投資という形で途上国の事業を応援するこのファンドは1口3万円です。3万円が、どのような事業に繋がっているかイメージしていただくため、投資先のマイクロファイナンス機関サミックの顧客をご紹介いたします。サミックは、マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド「カンボジアONE」「カンボジア2」「カンボジア4」の投資先です。(「カンボジア4」は現在募集中です)【Phann Srey Srosさんへインタビュー】----------------------------年齢:22歳性別:女性家族構成:3人職業:養豚、小売----------------------------------------------------ローンについて種類:個人ローン借入履歴(1回目):120万リエル(約2万3千円)借入履歴(2回目):100万リエル(約1万9千円)借入履歴(2回目):150万リエル(約2万9千円)資金使途:子豚と飼育用の餌の購入(1,2回目)、中華麺、コーヒーや飲食の販売(3回目)------------------------Q. お金を借りるようになってから何が変わりましたか?Phann Srey Srosさん:サミックからの融資で、家族の生活水準が向上しました。融資していただいたお金は養豚場で飼育している豚の餌代として利用しました。また、3回目の融資では中華麺、コーヒーを販売する新しいビジネスを開始しました。Q. お金を初めて借りるとき、どんな気持ちでしたか?Phann Srey Srosさん:私にとってサミックは初めて利用した金融機関でした。1回目の融資から返済までの間はとても不安でした。
Q. 日本に対してどんなイメージをお持ちですか?Phann Srey Srosさん:日本はとても裕福な国ですよね。日本人は、寛大で親切であると思います。
Q. 夢はありますか?Phann Srey Srosさん:3回目のローンの返済が終わったら、もう少し大きなお金を融資してもらえないか頼んでみようと思っています。今度はスープも販売できるお店にしようと思っています。====================-------マイクロファイナンスストラップのご購入はこちら↓------- -
現地訪問記2012年10月9日 14:30
【マイクロファイナンス機関の顧客】 Soさんの話
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カンボジアのマイクロファイナンス機関サミックの顧客をご紹介いたします。サミックは、マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド「カンボジアONE」「カンボジア2」「カンボジア4」の投資先です。(「カンボジア4」は現在募集中です)約1万9千円を借り入れたSoさんの生活にはどのような変化があったでしょうか。【So Sambatさんへインタビュー】---------------------年齢:48歳性別:女性家族構成:7人職業:手工芸品の制作と販売---------------------
------------------------ローンについて回数:1回目の借入種類:個人ローン金額:100万リエル(約1万9千円)資金使途:米の肥料と手工芸品の原材料の購入------------------------
Q. お金を借りてから、何が変わりましたか?サミックの融資で、米の肥料と手工芸品の原材料を購入することができました。家族の健康状態も改善されたと思います。
Q. お金を借りるとき、どんな気持ちでしたか?返済が遅れるのではないかと、最初はとても不安でした。
Q. 日本に対してどんなイメージをお持ちですか?日本人はとても寛容だと思います。シェムリアップで“TERAKOYA”と呼ばれるアンコール寺子屋プロジェクトで、手工芸品を作るための技術指導だけではなく、製品を販売する支援もしてくれました。“TERAKOYA”のおかげで、カンボジアの人々はとても助かっています。
Q. 夢はありますか?日本の支援を受けて、自分の手工芸品を輸出して、海外でもカンボジアの製品が見られるようになりたいです。----------------------------
技術の向上と、原材料を調達するための資金の確保が、Soさんの生活水準の向上につながる鍵になりました。
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動画コレクション2012年10月5日 13:30
【必見動画】マイクロファイナンス機関で働くスタッフの声。現場の思い
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マイクロファイナンス貧困削減投資ファンドの投資先のひとつである、カンボジアのマイクロファイナンス機関「セイラニティ」で働くスタッフ、サンバスさんの声です。現場の思いが伝わる動画を、是非ご覧ください。実は、この動画を撮影した日から半年後、サンバスさんは来日しました。年に一度開催される、認定NPO法人Living in Peace主催のマイクロファイナンスフォーラムでスピーチを行いました。今年12月は、マイクロビジネスアワードの企画として、なんとカンボジアから、マイクロファイナンス機関の顧客を日本に招きます!!!これは日本初の試みとなります。どうぞお楽しみに。マイクロファイナンス貧困削減投資ファンドでは、このように遠い国でも、投資家の皆様と現地の方々が繋がりをもてるようなイベントを開催しています。====================-------マイクロファイナンスストラップのご購入はこちら↓-------
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現地訪問記2012年10月2日 13:50
【マイクロファイナンス機関の顧客】 返済遅延のケース
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カンボジアのマイクロファイナンス機関セイラニティの顧客をご紹介いたします。セイラニティは、マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド「カンボジア3」の投資先です。
セイラニティの場合、約99%の顧客は、借り入れたお金を期日通りに返済できていますが、残り約1%の方々は期日通りに返済することができていません。今回の「顧客のストーリー」では、その約1%の方へ着目をし、返済が滞ってしまった顧客へインタビューをしてみました。マイクロファイナンスは、ビジネスを行う意志のある方々へ機会を提供しますが、貧困削減のための万能薬ではありません。しかし、私たちにとって銀行が必要不可欠なのと同じようにカンボジアの貧困層の方々にとってもマイクロファイナンス機関は必要不可欠です。
【Chuobさんへインタビュー】------------------年齢:50歳性別:女性家族構成:7人(夫・娘3人・息子2人)職業:農業------------------
------------------------ローンについて回数:2回目の借入種類:個人ローン金額:600ドル借入期間:12ヶ月業種:農業------------------------
Q. なぜローンの返済が滞ってしまったのでしょう。Chuobさん:セイラニティのポリシーに問題があったとは思いません。雨季のせいで、育てていた大豆がだめになってしまい、借入金額のうち220ドルの返済が遅れてしまっています。
Q. セイラニティはChuobさんや他の顧客に対してどんなサポートをしてきましたか。セイラニティ:私たちの顧客に対しては、一生懸命働くこと、より利益を出すことのできるビジネスに携わること、ひとつの収益源に頼らないように指導しています。Chuobさんのケースもひとつの作物に頼らず、他の作物を取り入れるべきだったかもしれません。
Q. Chuobさんは、現在どうしていますか。セイラニティ:Chuboさんは、自分の作物がだめになってしまったので、家族を離れてラタナ・キリ州に出稼ぎに行っています。労働者として収入を得ています。
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動画コレクション2012年10月1日 11:01
従来の開発援助とはどのようなところが違ってくるのですか?
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「マイクロファイナンス投資」が従来の開発援助と異なる点としては、主に次の3つがあります。
1.途上国を援助ではなくビジネスの相手としてみるマイクロファイナンスが途上国においてビジネスとして成立することから、日本からも寄付ではなく投資で、ビジネスとして関わることが可能です。「ドナー(援助をする人)」と「レシピエント(援助を受ける人)」という関係から、一歩踏み出し、彼らの事業を信じて投資という形で自分のお金を託すことは、小さな一歩であっても、これまでの「援助」の世界から脱するという意味で、とても大きな前進です。
2.持続的な取組みが可能寄付をし続ける場合には、資金を拠出し続けなければなりません。しかし、投資の場合、元本を失う可能性もありますが、事業がうまくいき、資金が戻れば、その分配金を再投資することで、同じ元手でも繰り返し持続的な関与が可能です。資金の出し手と受け手の間で資金の流れが一方通行である寄付とは異なり、投資の場合には、資金は双方向に循環します。
3.直接投資による資金効率の高さ-出資金の94.5%が現地に届きます。従来の開発援助では、国際機関や政府機関、国際NGO等を介して間接的に支援するのが一般的でした。そうした場合、一般的には、納税者や寄付者が出した資金のどれぐらいが実際に現地のプロジェクトに使われるのか、明らかではなく、資金使途の内訳が不透明です。一方、私たちが企画するファンドの仕組みでは、日本からマイクロファイナンス機関に直接投資をすることができる為、資金の効率や透明性が高まります。現状では、ミュージックセキュリティーズの取扱手数料5.5%を控除した、実に94.5%が、投資先のマイクロファイナンス機関に送金されています。
(「カンボジアONE」の投資先・サミックのシェムリアップ支店。右は3人グループでお金を借りに来た女性たち)====================-------マイクロファイナンスストラップのご購入はこちら↓-------
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